おつかれさまです!行政書士&司法書士、ダブル合格している司法書士「よしと」です。
行政書士試験の合格に必要な勉強時間ってどのくらい?
法律の勉強をしたことがない場合の必要勉強時間は?
今から勉強を始めても行政書士試験に間に合う?
具体的に1日何時間の勉強をすれば良い?
そんな風に思っていませんか?
私はしばらく法律学習してない状態からおよそ4ヶ月勉強して行政書士試験に合格しました。
行政書士になるために必要な勉強時間は人によって違いが大きく、短時間で合格する人もいれば、数年学習を続けて合格する人も珍しくありません。
そのためこの記事では、
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について解説します。
この記事を読むことで、行政書士試験の合格に必要な勉強時間の目安、勉強を進めるペース、短時間でも勉強効率を上げるコツがわかり、あなたが行政書士試験合格のためにどのように勉強をすれば良いのかのヒントになります。
先に結論をまとめておくと、
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となります。
より詳細なパターン別解説は記事内でしていきます。
必要な勉強時間は、あなたの学習経験、学習環境、1日に何時間勉強できるか、などによって変わってきます。
あなたの必要勉強時間を短時間で把握したいなら、無料受講相談を利用して、プロに目安や学習スケジュールを教えてもらうのが効率的です。
行政書士試験合格に必要な勉強時間
行政書士試験の合格に必要な勉強時間の目安をパターン別にまとめると以下のとおり。
勉強経験 |
勉強方法 |
必要勉強時間 |
法律初学者 |
予備校・通信講座を利用 |
600時間 |
法律初学者 |
独学 |
800時間~1000時間 |
法律学習経験者 |
予備校・通信講座を利用 |
100時間~400時間 |
法律学習経験者 |
独学 |
200時間~600時間 |
この4パターンについて、もう少し詳しく解説していきます。
法律初学者は600時間
今までに法律の勉強をしたことが無い人であっても、あなたに合った予備校や通信講座を使って勉強すれば、およそ600時間で行政書士合格レベルになることが可能です。
ほとんどの予備校・通信講座には学習未経験者向けの講座があるので、それらで勉強すればOK。
初学者向け講座の講義時間は予備校によって違い、70時間~300時間とかなり幅があります。
そのため、合計600時間勉強するなら、
講義時間 |
|
復習する時間 |
70時間 |
+ |
530時間 |
300時間 |
+ |
300時間 |
といったイメージ。
あなたが復習や自習をするのがあまり得意でなければ、講義時間がたっぷりある講座を選ぶのも一つの手です。
一般的には講義時間が長い講座ほど費用も高くなりがちですが、合格時に全額返金される講座もあるのでうまく活用すると良いでしょう。
初学者の独学なら1000時間は見積もっておく
今まで法律の勉強をしたことが無い人が独学しようとするとなら、800時間~1000時間ほどの勉強が必要になると見込んでおいたほうが無難です。
独学の場合、0から自分で理解しなければならないため、予備校・通信講座で講義を聴くよりもどうしても理解に時間がかかります。
また、行政書士試験の独学であればこれが圧倒的にNo.1!
