
おつかれさまです!資格ワン運営の司法書士「よしと」です。

司法書士事務所や法務部門の求人を探すのに転職エージェントを使ってみようかと思ったけど、あまり良くない評判を目にしてしまって止めようかなと考えている。
転職エージェントってそれでも利用した方が良いの?
転職エージェントを使うときに気をつけることってある?
そんな風に思っていませんか?
この記事では司法書士事務所や企業の法務部門の転職エージェントについて以下の内容を説明します。
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私自身も複数の司法書士事務所の面接を受けて、補助者として勤務をしてその後独立しました。
その経験からあなたの望む働き方ができるようになるための、転職エージェントの上手な使い方、事前に知っておきたいことなどを説明していきます。
転職エージェントについて1から分かりやすく解説しているので、 「私はおすすめの転職エージェントがまず知りたいんだ!」という人は以下からおすすめに飛べます。 |
未経験者が(司法書士の)転職エージェントを使うべき理由
未経験者ほど転職エージェントを利用した方が条件の良い司法書士事務所に採用されやすくなります。
また、企業の法務部を目指す場合も転職エージェントを利用した方が就職・転職の難易度を下げることができます。
なぜなら、1人で就職・転職活動をすると以下の7つのデメリットがあるからです。
1人で就職・転職活動をするデメリット |
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就職・転職活動の事前の準備から、採用に直結する部分、さらに採用後の待遇まであらゆる場面に影響があります。
特に1人で活動していると年収交渉とか、労働条件の交渉とか無理ゲーですよね。
例えるならば、司法書士試験を予備校にガイドしてもらいながら勉強するのと、独学で挑むのと同じくらいには違います。
しかも、転職には独学のような「鉄板のテキスト」は存在しないので全てあなたが手探りで探すしかありません。
あなたの希望に合う事務所(企業)に就職・転職するためには、優秀な転職エージェントとあなたが協力なタッグを組んで活動するのが一番楽なのです。
しかし、

転職エージェントがしつこい、役に立たない、騙された!
なんて評判を耳にしたことがある人も多いでしょう。
残念ながら転職エージェントも「ピンキリ」。
いまいちな転職エージェントにカモにされることなく、あなたが転職エージェントを上手に使いこなすことが重要です。
そのために、事前に転職エージェントについて知っておくべきことを説明します。
司法書士の転職エージェントで知っておくべき7つのこと
転職エージェントについて知っておけば相手の意図が分かり、言いなりで流されて不本意な転職活動をすることはなくなります。
転職エージェントについて事前に知っておくべきことは以下の7つです。
転職エージェント利用前に知っておくべきポイント |
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それぞれ詳しく説明していきます。
転職エージェントの収益システム
転職エージェントは転職希望者を事務所・企業に採用してもらうことで事務所・企業から成功報酬をもらうことができます。
まず転職エージェントがどのような流れで報酬をもらうことになるのか、順を追って確認していきます。
事務所や企業が

新しい人材が欲しい!
と思った場合、「直接採用」と「紹介採用」の2つの方法があります。
2つの方法の具体的な中身は以下のとおり。
事務所や企業が人を採用する方法 | |
「直接採用」 |
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「紹介採用」 |
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司法書士事務所や企業が人を採用しようと思ったとき、一番費用がかかるのは「転職サイトに広告を出す」「転職エージェントに紹介してもらう」の2つです。
そして、転職エージェントを使った場合、採用に関係する3者には以下のようなメリットがあります。
関係3者のそれぞれのメリット | |
転職希望者 | エージェントのサポートを0円で受けながら転職活動ができる。 |
司法書士事務所 企業 | エージェントが選んで紹介してくれるのでミスマッチが減り、優秀な人を雇いやすい。広告よりも採用コストが見積もりやすく、採用が無い間は費用もかからない。 |
転職エージェント | 転職希望者が採用されたら、採用者の年収の30~35%ほどを事務所・企業から成功報酬としてもらえる。 |
転職希望者にとっては以下のような大きいメリットがあります。
転職希望者の大きなメリット |
転職エージェントで求人募集をする事務所・企業は、お金があり儲かっている優良なところが多い |
採用のコストが高いため、本当に優秀な人が欲しいと思っている、採用にコストをかけられるほどお金がある事務所・企業でなければ、わざわざ転職エージェントを利用しません。
そのため、とりあえず無料で求人募集ができるハローワークよりも採用の本気度が高く、優良な事務所・企業が多くなっているんです。
しかし、転職希望者にとって以下のような大きいデメリットもあります。
転職希望者の大きなデメリット |
良くない転職エージェントは、とにかくどこかにむりやり転職させて成功報酬をもらいたがる。 |
まずこの大きなメリットと大きなデメリットを頭に入れておけば、転職エージェントの意図を読みやすくなりますよ。
どんどん増えてどんどん潰れている
会社規模が小さく、転職を急かしてくる転職エージェントは要注意です。
転職エージェントは「有料職業紹介事業」にあたるため、厚生労働省の許可を受けなければ業務をすることができません。
そして、厚生労働省の「平成30年度 職業紹介事業報告書」によると、許可を受けている有料職業紹介事業所は約23,000箇所もあります。
有料職業紹介事業所の推移 | |
年度 | 事業所数 |
平成26年度 | 17,893 |
平成27年度 | 18,457 |
平成28年度 | 19,355 |
平成29年度 | 20,783 |
平成30年度 | 22,977 |
転職エージェントのような人材紹介業は初期費用をあまりかけず少人数でも始められるため、事業所が大幅に増えていますが、競争も激しくなりどんどん潰れています。
それでも全体として事業所は増加が続き、競争は激しくなるばかりです。

