司法書士試験の前日にするべき3つのこと

司法書士試験の前日にすべき3つのこと 司法書士試験
よしと
よしと

おつかれさまです!資格ワン運営の司法書士「よしと」です。

司法書士試験の前日って何を勉強したら良いの?

前日はどんな勉強をすれば良い?

司法書士試験の当日に役立つ、前日のうちにしておいた方が良いことってある?

そんな風に思っていませんか?

この記事では、

  • 司法書士試験の前日にするべきこと
  • 司法書士試験前日の勉強の仕方
  • 司法書士試験前日の休み方
  • とある合格者の前日の過ごし方

といった内容を説明します。

真面目に勉強してきた人ほど当日は緊張すると思います。

試験当日に勉強の成果を発揮するためにも、前日はしっかり準備しておきましょう。

2020年から司法書士試験は全国15会場で筆記試験が行われますが、私はそれ以前から前日は会場近くに宿泊して試験に備えていました。

そんな前日を4回過ごして試験に合格した経験も元にしてお話しますよ。

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司法書士試験の前日にするべき3つのこと

司法書士試験の前日にするべきことは以下の3つです。

  • 当日の持ち物の準備と確認
  • しっかり休息する
  • 最後のまとめ勉強をする

この3つに共通する目的は、「試験当日に最高の状態で問題が解けること」です。

当日に慌ただしくならないよう、必要な持ち物は前日のうちにかばんにまとめておきましょう。

前日のうちに用意しておく持ち物の一覧は以下のとおり。

必須の持ち物 受験票
鉛筆(BかHB)
ボールペン(黒インク)
消しゴム
マスク
あると良い持ち物 検討用のペン
腕時計
ペットボトル飲料
必要に応じて用意する持ち物 ハンカチ
ポケットティッシュ
タオル

これをチェックリスト代わりに使って、用意し忘れたものがないか確認しましょう。

関連記事:「司法書士試験の持ち物は事前に準備!当日はゆっくり向かおう」

また、司法書士試験で使えるものは基本的に「司法書士試験受験案内書」に書かれているものに限られます。

指サックなど、試験に役立つものの使用が認められず試験中にトラブルになる可能性があるものを持ち込まないように気をつけましょう。

関連記事:「司法書士試験で置き時計・指サックなどは持ち込みできる?」

前日に用意する持ち物はこんなところですが、続いては受験生が気になる前日の勉強法についてです。

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司法書士試験前日の勉強法

司法書士試験の前日になってから、頑張って理解を深めようとしても無駄です。

そのため、前日の勉強は全体や苦手部分を見直す程度にしましょう。

前日に頑張って勉強しても頭が疲れて試験当日に響きます。

そのため、前日の勉強はあまり負荷をかけてはいけません。

直前期にまとめノートを作っている人は、前日はまとめノートを見直すくらいで良いです。

関連記事:「司法書士試験に合格するノートの作り方【勉強時間短縮】」

まとめノートを作るところまで行っていない!

という人も諦めることはありません。

メモを書き込んだり、重要部分をチェックしたテキストが手元にあるでしょうから、それを見直しましょう。

よう試験範囲全体をさらっと見直しできる教材があれば良いのです。

あなたに特に苦手な科目、苦手な分野があるのであれば、前日に苦手部分だけ丸暗記するつもりで何度も眺めてみるのも手です。

司法書士試験では丸暗記は効率が悪く、おすすめしない勉強法ですが、前日ともなれば話は別です。

最後の+0.5点にでもつながる可能性があるなら苦手部分は丸暗記してしまいましょう。

その際は字だけをひたすら読むのではなく、口に出して読んだり簡単な身振り手振りと一緒に暗記することで試験中に思い出しやすくなりますよ。

前日の勉強で一番大事なのは、勉強に根を詰めすぎて当日のパフォーマンスを落とさないようにすることです。

残念ながら実際のところ、前日にいくら勉強を頑張ってもそれ以前までの勉強以上に成果を上げることは不可能です。

勉強にかけてる時間が違うのだから当たり前ですよね。

でも、前日に一切勉強しないとそれはそれで精神的に落ち着かず、試験当日にも逆に悪影響が出てしまいます。

そのため、特別なことはせずに、いつもの勉強の延長で軽く流す程度に見直しをするのがおすすめです。

司法書士試験前日の休息法

当日に最高の状態で問題が解けるよう、司法書士試験前日はしっかりと休息を取りましょう。

休息を取るといっても、普段していない昼寝をすると夜眠れなくなり、当日の試験中に眠くなってしまう可能性があるのでやめましょう。

(夜勤など普段昼に起きていない人でなければ)いつもと同じように過ごして夜は少し早めに寝るのがおすすめです。

特別なことをして生活リズムを崩さないようにするのがポイントです。

普段は夜勤で働いており昼間に寝ている人であれば、昼に起きて夜寝る状態に体を整える必要はあります。

司法書士試験前日の夜はしっかり7~8時間くらい睡眠を取るようにしてください。

自分はショートスリーパーだ!という人もいるかもしれませんが、短時間睡眠は本人も気づかない内にパフォーマンスが低下するので禁物です。

夜早めに寝ようとしても、勉強のことや当日のことを考えるとなかなか眠れなくなることもありますが、それでも大丈夫です。

もちろんぐっすり眠れた方が良いのですが、人間は目を閉じて静かにじっとしているだけでも回復効果があります。

眠れなくてヤバイ!

