
おつかれさまです!資格ワン運営の司法書士「よしと」です。

司法書士を受けたいけど、スタディングの安さは魅力的。
でも、スタディングで本当に合格できるのかな?
色々と不安な点もあるんだけど大丈夫?
そんな風に思っていないでしょうか。
スタディングの司法書士講座は択一式と記述式の両方が学べる総合コースが99,000円で、費用が大手予備校の約20%である格安講座です。
その代わり、講義時間は大手予備校の半分以下だったり、質問制度が無かったりするため不安を感じる面があるのは事実。
そのため、実際に4年間で司法書士試験に合格している私が、
「スタディング事業部 講座開発チーム 工藤様」に受験生目線でズケズケといろんな質問をぶつけてきました。
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結構攻めた質問をしてきましたので、スタディングが司法書士の勉強をするのにアリかどうか判断するヒントにしてください。
- Q1.どうやってスタディングの司法書士講座が生まれた?
- Q2.ぶっちゃけスタディングの強みってどこ?
- Q3.全部入りで99,000円は安すぎない?内容が不十分では?
- Q4.スタディングの価格設定は独学者を意識している?
- Q5.スタディングは質問制度が無いけど大丈夫?
- Q6.講座の改善は定期的に行われている?
- Q7.スタディングの講義は実務とリンクしている?
- Q8.スタディングの挫折対策は?
- Q9.中上級者向け講座はやらないんですか?
- Q10.更新版はぶっちゃけ採算とれてますか?
- Q11.司法書士講座の受講生は増えてますか?
- Q12.(なるべく遠回りに質問)受講生の合格率は?
- Q13.スタディング司法書士講座の今後は?
- スタディング利用するかの判断・安く申し込む方法
Q1.どうやってスタディングの司法書士講座が生まれた?

いきなりド失礼な質問はできないので、始まりっぽい質問から・・・

スタディングの司法書士講座は価格や機能面が他社の通信講座と大きく異なっています。
スタディング司法書士講座はどのような想い、理念から生まれたのでしょうか?

工藤 様
スタディングの司法書士講座は、
主任講師の山田講師の
「現状を変えたい受験生を応援したい」という想いと、
「正しい方法で最後まで勉強を続けられれば合格できる試験」
であるという理念をもとに、
- 山田講師の短期合格法 と
- スタディングの学習システム
が融合して誕生しました。

工藤 様
山田講師は、スタディングで講師を務めるまでに、司法書士試験の受験指導に携わる中で、働きながら勉強をなさっている方々の苦労を多く見てこられました。
その中で、多くの受験生が共通して苦労されているのは「時間が無い」ということです。
忙しい人にも、あきらめずに合格を目指していただきたいということを山田講師が模索される中で、スタディングと出会い、スタディングの司法書士講座が開発されることとなりました。

山田講師が描く短期合格法は、スタディングのシステムを使えば実現できる!というのが講座スタートの地点ということだったんですね。
- 受験生共通の悩みは「時間がない」こと
- 正しい勉強を続けられれば司法書士試験は合格できる
- だから時間が無くても勉強しやすいスタディングのシステムで司法書士講座が誕生した
Q2.ぶっちゃけスタディングの強みってどこ?

スタディングが他社には負けないと自負している強みはどのようなものですか。

工藤 様
司法書士試験を徹底的に分析し、
「短期合格者の勉強方法を仕組み化」したカリキュラムです。
価格面で注目をいただくことが多いですが、学習内容面でも、他に負けないものを開発していると自負しています。

講師や受講生といった属人性の高い要素よりも、「仕組み化」を重視しているのはIT企業っぽい感じ。
話はさらに「仕組み化」の中身に進みます。

工藤 様
司法書士試験に短期間で合格される方には、
インプット学習を行った後、すぐに該当範囲のアウトプット学習(問題・過去問練習)を早めに始めているという学習傾向があります。
勉強を進めながら
①講義を聴く
②問題練習
③過去問練習
ということを着実に繰り返して、ただ知識を覚えるのではなく、問題練習を通じて「使える知識」まで昇華させているのです。
ただ、従来の一般的な司法書士講座では、インプット講座が中心に受講できるものが多く、アウトプットは後回しになっていたという方も多かったのではないかと思います。