転職エージェントの競争が激しいのが、転職希望者にとって何の関係があるの?
と思う人もいるかもしれませんが、関係大アリです!
競争が激しく潰れそうな転職エージェントが増えるほど、

会社を潰さず給料をもらうために、とにかく速攻で転職させまくる!
という自転車操業状態の強引な転職エージェントも増えることになります。
そういった転職エージェントが悪目立ちして

転職エージェントがしつこい、役に立たない、騙された!
という評判を生み出しています。
そのため、転職エージェントの会社規模はエージェントの質を判断する1つの基準になるのです。
ポイント |
潰れそうな転職エージェントほど、押しが強く早く転職させようとしてくるので要注意。 会社規模がある転職エージェントの方がサービスの安定度が高い。 |
転職エージェントが「楽」な転職プラン
「やりがい」を理由に転職を進めてくる転職エージェントの言うことは素直に聞かないようにしましょう。
実際に転職エージェントを利用して、担当者に勧められる求人情報は以下の3種類です。
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使えない転職エージェントがおすすめしてくるのはもちろん「年収・キャリアがダウンする転職」です。
なぜなら、一番楽で採用率も高いため、少ない労力でお金がもらえるからです。
「年収・キャリアがダウンする転職」をすると損をするのは転職希望者だけ。
年収・キャリアダウン転職の損得 | ||
司法書士事務所・企業 | 得 | 能力の高い人を安く使える&採用コストも低くなる |
転職エージェント | 得 | 楽に報酬ゲット |
転職希望者 | 損 | 高めてきた能力を安く買い叩かれ、使い潰される |
逆に、使えない転職エージェントが一番やりたがらないのが「年収・キャリアがアップする転職」。
転職希望者の年収が上がるようにエージェントが労力をかけても、他の転職プランよりも採用率が低く成功報酬をもらうのが難しくなるからです。
そのため、タダ働きになる可能性がある年収アッププランよりも、手抜きできる年収ダウンプランの数をこなそうとします。
年収ダウンプランを勧めてくる転職エージェントは