と言えるほどの人気テキストも無く、独学合格者によって使用テキストや勉強方法が違うため、あなたに合うテキストや勉強法に出会えないとさらに理解に時間がかかる可能性があります。
詳細は後述しますが、自分に合う勉強法を見つけられない場合、1000時間勉強しても行政書士試験に不合格ということも割りと良くあります。
そのため、自分の得意な勉強法を確立していない初学者であれば、独学よりも通信講座等を利用するのがおすすめ。
もし、あなたが行政書士試験に独学で挑むのであれば、法律資格の大手予備校である伊藤塾が出版している「うかる!行政書士」シリーズを使うのが良いです。
その理由は
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など。
法律学習経験者なら100時間~で届く場合も
法学部出身であったり、他の法律資格の勉強をしていた人が通信講座等を使うなら、100時間~400時間ほどで行政書士試験に合格することも可能です。
資格ごとに科目の重複状況や難易度が異なるため、行政書士試験合格に必要な勉強時間の目安を資格ごとにまとめると以下のとおり。
勉強済み資格 |
必要勉強時間 |
司法試験・予備試験 |
100時間 |
司法書士試験 |
250時間 |
宅建士試験 |
400時間 |
法律学習経験者であれば、
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を利用しても十分に一発合格が目指せるでしょう。
ただし、より合格率が低い試験の合格者であっても行政書士試験をナメてかかると普通に不合格になります。
実際に、私の司法書士試験の同期合格者のうち、すぐに行政書士試験を受けた人の50%くらいは不合格になっています。
しっかりと勉強に取り組めば上記の目安勉強時間で合格できますが、手抜き勉強をすると不合格になるので油断しないでください。
経験者の独学でも200時間以上は欲しい
司法試験・予備試験・司法書士試験など、行政書士よりも合格率の低い試験の経験者であっても、独学するなら200時間~400時間くらいの勉強時間が必要になると見積もっておきましょう。
なぜなら、
|
だからです。
予備校・通信講座を使うのであれば上記の対策もしっかりとできますが、独学だと分かっている気になってスルーしがち。
特に一般知識は独特であり、予備試験の一般知識とは出題内容が全く異なります。
他資格の経験者が行政書士試験で不合格になるパターンの多くは「一般知識での足切り」。
そのため、経験者が独学する場合であっても、十分に時間をかけて一般知識対策をする必要があります。
初学者同様、独学に使うテキストは「うかる!行政書士」シリーズ(総合テキスト・総合問題集)がおすすめです。
- 初学者は通信講座利用なら600時間、独学なら800~1000時間くらい必要
- 経験者は学習状況次第で100~600時間必要
実際の合格者の勉強時間
一般論だけでなく、Twitter上で行政書士試験合格者の勉強時間を集計してみると以下のような結果に。
行政書士試験合格までの勉強時間(Twitter) |
|
勉強時間 |
人数 |
200時間 |
1人 |
400時間 |
1人 |
500時間 |
1人 |
600時間 |
2人 |
800時間 |
2人 |
1000時間 |
2人 |
1200時間 |
1人 |
1900時間 |
1人 |
2500時間 |
1人 |
2022年4月に「行政書士試験 合格 勉強時間」で検索し、合格者自身によるツイートだけを数年分集計。
初学者、法律学習経験者などの区別なくツイート全てを集計しています。
個人の能力や今までの勉強経験、自分に合った勉強方法ができていたかなどの要因があるため、200時間で合格した人もいれば2500時間かかったという人もいます。
この結果を円グラフにすると以下のとおり。
多くのデータは取れませんでしたが、それでも600時間~1000時間くらいが約50%で多数派。
この結果から見ると、世間一般で言われる「行政書士の必要勉強時間は600時間~1000時間」というのは平均としては合ってるイメージです。
ただし、必要勉強時間は個人差も大きいのも事実。
そのため、一定期間内に確実に合格したい事情があるのであれば、合格のノウハウを積み重ねている予備校・通信講座を使ったほうが良いでしょう。
- 行政書士試験の合格者の勉強時間は個人差が大きく、200時間~2500時間
- 一番多いのは600~1000時間
- (主に独学で)誤った勉強法だと大幅に勉強時間が必要になる可能性がある
- 平均・平均より早く合格するには、予備校等の合格ノウハウの活用が鍵
1日の勉強時間の目安
行政書士試験を受けるなら、1日2時間ほど勉強できると十分に合格が狙えます。
忙しさ別に1日の勉強時間の目安をまとめると以下のとおり。
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1日の勉強時間 |
専業受験生 |
6時間~ |
大学生・短時間勤務など |
2時間~6時間 (自由に使える時間による) |
フルタイム勤務・家事育児中など |
2時間~ (週15時間以上できると良い) |
あくまで目安にしか過ぎませんがこのくらい勉強して合格する人が多いです。
それぞれのパターンについてもう少し細かく解説していきます。
専業なら1日6時間~
行政書士試験だけに専念できる人であれば、毎日6時間勉強することで初学者から4ヶ月ほどで合格することも可能です。
専業受験生で1日6時間?もっと勉強できるんじゃないの?