確かに今までの予備校は講義はやるけど、過去問は各自のペースで解くのが普通だった。
時間が足りなくて「とりあえず次の講義を受けなきゃ!」って講義だけ受け続ける状態になりがちなのよね。
1年目、2年目の私は実際そんな感じだったなぁ。

工藤 様
そこで、スタディングでは、短期合格者の学習傾向をもとに、
①(各単元ごとに)講義を聴く
②問題練習
③(一定の範囲を学んだら)過去問練習
で、アウトプットを重視しながら効率的な順番で学べるカリキュラムをご用意しました。
インプット学習で終わるのではなく、一問一答の練習問題やすぐにアウトプット学習まで行うことができる学習サイクルです。

普通の予備校だと講義を受けてても、どこまで過去問演習すれば良いのかよく分からなくて、後回しにしちゃうんだよね。
ここまで講義を聞いたら、この問題をやれ!って指定されているのは確かに勉強しやすい。

工藤 様
さらに、
- 各基本講座の要点を集約し、時短で復習できる「要点暗記ツール」
- 記述式の雛形をマスターするために、事例を通じて雛形を覚えることができる「記述式雛形暗記ツール」
といった教材もご用意しています。
ただ復習するのではなく、要点をつかみやすくする工夫や、雛形を覚えるための工夫を取り組むことで、学びやすさをアップさせています。
初めて学ぶ方だけでなく、勉強方法でお悩みの方にも、学習の効率化にお役立ていただけるのではないかと思います。

短期合格者の勉強法を、カリキュラムとして再現したのがスタディングということか。
このカリキュラムを図にまとめると以下のような感じ。
- スタディングは「短期合格者の勉強法を仕組み化」して再現している
- 短期合格者はインプット後にすぐアウトプット学習している
- そのため、スタディングは講義後に、問題演習・過去問演習・暗記ツールなどで復習するカリキュラムになっている

さらに、講義のボリュームが少ないと言われていることに話が及びます。

工藤 様
また、インプット学習は、合格に必要なアウトプットから逆算して、必要最小限のものとすることで、アウトプット学習を重視した学習サイクルを回しやすくなっています。
司法書士試験の勉強というと、
あれもこれもたくさん覚えなければならない・・・。
講義時間が長ければ長いほど、テキストは厚ければ厚いほどよい・・・。
と思われがちです。

ぶっちゃけ私も受験生当時、長時間講義・分厚いテキストのほうが良いと思ってた。

工藤 様
しかし、試験に出題される可能性が極めて低い知識まで追求しすぎると、本来覚えるべき頻出事項の学習の時間を割かなればなりません。
相対評価の司法書士試験に合格するためには、難問や奇問に対応する力よりも、手を拡げすぎて疎かになりがちな頻出問題が重要。
他の受験生が失点する中で、確実に得点を重ねて合格点を取るカリキュラムが強みです。

試験に良くでる頻出問題を100%にするのは司法書士試験のド定番攻略法ですね。

工藤 様
知識は、ただ覚えていれば良いというものではなく、
極論すれば、
- 100のボンヤリ知識 より
- 50のカッチリした知識
を身につけるのが短期合格の秘訣です。
広く薄くではなく、アウトプットに必要な知識を密度高く学ぶ、
その知識を確実にアウトプットできる「使える知識」を身につけるための講座にこだわって講座を開発しています。

アウトプット重視だからこそ、インプットは必要最低限だけを「100%正解できるカッチリ知識」を目指す。
これがスタディング流の戦略というわけだ。
労力をかけて上位合格を目指さず、必要な合格点を取ることだけを合理的に求めた戦略ですね。
- インプット講義は合格の必要最低限に厳選
- 必要最低限の頻出分野をカッチリ知識にするのが合格の最短ルート
- だから、必須の頻出分野を徹底的にインプット&アウトプットするカリキュラムにした
Q3.全部入りで99,000円は安すぎない?内容が不十分では?

