司法書士になるには【なる方法・流れ・合格後】

司法書士になるには?司法書士試験
よしと
よしと

おつかれさまです!司法書士の「よしと」です。

司法書士ってどうやってなるんだろう?

そんな疑問はありませんか?

 

この記事では、司法書士になるにはどうすれば良いのかについて説明します。

合格後に司法書士になるまでの流れについても説明していきますよ。

 

司法書士になるには学歴も職歴も年齢も関係ありません。

誰でも法律の専門家を目指せるのが司法書士の良いところです!

 

理系学部から公務員を経て、現在は実際に司法書士として仕事をしている私が司法書士になるにはどうしたら良いか説明します。

スポンサーリンク

司法書士になるには。方法は2つ

司法書士になるには、資格保持者になって司法書士会に登録する必要があります。

 

司法書士の資格保持者になるには以下の2つの方法があります。

  • 司法書士試験に合格する
  • 法務大臣の認定を受ける

方法1:試験に合格する

年に1度、7月の第1日曜日に司法書士試験の筆記試験が行われます。

筆記試験に合格した後に口述試験に合格すれば資格保持者となります。

 

司法書士試験の筆記試験の概要は以下のとおりです。

司法書士試験筆記試験

試験日毎年7月第1日曜日
試験科目午前の部

(択一)

憲法3問、民法20問、刑法3問、商法9問合計35問

105点

午後の部

(択一)

不動産登記法16問、商業登記法8問、民事訴訟法5問、民事執行法1問、民事保全法1問、供託法3問、司法書士法1問合計35問

105点

午後の部

(記述)

不動産登記法1問、商業登記法1問合計2問

70点

受験料8,000円
合格率受験者の3%~4%前後

司法書士試験の合格率や他資格との難易度の比較は以下に記事でしています。

関連記事:「【合格率4%から上昇中!】司法書士の難易度は?偏差値と合格率で比較!」

司法書士試験の合格に必要な点数、基準点の仕組みについては以下の記事で解説。

関連記事:「【合格点の攻略法を解析!】司法書士試験の配点・基準点の仕組み」

方法2:法務大臣の認定を受ける

裁判所事務官などの公務員であって、通算10年以上の実務経験がある方は、法務大臣の認定を受けることで司法書士となる資格を得ることができます。

  1. 裁判所事務官などの公務員試験に合格して採用される
  2. 10年以上勤務する
  3. 法務大臣の認定を受ける

という段階を踏まなければならないので、司法書士になることを目標とするのであれば遠回りな方法となります。

この制度は、定年退職者の一部を対象としているとも言われる制度であり「10年勤めれば司法書士になれる!」という制度ではないようです。

裁判所事務官の難易度も考えると、わざわざこの方法で司法書士を目指すメリットは無いでしょう。

 

このような筆記試験免除の制度については以下の記事で詳しく説明しています。

関連記事:「【新司法書士試験とは?】司法書士試験の免除制度【試験免除と筆記試験免除】」

 

スポンサーリンク

司法書士試験の流れ

司法書士になるまでの流れは以下の図のとおり。

司法書士になるまでの流れ

筆記試験からの流れについて説明していきます。

 

司法書士試験(筆記)から合格発表まで

司法書士になるには7月第一日曜日の筆記試験に合格する必要があります。

筆記試験の合格発表は例年9月末~10月初旬にかけて行われます。

 

筆記試験に合格するためには独学や予備校で勉強をしなければなりません。

この勉強が司法書士試験の最大の壁です。

 

勉強期間は早い人で1年ほど、多くの人は2年~5年ほど。合格者には10年かけたという人も普通にいる難関試験。

司法書士試験の勉強時間については以下の記事でまとめています。

関連記事:「【逆算して合格!】司法書士試験に必要な勉強時間と勉強法のポイント」

独学よりも予備校を使う方が勉強の効率は良く、短期合格はしやすくなります。

予備校は一般的に高額な費用がかかりますが、近年はWeb配信の利用などもあり、予備校にかかる1年の費用はおよそ10万円~50万円くらいと幅があります。

予備校選びのポイントや、費用の一覧比較は以下の記事をご覧ください。

関連記事:「【決定版】司法書士予備校比較のポイント!間違えない選び方ランキング」

 

口述試験・最終合格発表

筆記試験の合格発表があると、合格者はその2週間後くらいの10月中旬に口述試験があります。

 

司法書士になるには口述試験にも合格しなければなりませんが、口述試験は全く難しくありません。

基本的には「行けば受かる」と言われるくらいの試験。

口述試験については以下の記事で解説しています。

関連記事:「【司法書士】口述試験の合格率の実態。不合格はない?【口述対策】」

難関の筆記試験に合格した人であれば口述試験は100%受かりますので、司法書士になるには筆記試験の勉強をしっかりとするのが一番のポイント。

 

口述試験が終わると11月初旬に最終合格発表。

最終合格すれば晴れて司法書士の資格保持者となります。

この段階では「司法書士」ではありません。

 