あなたの能力が求められている

事務所・企業があなたを幹部候補として採用したいと考えている

将来性がある良い事務所・企業です

お金以上の価値がありますよ
など、典型的なやりがい搾取のような言葉を使います。
このような直接あなたのためにならないような言葉を多用する転職エージェントは

(あぁ、この転職エージェントは役立たない方のエージェントだな)
と判断して言いなりにならないようにしましょう。
ポイント |
「年収・キャリアがダウンする転職」をやりがい搾取の言葉で勧めてくる転職エージェントの言うことは聞いてはいけない。 |
転職エージェント会社の2つのスタンス
転職エージェントは「使い捨て型」を避け、「育成型」のところと付き合うようにしましょう。
転職エージェントは
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などの得意分野の違いによる特色だけでなく、転職希望者に対するスタンスにも違いがあります。
転職エージェントの転職希望者に対するスタンスは大きく分けて以下の2つ。
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使い捨て型は、とにかく多くの転職希望者にアタックして強引にでも転職させてしまえば良いというスタンス。
とにかく数で勝負して稼ごうとするので、転職希望者1人1人への対応はいい加減になりがち。
当然、希望条件に合わないなど転職に失敗する危険性が高くなります。
一方の育成型は、転職希望者の能力・キャリア・信頼関係をじっくり育てていくスタンスです。
年収・キャリアがアップする転職には転職エージェントに大きな労力が必要になりますが、じっくり育成して転職を成功させたならどうなるでしょうか?
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というように長期的な視点で転職希望者が増えることが見込めます。
しかも、優秀な転職者の周りは同じくらいレベルの高い人が多いですから、ただの転職希望者が増えるのではなく「優秀な転職希望者」が増えるので結果的に、
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という好循環が生まれます。
このようなことが分かっているので、育成型というスタンスが成り立つわけです。
転職希望者にとっては、「使い捨て型」と「育成型」であれば断然「育成型」の転職エージェントが良いですよね。
「育成型」のスタンス + あなたの希望する業界が得意な転職エージェント
この組み合わせが最強です。
ポイント |
長期的な視点で転職希望者にじっくり向き合ってくれる「育成型」スタンス&希望業界に強みがある という転職エージェントがベスト。 |
担当者のタイプ
転職エージェントを利用するときは、担当者のタイプと自分の性質が合っているかも非常に重要。
求人情報をぶん投げてくるだけの担当者は相手にしないようにしましょう。
転職エージェントの担当者には「使い捨て型」「育成型」の2つのスタンスをさらに細かくした担当者毎のタイプがあります。
転職エージェントの担当者のタイプ | |
「使い捨て型」 | 大量の求人情報を送ってくるぶん投げタイプ |
「育成型」 | 話を引き出してくれるカウンセリングタイプ |
情報をたくさんくれるアドバイスタイプ | |
経験や知識から結論を示してくれるコンサルティングタイプ |
転職希望者に向き合うつもりがあまりない「使い捨て型」の転職エージェントは、転職希望者の条件に合いそうな求人情報をとにかく数多く送ってくるだけになるので、はっきり言って転職エージェントを使うメリットが受けられません。
一方、「育成型」の転職エージェントでも転職希望者の得意な育成方針は担当者によって違います。
そのため、あなたの性質と担当者のタイプが合うかどうかがポイントになるのです。
例えば、
やりたいことを話しながら自分の希望条件を整理していきたい人は | 聞き上手で話を上手く引き出してくれるカウンセリングタイプの担当者が最適 |
事務所・企業の詳しい情報や業界の情報を教えてもらって自分で決めたい人は | 1人では調べにくい詳しい情報をたくさんくれるアドバイスタイプの担当者が最適 |
転職活動の方針に悩んでいて、理想のゴールまで導いて欲しい人は | 豊富な経験と知識から、その人に合った結論を提示してくれるコンサルティングタイプの担当者が最適 |
といった感じです。
これはどのタイプが優れているとかではなく、タイプが合うかどうかという問題です。

転職エージェントが役に立たなかった
という人は担当者とのタイプが合っていなかったのが理由であることも多いです。
あなたが転職エージェントに何をして欲しいのかを積極的に伝えて、あなたが望む対応がしてもらえるよう転職エージェントをコントロールしていくという意識を持ちましょう。
ちなみに、「ぶん投げタイプ」の担当者は転職希望者のために動くという意識に乏しいので、コントロールしようと考えるよりも付き合いをやめる方が早いです。
ポイント |
担当者の育成タイプとあなたの性質が一致すると良い転職活動ができる。 あなたが何をして欲しいのかを積極的に発信して、望む対応をゲットしよう。 求人情報「ぶん投げタイプ」は改善させるより、付き合いをやめた方が良い。 |
年齢による転職難易度の変化
転職希望者の年齢が上がるほど転職は難しくなりますが、40代でも転職の難易度は昔ほど高くはありません。
20代であれば転職はしやすく、40代にもなれば転職はかなり難しいというのが昔からの定説。
しかし、この定説も時代とともに大きく変化しています。
平成30年4月の厚生労働省「雇用を取り巻く環境と諸課題について」によると、
2000年から2016年にかけて、特に35歳~44歳の転職者数は大幅に増加している、とまとめられています。
35歳~44歳の転職者数が実際にどれだけいたかと言うと、
35歳~44歳の転職者数の推移 | |
2000年 | 67万人 |
2016年 | 106万人 |
と実に1.58倍にも増えています。
このように、以前と比べれば30代、40代でも就職・転職はしやすくなっています。
同じような能力の人がいれば、若い人の方が有利というのは変わりません。
年齢を重ねるほど転職は難しくなること自体は同じで、難易度の上がり方がゆるやかになっているだけということはきちんと意識しておきましょう。
企業の法務部門ではなく、司法書士事務所に限って言えば、30代はもちろん40代以上の就職・転職の難易度はさらに下がります。
2019年(令和1年)の司法書士試験の合格者の平均年齢は40歳まで上がりました。
そのため、司法書士事務所に就職・転職しようとする人は40歳前後が一番多いのです。
20代は大幅有利、30代はやや有利、40代でも普通に就職・転職できる。
これが現在の司法書士業界のスタンダードになってきています。
ポイント |
年齢が上がるほど転職は難しくなる。 しかし、昔よりは遥かに難易度は下がっている。 さらに司法書士業界に限れば40代の就職・転職が一番多いくらい。 |
転職の鍵は「能力」と「パーソナリティ」
転職活動で内定をもらうための鍵は「能力」と「パーソナリティ」の2つ。
この2つをあなたが理解していれば、
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という利点があります。
司法書士事務所や企業が