少しずつ切り込んでいきます。

スタディングの司法書士総合コースは99,000円と
10万円を切っています。
これは受験生当時、大手予備校に通っていた私には驚きの安さです。
しかし、受験生の中には「安すぎて怪しい」「安いから中身が不十分」と思う人もいるようです。
大幅なコストカットによって実現できた講座価格だと思いますが、
具体的にコストカットした部分と、受験生のためにあえてコストをかけている部分について教えて下さい。

工藤 様
スタディングの安さの秘密は、従来の一般的な資格学校でかかっていた「合格に関係ない事にかかるコスト」を極限まで削減したことにあります。
例えば、教室や大量の講師陣を確保する費用等です。
オンライン講座ですので、大人数を収容する教室は必要ありませんし、講師を大量に確保しなくても、優秀な講師がいれば、いつでも、どこでも、質の高い講義を全国の方に受講していただけます。
反対にコストをかけているところとしては、「合格するのに重要なコスト」です。
動画講座やテキスト、問題集等は、講座の合格目標とする年度の試験にあわせて、毎年改訂を行い、さらにブラッシュアップを行っています。より良い講座を提供するためには欠かすことができないところです。
また、学習を効率化する学習システムは、学びやすさにつながる部分ですので、あえてコストをかけているところといえます。

講師数を増やさないのもコストカットの1つだったんだ。
同じ格安路線でも、講師をどんどん増やしているアガルートとは完全に別方向の考え方だなぁ。
だから、スタディングが最安講座であり続けているということか。
- 教室・大量の講師陣といった固定費は合格に不要なためカット。業界最高レベルの講師と教材品質に投資している
- 講義・テキスト・問題集、学習システムは合格に重要なのでコストをかける
- コストも徹底的に合理化することで、99,000円に価格を抑えている

工藤 様
「合格に関係ない事にかかるコスト」を大幅に削減し、
「合格するのに重要なコスト」に資源を集中することで、
より良い講座を提供できるように努めています。
Q4.スタディングの価格設定は独学者を意識している?

司法書士試験は試験科目が多く、独学の人気テキストや過去問を揃えるだけでも8万円前後かかってしまいます。
スタディングの司法書士総合コースが99,000円というのは、やはり独学者を意識されているのでしょうか。

工藤 様
費用の面から司法書士試験の勉強することをあきらめていたような方にも、是非お役立て頂きたいと考えています。
独学で挫折されたご経験のある方、独学で不安を感じている方々にも、効率よく合格を目指すための選択肢の一つとしてご検討いただければ幸いです。

山田講師の
「現状を変えたい受験生を応援したい」という想いと、
「正しい方法で最後まで勉強を続けられれば合格できる試験」
であるという理念がここにも現れた形ですね。
- 費用を理由に司法書士をあきらめていた人を応援したい
- 独学の挫折、独学の不安を解消する選択肢の1つにしてほしい
Q5.スタディングは質問制度が無いけど大丈夫?

段々と聞きにくい内容にシフトしていきます。

スタディングの司法書士講座は質問機能がありません。
質問できないことが不安という人もいますが、質問ができなくても合格できるよう、どのような工夫や受講生のサポートがされていますか。

工藤 様
わからない、知りたいと思ったことがあったときのために「AI検索」をご用意しています。
スタディングの司法書士講座の
- 動画講座
- テキスト
- 練習問題
- 過去問 など
の学習コンテンツの中から最適なコンテンツを提示し疑問にお答えできるようにしています。

なるほど。
私は分からないことは自分で調べる派だったけど、調べ方が分からない人のほうが世の中には多い。
だから、自分で調べるのを「AI検索」でサポートするってわけだ。
これ、コスト(人件費)カットにも一役買っていますね。
- スタディングには質問制度がない
- 代わりに「AI検索」で最適なコンテンツを表示してくれる
- 人力で回答するコストをカットして、低価格で講座を提供している
Q6.講座の改善は定期的に行われている?

スタディングの何年か前の講義動画では条文番号が明記されてないものが多く、勉強しづらいという意見もありました。
翌年にはそれらの点も改善されていましたが、受講生の意見を取り入れた改善は定期的に行われているのでしょうか。

工藤 様
動画での条文番号の記載は講座開講時から改善した点です。
スマートフォンでの学習では、動画の画面の情報量が増えすぎないようにすることも大切と考え、開講時のビデオ講座では条文番号をあえて記載していませんでした。
ただ、スタディングのビデオ講座はテキストを広げなくても学習できるように構成している分、ビデオでの学習時も、根拠となる条文番号を確認しておきたいというご要望をいただいておりました。
そこで、より学習いただきやすいように、ビデオ講座でも適宜、条文番号を記載するように改善いたしました。
スタディングでは、毎年、講座をご受講の皆様にアンケートを実施しています。その中でのご要望を新しい学習機能の参考にさせていただいております。