と不安を感じずに、

あー眠れないのは緊張しているんだな。緊張するほど私は勉強頑張ってきたんだな。

と安心してリラックスするようにしてくださいね。

今回の司法書士試験に賭けてしっかり勉強をしてきた人ほど緊張してなかなか眠れなくなりますが、条件はみんな同じです。

しっかりと睡眠を取れるのが第一ですが、あまり休めなくても今まで勉強していた成果を発揮することはできます。

なかなか眠れないことに不安を感じて試験のパフォーマンスを落とさないようにしましょう。

とある合格者の前日の過ごし方【前泊】

私は4回司法書士試験を受けましたが、毎年試験会場近くに前泊していました。

前泊を選んだ理由は以下のとおり。

  • 当日朝の交通機関の乱れの影響を受けたくない
  • 当日朝に丸暗記する時間を少しでも増やしたい
  • 試験会場付近のコンビニの混雑に巻き込まれたくない

私は昔高校受験の朝に大雪や地震に見舞われて電車が止まり、非常に焦って試験会場に到着した経験があります。

司法書士試験は夏場ですから大雪は無いですが、地震は起こる可能性があります。

司法書士試験は朝から夕方までかかる試験であるため、試験開始時間を遅らせるという対応もしてくれるか分かりません。

1年かそれ以上勉強してきたなら、万全の状態で試験を受けるための保険として会場近くに前泊しても良いとは思えないでしょうか?

関連記事:「【司法書士試験】受験地・場所の書き方と決め方【宿泊予約も】」

実際に私の前日の過ごし方の流れは以下のとおり。

午後3時に試験会場近くのホテルにチェックイン。

午後6時くらいまでリラックスしながらまとめノートを見直し。

気分転換にコンビニに夜ご飯と朝ご飯を買いに出かける。

部屋に戻って夜ご飯を食べ、またまとめノートを眺める。

午後9時くらいにシャワーを浴びて、スマホチェックやまとめノートで勉強。

午後10時くらいにはベッドに入って寝る。

(朝6時にタイマーをセット)

思ったよりも勉強しているようにも見えますが、直前期は6時間くらい勉強していたので、それに比べると少し控えめです。

また、勉強方法もまとめノートをしっかりと読み込むわけではなく、軽く

よしと
よしと

そうそう、こんなのあったよね

という気楽な感じで眺めていました。

あくまでそれまでの生活リズムを崩さないために勉強しているといった感じです。

「練習は本番のように、本番は練習のように」

なんて言葉もあるように、いつもの力が発揮できるように整えていくのが大事だと思います。

司法書士試験の前日にするべきことまとめ

司法書士試験の前日にするべきことは以下の3つ。

  • 当日の持ち物の準備と確認
  • しっかり休息する
  • 最後のまとめ勉強をする

持ち物は以下のチェックリストを見て忘れ物がないように確認しましょう。

必須の持ち物 受験票
鉛筆(BかHB)
ボールペン(黒インク)
消しゴム
あると良い持ち物 検討用のペン
腕時計
ペットボトル飲料
必要に応じて用意する持ち物 ハンカチ
ポケットティッシュ
タオル
マスク

司法書士試験前日の段階で頑張って勉強しても疲れてしまうので悪影響です。

まとめノートや書き込んだテキストなどで全範囲を見直すくらいがおすすめ。

前日はしっかり休むことが大事ですが、普段しない昼寝をして生活リズムを崩さないように気をつけましょう。

夜は7~8時間眠るようにすれば万全です。

なかなか眠れなくても心配せず、静かに目を閉じているだけでも十分効果があります。

試験会場が遠い人はもちろん、当日朝に行ける範囲の人でも当日朝を有効に活用するために試験会場近くに前泊するのも手です。

これまでの勉強を無駄にしないためにも、万難を排して試験会場近くに前泊するのも保険として良いと思います。

関連記事:「【司法書士試験】受験地・場所の書き方と決め方【宿泊予約も】」

前日に気にすべきことは非常にシンプルです。

「当日に最高の状態で試験を受けられること」

これだけ守れれば大丈夫、あとは当日に勉強の成果を出すだけです!

関連記事:「2023年度司法書士試験の日程まとめ【令和5年度の試験日はいつ?】」

関連記事:「司法書士の新人研修は働きながら受けられる?合格後の流れ【勤務・独立】」

記事の執筆者
司法書士
よしと

元公務員の司法書士。
司法書士は4年、行政書士は4ヵ月で合格。
現在は埼玉県で司法書士として開業中。
司法書士試験に合格して人生が変わり結婚、2児の父に。
昔はRPG→SLG→格ゲー→オンゲーと色々ゲームしてたり、動画作ったりしてました。

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