この人はいいな。この人を採用したい。
と思う基準は大きく分けると「能力」と「パーソナリティ」の2つです。
一般財団法人日本職業協会のキャリアカウンセリングの記事によると、職業の適合性は以下のように細分化されます。
職業的適合性→ | 能力→ | 適正→ | 知能(=頭の回転の良さ) | |
空間知覚 | ||||
知能の早さ・正確さ(=仕事の早さ) | ||||
精神運動機能(=集中力や感情の起伏) | ||||
未開発のもの | ||||
技量→ | 学習(=学歴・所有資格) | |||
技能(=職歴) | ||||
パーソナリティ→ | 適応→ | 欲求 | ||
特質 | ||||
価値観 | ||||
興味 | ||||
態度 |

あーなんか難しそうー分からんー
となりそうな表なので、具体的に簡単にまとめて説明しますね。
転職希望者を採用するかどうか判断は以下のような手順で進みます。
- 書類審査で「能力」の一部として学歴・職歴・所有資格などがチェックされる。
- 面接で「能力」を確かめるために、頭の回転の早さや集中力などがチェックされる。
- 面接までで「能力」を示せれば「パーソナリティ」の価値観・興味・態度などがチェックされ、採用側とマッチすれば採用!
いくら「能力」が高くても、

ちょっと一緒には働きたくない
と思われてしまったら採用にはなりません。
優秀な転職エージェントは転職希望者が採用されるためには、このような要素が必要なことを学んで理解しているため、あなたの弱点を補うためのアドバイスをしてくれます。
例えば、

