司法書士の受験者数が2020年以降減少から増加に転じていくかも?

司法書士の受験者数が減少から増加に転じるかも?

おつかれさまです!司法書士の「よしと」(@yoshitoshikaku1)です。
よしと
よしと
司法書士試験の受験者数が減っているから将来が心配だ

そんな風に考えていませんか?

この記事では、司法書士の受験者数の今後について行政書士の受験者数の動向と比較して検討・考察します。

今後は司法書士の受験者数が減少から増加に転じていくかもしれません。

2020年以降司法書士の受験者数は減少から増加に転じる?

2020年度司法書士試験から7月の筆記試験は全国15会場に大幅減少します。

15会場の場所については「【要注意】2020年から司法書士試験の受験会場が全国15会場に」の記事を参考にしてください。

会場が減少する一番の理由は受験者数の減少です。

司法書士試験の受験者数は近年大幅に減少しています。

司法書士試験 受験者数
平成26年度(2014) 20,130人
平成27年度(2015) 17,920人
平成28年度(2016) 16,725人
平成29年度(2017) 15,440人
平成30年度(2018) 14,387人
平成31年度(2019) 13,683人

司法書士試験だけでなく、行政書士試験も受験者数は減少続きでした。しかし、2019年は行政書士試験の受験者数は増加に転じました。

行政書士試験 受験者数
平成26年度(2014) 48,869人
平成27年度(2015) 44,366人
平成28年度(2016) 41,053人
平成29年度(2017) 40,449人
平成30年度(2018) 39,105人
令和元年度(2019) 39,821人

行政書士試験の受験者数が増加した理由の1つには「副業への関心」があると思います。

終身雇用制度の崩壊などもあり、世間では副業への関心が急激に高まっています。

自分で0から事業を起こすのはとても難しいですから、資格を使ってなにか仕事をすると考えることは自然です。

そのため、行政書士試験を受けてみようと思った人が多くなったのではないかと考えます。

では司法書士試験は今後どうなるでしょうか?

行政書士受験者数が増えた結果、司法書士受験者数が増加する?

行政書士から司法書士への転身があるかも

「副業への関心」が高まっても、副業とするために司法書士を受ける人はおそらくあまりいないでしょう。

しかし、副業目当てで行政書士試験に合格した人の中には、副業行政書士が上手くいかない人が出てくることになると思われます。

なぜなら、副業に限らず行政書士の独立後3年以内の廃業率は9割とも言われ非常に高いからです。

一方、具体的な数字は出てきていませんが司法書士は世間一般の個人事業主の廃業率と比べても低いと言われています。

司法書士の廃業率が低いのは勉強や研修が業務に直結する、成年後見人の需要が高いなどの理由があるでしょう。行政書士に比べ営業力が無くても仕事がしやすい環境があると思います。

そのため「行政書士の知識を活かして司法書士を目指す」というパターンが今後増えてくる可能性があるんです。

副業行政書士で上手くいかなかった人が本業行政書士を目指すケースは考えにくいですが、本業司法書士を目指すことは十分考えられます。

「今の(本業の)会社にしがみついていてもこの先どうなるかわからない」という考え方が広まるほど、行政書士や宅建士を経由して司法書士を目指す流れは加速するのではないでしょうか?

もちろん2019年に行政書士の受験者数が増えたからと言って、2020年すぐに司法書士の受験者数が増えることはないと思います。

しかし、数年後はどうなるかわかりませんよ?

司法書士受験者数が増えるとどうなる?

近年の受験者数減少と逆のことが起こりますから

  • 合格率がまた微減していく
  • 大幅に増えれば試験会場も増える?

といったことが起こる可能性があります。

相対評価で合格者を出すことは変わりませんから、新規の受験者が増えるほど既存の受験者は知識がある分有利になっていくでしょう。

これから司法書士を目指そうか考えている人は、今から始めれば受験者数増加のときに合格しやすくなるかもしれません。

2020年以降司法書士の受験者数が減少から増加に転じるか?のまとめ

司法書士の受験者数は減少を続け、試験会場も全国15会場に減ることになっています。

しかし、同じく受験者数が減少していた行政書士は2019年受験者数増加に転じました。おそらく副業への関心が理由の1つとしてあると思われます。

行政書士を副業として始めて稼げるかと言われれば営業力が無ければかなり難しい状況です。

そのため、廃業率の低い司法書士を目指す流れになっていく可能性があります。

司法書士の受験者数が増加していった場合には、既存の受験者が有利な試験になっていくでしょう。

これから司法書士の勉強を始めるのであれば、受験者数が増加に転じたときに合格しやすい状況が作れるかもしれません。

関連記事:「司法書士試験受験者数の減少の理由を考察!【意外と問題ない?】」