毎年受講生の要望はチェックして取り入れるべきものは取り入れるという方針なのね。
講義内容はもちろんだけど、学習機能の改善にも役立っているとは。

工藤 様
例えば、現在は多くの受講生にご支持をいただいている「横断復習機能」もそのようなご要望から誕生した機能です。
もともと、スタディングの問題機能には、間違えた問題のみの復習機能はあったのですが、科目や分野で細かく区切られた単位ごとに復習する機能でした。
ただ、試験直前期などは、間違えた問題をまとめて復習したいというご要望も多くいただいておりました。
そこで、より効率良く復習できる機能として、科目を横断的に復習できる「横断復習機能」をご用意しました。

私は自分でまとめノートを作って、間違えた問題をまとめて復習していたけど、直前期のまとめ復習も機能として搭載されているのは便利そうだなぁ。
そういう細かい改善点は、受講生の意見を聴いたからこそ生まれた機能ですよね。

工藤 様
今後も受講者様のご意見は大切にしていきたいと考えております。
- 条文番号の記載など、講義動画も要望を聞きながら毎年改善
- 受講生の意見は講義内容だけでなく、学習機能の改善にも役立っている
- これからも受講生の意見は活かしていきたい
Q7.スタディングの講義は実務とリンクしている?

多くの受験生は司法書士試験合格後は司法書士業務を行いたいと考えていると思います。
スタディング司法書士講座の山田講師は実務家としても活躍中ですが、スタディングの講義は試験合格のためであることはもちろんとして、実務とのリンクも意識した講義をされているのでしょうか。

工藤 様
司法書士試験は「実務家登用試験」とも呼ばれることがあり、法律系の国家試験の中では比較的実務色の濃い試験といわれています。
ただ、実務色が濃い分、不動産登記法や商業登記法といった実務的な科目はイメージしにくいという方も多いのではないかと思います。
スタディングの司法書士講座では、特にこのような科目では実務をイメージしながら学習することが大切であると考えています。
講義で実務に関する話を適宜交えることで受講者の皆様に登記に関する手続きをイメージしていただきやすいように工夫しています。

補助者でもない限り、実務ってイメージしにくい。
受験生当時の私もそうでした。
試験範囲が広く、内容も深い司法書士試験だからこそ、実際の手続きをイメージしながら勉強したほうが記憶に定着しやすいですよね。
- 司法書士試験は実務色が濃い
- 特に登記法の実務イメージができる受験生は少数派
- 講義で実務に関する話を交えて、登記手続きをイメージしやすいようにしている
Q8.スタディングの挫折対策は?

初学者向けの司法書士試験講座は9割の人が途中で挫折してしまうと山田講師もおっしゃられています。
私自身も1人の合格者としてそのように思うのですが、スタディング司法書士講座の受講生が途中で挫折しないよう力を入れている、勉強が続けやすい工夫について教えて下さい。

工藤 様
途中で挫折する原因の一つに勉強を習慣化できていないということが挙げられます。
勉強することに慣れていないと、毎日勉強の勉強が一大イベントです。一大イベントのままでは、毎回「さあ、やるぞ」という決心が必要です。ただ、それでは勉強が続きません。
スタディングでは、まずこの勉強を始めるハードルを下げることが大切だと考えています。

司法書士試験の合否を分けるのはこの「勉強の習慣化」。
私も毎日勉強がようやく身についた4年目に合格しています。

工藤 様
(勉強を始めるハードルを下げる工夫としては)
まずは、スマートフォンでも気軽に学べるという点です。
勉強というとどうしても机に座って行うものと考えてしまいがちですが、スマートフォンで、いつでも、どこでも始めることができ、気軽に勉強していただけると思います。

机に向かう勉強でも、ついスマホを触ってしまうというのはあるある。
だからこそ、スマホ自体が勉強ツールになっているのは勉強のハードル下げに一役買ってくれそう。

工藤 様
また、ビデオ講座1講座は20分~30分前後、さらに1動画を5分~10分前後に区切っているため、スキマ時間でも受講しやすくなっています。
例えば仕事を終えてから、1回分に2時間、3時間の講義を受けるというのは大変ですが、短時間で区切られている分、気軽に始めていただけるのではないかと思います。

私も昔は、忙しくてまとまった勉強時間が取れないから「勉強は明日まとめてやろう」とよくサボってましたね。
ただ必要なことを講義するだけでなく、受講生の立場から勉強の始めやすさを考えた講座になっている点はグッド。