○○さんは職歴や資格のアピールは十分にできてるので、面接で将来やりたい仕事についてより具体的にアピールしましょう!
といった感じですね。
「能力」は十分だから、「パーソナリティ」をもっと高めて採用の最後の一押しをしよう、と考えてアドバイスしているわけです。
このように、転職エージェントがどの部分についてアドバイスをしているのかが分かれば、あなたもアドバイスも活かしやすくなります。
アドバイスが的外れな転職エージェントを見極めるのにも役立ちますよ。
ポイント |
採用されるのに必要な「能力」と「パーソナリティ」の理論の概要を知っておけば、転職エージェントのアドバイスを活かしやすい。 役に立たないアドバイスをする転職エージェントの見極めもできる。 |
未経験者におすすめする転職エージェント
法務部門であなたの望むキャリアを作る、あるいはあなたが望む経験が積める司法書士事務所に入るには、ここまで説明してきたような知識を使って
転職エージェントに流されず、転職エージェントを逆に使いこなす能力
を身につけることが必要です。
私的には、司法書士事務所に強い、法務部門に強いといった得意分野の合う転職エージェントから複数社を使い、転職エージェントの対応を比較しながらあなたに役立つエージェントを見極めて、付き合って行くのが最良だと主張します。
併せて
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という転職エージェントを専門分野別、おすすめ順に紹介していきますので、参考にしてみてください。
司法書士事務所への転職
経験者、未経験者問わず司法書士の就職・転職のほか、司法書士事務所の補助者の就職・転職も多く扱っています。
そのため、司法書士試験合格者だけでなく、受験生も利用しやすいです。
司法書士事務所に強い転職エージェントとその特徴は以下のとおり。
司法書士事務所に強い転職エージェント(おすすめ順) | |
リーガルジョブボード | 全国幅広く求人情報があり、件数も多め(求人が無い県もある) 担当者がそれぞれTwitterアカウントを持っているなど、情報発信にも積極的。
運営会社のサイトでは代表取締役以下、コンサルタント全員の写真も掲載している。 運営会社WILLCOは2012年設立で、医療・法律の2分野での人材サービス業が主軸。 |
メンターエージェント | 司法書士特化の転職エージェントとしては老舗。求人情報の件数も割と多く、東京、神奈川、千葉、埼玉の事務所が中心。 運営会社の株式会社コンサルティング・ファームは1991年設立(当時有限会社)で、ソフトウェアの開発販売、情報処理技術者の人材派遣のほか、司法書士業界の転職エージェント業をしている。 |
リーガルブライト | 東京近辺のほかは地方の主要都市の情報が中心だが、公開求人情報は他より少なめ。 アルバイト・パートの紹介もしている。 運営会社の株式会社リーガルブライトは2007年設立で、司法書士事務所の転職エージェント業のほか、事業承継(M&A)やIT化など司法書士事務所の総合コンサルタント業務をしている。 |
SACT | 東京近辺のほかは地方の主要都市の情報が中心。公開求人情報は少なめ。 士業専門の転職エージェントだが、サイト掲載されているコンサルタントは公認会計士、税理士が多め。 運営会社の株式会社SACTは2015年設立の新興企業。士業の転職エージェント業のほか、事業承継(M&A)や開業のコンサルタント業務をしている。 |
法務部門への転職
企業の法務部門で働きたいと考えているなら、以下のような転職エージェントがおすすめです。
法務部門に強い、法務部門も含む転職エージェント(おすすめ順) | |
![]() | 法務部門と士業の転職の両方に強い。求人情報は関東、東海、関西の主要都市が中心。 20代の若手から30代以降まで幅広い年代に対応できる転職エージェント。 運営会社の株式会社MS-Japanは1990年設立で1995年から人材紹介業を始めた老舗で安定感あり。一部上場企業。 |
マイナビエージェント ![]() | 幅広い業種、幅広い年代に対応した総合型の大手転職エージェント。 コンサルタントの質も平均以上に高く、他と比較する上での基準にもなる。 運営会社の株式会社マイナビは1973年設立。人材派遣事業は1998年からスタートし、事業を分割してマイナビエージェントが誕生。その後吸収合併がされて現在に至る。就職・転職に限らず幅広い業務を行う大企業。 |
30代40代50代のハイクラス転職、管理部門(法務部門含む)に強い転職エージェント。 特にエージェントの質が高いことで評判なため、30代以上・法務部門希望なら利用して損はない。 運営会社のジェイエイシーリクルートメントは1988年に人材紹介事業のために設立された、老舗中の老舗。そのため、長期的視点でじっくり転職希望者と付き合うことに定評がある。 |
未経験者が司法書士の転職エージェントで就職成功させるポイントまとめ
未経験者が条件の良い司法書士事務所に就職・転職したいと考えるなら、転職エージェントを有効活用するのが近道です。
転職エージェントを使わず1人で就職・転職活動をするデメリットは以下のとおり。
1人で就職・転職活動をするデメリット |
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しかし、転職エージェントの悪い評判を耳にするのも事実。
そのため、転職エージェントを利用する前に以下のポイントを抑えておきましょう。
転職エージェント利用前に知っておくべきポイント |
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こうした知識を持っておくと、転職エージェントの発言・対応のウラにある意図が分かるため、
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といったメリットがあります。
転職エージェントは色々とありますが、
司法書士事務所に強い「リーガルジョブボード |
士業&法務部門にも強い「MS Agent」 エージェントサービスの質が高い「マイナビエージェント |
の3社は登録しておくのがおすすめです。
なぜなら、
「リーガルジョブボード」は司法書士事務所の求人情報が一番多く、会社の体制もオープンで信用しやすい。 |
「MS-Japan」は法務部門だけでなく司法書士事務所の求人情報もあり、司法書士以外にも資格を活かせる仕事が探せる。転職エージェント歴も長い。 |
「マイナビエージェント」と「JAC Recruitment」は転職業界でもエージェントサービスの質が良いという評判で、あなたの希望に合う求人を探せるのはもちろん、他のエージェントサービスの担当者の質を判断する基準にもなる。 |
からです。
転職エージェントは今すぐ転職するつもりがなくても、将来のキャリアについて相談することもできます。
司法書士試験に合格した人はもちろん、勉強中の方も自分が合格後にどのように仕事をしていけるのかより具体的にイメージする手助けになるでしょう。
人間は平等に年齢を重ね続けますので、転職活動の難易度は今後も上がり続けていきます。
そのため、早くから転職の準備を進めておく方が有利です。
しっかりと知識を持ち、行動に移していけばあなたが望む働き方が一歩、また一歩と近づいていきますよ!
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