合格した後

合格した後の手続きは、どれも必須ではありません。

しかし、有用なものが多いのでできるだけ参加したほうが良いでしょう。

合格した後の手続きの詳細については以下の記事で解説しています。

関連記事:「司法書士合格後の流れ【勤務・独立・法務部門タイプ別解説】」

司法書士試験 合格証書授与

試験の最終合格発表があると、11月初旬ごろ地方ごとに法務局で合格証書授与があります。

この時に「新人研修・特別研修の案内、申込方法」「司法書士登録の方法」が書かれた資料を受け取ります。

合格証書授与は出席必須ではありません。

授与式に参加できない場合、書類は郵送で送られてきます。

新人研修

司法書士試験に合格すると様々な新人研修を受けることができ、業務に役立つ知識を色々と覚えることができます。

 

新人研修には主催がそれぞれ違う以下のようなものがあります。

  • 中央研修(全国統一研修。8ブロックごとの会場で研修)
  • ブロック研修(全国8ブロックごとの研修)
  • 司法書士会研修(北海道4書士会+都府県書士回ごとの研修)
  • 配属研修(実際の事務所での研修)

 

配属研修は実際に配属先事務所で実務をする研修です。

司法書士会研修のオプションとして申込み可能な場合もあれば、司法書士会によっては司法書士登録のために配属研修を必須としていることもあるので所属したい司法書士会に確認しておきましょう。

 

これらの新人研修は参加が義務付けられているものではありませんが、

  • 同期合格者の知り合いを多く作れる
  • 実務に役立つことを色々と学べる

といったメリットがあるので可能な限り参加したほうが良いですよ。

 

研修にはそれぞれ以下の費用がかかりますので注意。

研修のための費用貸付制度もあります。

  • 中央研修43,200円
  • ブロック研修32,400円
  • 司法書士会研修32,400円ほど
研修費用貸付制度については、合格証書授与時にもらう書類一式の中に入っていたと思いますので利用を検討している人はチェックしましょう。

上記は2019年10月の消費増税前の研修費用ですので、これから研修を受講する場合は少し費用が異なる可能性があります。

 

新人研修では合格者同士で大量の名刺交換をするのが定番ですので、しっかり記憶に残る名刺を作っておきましょう。

関連記事:「司法書士新人研修の名刺のおすすめの作り方【印象アップ】」

 

特別研修・簡裁訴訟代理能力等認定考査

司法書士は簡裁訴訟代理能力等認定考査に合格することで、一部の裁判業務を行うことができるようになります。

 

簡裁訴訟代理能力等認定考査を受けるためには、特別研修を修了する必要があります。

特別研修は通常1月下旬~3月下旬にかけて行われます。

裁判業務として訴状を作成したりなど本格的な研修です。

  • 特別研修145,000円

上記は2019年10月の消費増税前の研修費用ですので、これから研修を受講する場合は少し費用が異なる可能性があります。

 

認定考査は6月第一日曜日に試験が行われます。

それまで勉強は必要ですが、司法書士試験に合格することに比べれば全然簡単ですよ。

関連記事:「認定司法書士になるには【認定を受けるまでの流れ】」

関連記事:「【司法書士】簡裁訴訟代理等能力認定考査をすぐ受けるべき4つの理由」

司法書士登録

司法書士になるには司法書士試験に合格するだけではダメです。

新人研修を受けても司法書士になったわけではありません。

 

司法書士になるには試験合格後に各司法書士会に司法書士登録をする必要があります。

 

登録費用など数万円がかかりますが、登録手続きさえすればあなたは晴れて司法書士です!

司法書士登録をする時期は決まっていないので、合格後すぐに登録しても良いですし、どこかの事務所で働いて数年後に登録する人もいます。

中には司法書士試験に合格して司法試験を目指すために登録をしない人も…。

司法書士試験に合格しなくても補助者として働くことはできます。

補助者として実務に触れながら司法書士の勉強をする人も多くいますよ。

関連記事:「司法書士と補助者の転職&求人情報を探す7つの方法【未経験でも】」

関連記事:「【未経験者】司法書士の転職エージェントで就職成功させるポイント」

司法書士になるには。まとめ

司法書士になるにはどういう流れが必要なのか確認できたでしょうか。

司法書士になるまでの流れ

一番の難関は筆記試験です。

それ以外は何も難しいことはありません。

 

司法書士になりたいと思ったら筆記試験対策をどうするかが問題です。

関連記事:「【決定版】司法書士予備校比較のポイント!間違えない選び方ランキング」

関連記事:「失敗しない安心の司法書士予備校おすすめ5選【初学者向け】」

司法書士は誰でも法律家が目指せる試験です。いつから始めても遅いことなんかありませんよ!

2020年11月最新!司法書士予備校 割引まとめ
詳細をチェック!
2020年11月最新!司法書士予備校 割引まとめ
詳細をチェック!