工藤 様
さらに、前述(Q2.)の
①(各単元ごとに)講義を聴く
②問題練習
③(一定の範囲を学んだら)過去問練習
というサイクルで学習できることも学習を継続しやすい仕組みのひとつです。
目標を短く区切ったスモールステップで、達成感を味わいながら学ぶことができます。

その時のやる気(モチベーション)だけで毎日勉強を続けるのって本当に無理ゲーだから、細かく達成感という飴があるのって勉強継続に地味に役立つのよね。
山田講師が挫折割合について語るだけあって、スタディングは挫折対策にはかなり力を入れている感じ。
- 司法書士試験は初学者講座を受けた人の9割が途中で挫折
- 挫折・勉強が続かない原因は、毎日の勉強を始めるハードルが高いから
- スマホですぐ学べる・1講義が短時間・細かい達成感の積み重ね、などスタディングは毎日の勉強を始めるハードルを下げる工夫をしている
Q9.中上級者向け講座はやらないんですか?

多くの予備校は初学者向け講座と中上級者向け講座を開講していますが、スタディングは初学者も中上級者も単一コースが提供されています。
初学者向けと中上級者向けで講座を分けないのはどのような理由があるのでしょうか?
初学者と中上級者で異なるスタディング活用法を想定されていたら、活用法についても教えて下さい。

工藤 様
どんな方であっても合格に必要な学習範囲は同じです。
スタディングは合格に必要なメリハリを考え抜いた「必要十分にして最小限のカリキュラム」にこだわっており、初級者から中上級者まで対応しています。

確かに中上級者向け講座があっても勉強内容が本質的に違うわけじゃない。
必要な内容が同じなら、必要最小限で効率的なカリキュラムが1つあればOKという方針なわけだ。

工藤 様
合格者の勉強方法を研究すると、合格の核となる知識を繰り返し学習することで、精度の高い知識を身につけている傾向が見受けられます。
短期間で合格されている方と、受験を何度か経験して合格された方との主な違いは、そのサイクルを短期間でこなすことができたか否かではないかと考えています。

私が合格した年も、直前期だけでも全範囲を10周近くまわしてたので、「短期間で繰り返し学習」というのは合格の定番勉強法ですよね。
ここからは、初学者と中上級者の講座活用法について答えていただきました。

工藤 様
初級者の方には、学習フローの順番を参考にして進めていただきたいと思います。
また、中上級者の方は、初めから問題練習を重視していただくことで、問題練習を通じて効率よく知識を吸収していただけるのではないかと思います。

初学者は講座の指示通りに勉強すればOK。
中上級者は基本的な理解はできているはずだから、効率的な問題練習を重視することで「使える知識」化を進めると。
暗記ツール、必要な問題演習、問題演習の順番など「豊富なアウトプット」がカリキュラムに含まれているスタディングならではの活用法ですね。
「テキストや講義をしっかり勉強したけど、過去問や答練などの問題練習があまりできていなかった」という中上級者には特に有益そうな感じ。
インプットにも不安がある中上級者なら、講義の分かっている部分は3倍速再生、苦手部分は等倍再生と使い分けるとさらに時短で勉強できますね。
- 合格に必要な知識は初学者も中上級者も同じ
- 初学者はカリキュラム通りに勉強、中上級者は問題練習を重視するのがオススメ
- カリキュラムに講義(インプット)から問題練習等(アウトプット)まで全て含まれているため、中上級者向けに講座を分ける必要がない
Q10.更新版はぶっちゃけ採算とれてますか?

スタディングは再受講の割引率もとても高く、総合コースの更新版は32,890円(67%割引)となっています。
通常の総合コースも含めてかなり安いと感じるのですが、ぶっちゃけ採算は取れているのでしょうか。
突然、司法書士講座の提供が終了なんてことにはならないでしょうか。

工藤 様
「突然」というのはお約束できませんが、できる限り更新版の価格は低価格であることを維持していきたいと考えております。
司法書士試験は難関試験であることから、高額な講座や教材の費用負担が続き、途中であきらめてしまわれる受験生も少なくないと考えられます。
スタディングでは、多くの受講生の皆様に司法書士試験合格という目標を達成していただきたいと考えております。
多少の価格変更はあるかもしれませんが、学習を継続するための費用の負担が少なくなるよう更新版の価格は低価格であることを維持できるように努めていきたいです。

やはり、更新版はぶっちゃけ儲かる商品ではなさそう。
それでも、勉強を続けて受講生が合格できれば、受講生にとってもスタディングにとっても良いというWIN-WINを目指して頑張っている感じがありますね。
ともあれ今後値上げされる可能性もありうるので、早期に試験に合格しておくに越したことはなさそう。
- 2年目以降の「更新版」は可能な限り低価格を維持したい
- 費用を理由に勉強を諦める人を減らし、試験に合格してほしい
Q11.司法書士講座の受講生は増えてますか?

近年司法書士試験の受験者数は減少が続いていますが、スタディング司法書士講座の合格者数は毎年増加しています。
スタディングの司法書士講座の受講者数はこの受験者減少下でも増加中なのでしょうか。

工藤 様
IR情報にございます通り全体受講者数は累計で14万人を突破。お陰様で司法書士講座も着実に伸びています。

スタディング全体だけじゃなく、司法書士講座も伸びているのね。だから講義を毎年改訂したり、新機能を追加したりといったことを継続できるわけだ。
Q12.(なるべく遠回りに質問)受講生の合格率は?

スタディングの合格率は?とストレートに質問しても回答不能だろうから、受講生の試験結果アンケートから探ってみたい。

スタディングを検討される方の一番の関心事はやはり「スタディングで司法書士試験に合格できるのか」だと思います。
全ての受講生の試験結果を正確に知ることは難しいでしょうが、
試験結果アンケートはどのくらいの有効回答率が得られていますか?

工藤 様
大変うれしいことにスタディングで司法書士試験に合格されている方も増えています。
スタディングの司法書士講座を受講して一発合格されたという喜びの声もいただいております。合格者の声は公式サイトをご参照いただけましたら幸いです。

うーん、この聞き方でも新しい周辺情報は引き出せなかったな。
でもここ数年スタディングの合格者が増えているのは事実なんですよね。
スタディングの「合格者の声」は
- 2019年は2人追加
- 2020年は5人追加
- 2021年は8人追加
- 2022年は10人追加
となっており、司法書士試験の受験者数が減るなか、合格者を順調に増やし続けています。
Q13.スタディング司法書士講座の今後は?

スタディングは司法書士試験のオンライン通信講座の中で着実に実績を伸ばしている印象があります。
より受験生に選ばれる通信講座としてどのような点に力を入れていきたいか今後の展望をお聞かせ下さい。

工藤 様
忙しい方が受験される方が多い司法書士試験の学習では、やはり、いかに効率よく学習できるかが合格のカギになるのではないかと思います。
そのため、より一層アウトプットを意識した講座づくりをしていきたいと考えております。
合格するためには、やはり問題を解いて得点できる実力を身につけていくことが大切です。
これまで以上に自然に問題練習に進んでいただき、コース全体で、得点するための「「使える知識」を身につけるための講座」という点には、こだわっていきたいと考えています。

アウトプットを重視した講座づくりで実績を伸ばしてきたスタディング。
私流に勝手にまとめさせていただきますと、
今後もさらに最短で合格レベルを目指すカリキュラムの強みを伸ばし、受講生が「短期合格者がやっていたインプット・アウトプット」を追体験できるような講座を目指していくという感じでしょうか。
今日はたくさんの質問にご回答いただきありがとうございました!
スタディング利用するかの判断・安く申し込む方法
スタディングのアウトプットは過去問のほか、暗記ツールや問題横断復習機能など他通信講座には見られない機能が多くあります。
色々な機能があることは良いことですが、あなたがそれを上手に活用して司法書士試験に合格できるかはまた別の話。
これらの機能は無料体験できるので、一度体験してあなたに合うかどうかを確認してからスタディングの検討をしましょう。
また、スタディングをなるべく安く利用したいと考えるのであれば、
(私個人調べで)スタディングには
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などがあります。
複数の割引クーポンの併用は不可ですが、割引クーポンと定額割引キャンペーンの併用は可のことも。
司法書士試験合格を目指す場合、勉強時間はいくらあっても足りないため割引のタイミングを待つよりも、その時点で利用できる割引制度をフル活用してすぐに勉強を始めたほうが得策。
1年合格が早まれば結果的に時間もお金も得ですからね。