と思う人もいますよね。
しかし、時間だけがあっても長時間勉強し続けるのは大変。(経験談)
仮に1日10時間勉強できても、翌日は疲れて4時間しか勉強できなかったら勉強効率は悪いです。
やる気や疲れで毎日の勉強時間を上下させないためにも、休憩をしっかり取りながら毎日6時間くらいコンスタントに勉強できるようになるほうが成績が伸びやすくなります。
毎日同じくらいの時間勉強したほうが、勉強を習慣化しやすいです。
勉強を習慣化した結果、長期的に勉強効率が良くなるという寸法。
もちろん、試験直前期になったら可能な限り勉強時間を増やしましょう。
比較的時間がある人なら1日2~6時間
アルバイト・パート勤務、大学生などで、ある程度勉強できる時間がある人なら、1日2時間~6時間くらいを目安に勉強しましょう。
勤務時間や大学での拘束時間は個人によって差が大きいので、
|
など、個人の事情によって最適な勉強時間は異なります。
大事なことは長時間勉強することではなく、毎日少しずつでも勉強を継続すること。
睡眠時間を削って勉強するなど、継続できない勉強時間の増やし方はしないようにしましょう。
フルタイム勤務の社会人なら1日2時間~
フルタイム勤務や、家事育児で忙しい人は、1日2時間勉強が目標です。
平日に2時間勉強するのが厳しい人なら、平日は1日1時間、休日は1日5時間など休日の勉強時間を増やすことで1日平均2時間にしてもOK。
忙しい平日は
・朝少し早起きして勉強 ・夜寝る前に勉強 |
など、ちょっとした隙間時間でも少しずつ勉強する習慣を身につけるのがポイント。
フルタイム勤務等で忙しい人は、1日単位ではなく、1週間単位で勉強スケジュールを組むと続けやすいです。
例えば、完全週休2日なら
平日2時間、休日5時間で週20時間勉強 |
→ |
隙間時間を活用できる人におすすめ |
平日3時間、休日5時間で週30時間勉強 |
→ |
定時上がり&隙間時間活用で頑張れる人なら可能なレベル |
平日1時間、休日5時間で週15時間勉強 |
→ |
平日ほとんど勉強できない人向け |
といった感じ。
週15時間勉強できれば行政書士試験に十分合格可能です。
- 時間があるなら1日6時間勉強できるとかなり良い
- 忙しい人は1日2時間勉強できれば合格可能
- 忙しい人は平日1時間・休日5時間勉強し、週15時間以上勉強できればOK
【今から間に合う?】行政書士試験の学習開始時期
合格に必要な勉強期間は大雑把に言えば、
|
という感じ。
行政書士試験の行われる10月を基準にすると合格見込み(初学者)は、
勉強開始時期 |
合格見込み |
10月 |
余裕をもったスケジュールで合格を目指せる |
11月 |
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12月 |
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1月 |
余裕は減るが十分に合格を目指せる |
2月 |
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3月 |
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4月 |
毎日勉強を継続できれば、まだまだ合格を目指せる。 |
5月 |
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6月 |
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7月 |
かなり頑張ればワンチャンはあるが、基本的には来年目標にしたほうが良い |
8月 |
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9月 |
来年に向けてゆったり勉強したほうが良い |
10月 |
といったイメージ。
法学部出身や他の法律資格の勉強をしていた人なら半年~3ヶ月ほどでの合格も可能です。
実際に、私は学習経験者(ブランク5年)でしたが4ヶ月ほどで合格しています。
もう少し具体的なパターン別に、勉強開始時期をまとめると以下のとおり。
学習経験 |
勉強方法 |
勉強時間 |
開始時期 |
初学者 |
予備校 (600時間勉強) |
1日6時間 |
~6月 |
週30時間 |
~5月 |
||
週20時間 |
~3月 |
||
週15時間 |
~1月 |
||
独学 (1000時間勉強) |
1日6時間 |
~4月 |
|
週30時間 |
~2月 |
||
週20時間 |
~10月 |
||
週15時間 |
~6月 |
||
予備試験 |
予備校 (100時間勉強) |
1日6時間 |
~9月 |
週30時間 |
~9月 |
||
週20時間 |
~9月 |
||
週15時間 |
~8月 |
||
独学 (200時間勉強) |
1日6時間 |
~8月 |
|
週30時間 |
~8月 |
||
週20時間 |
~7月 |
||
週15時間 |
~6月 |
||
司法書士試験 |
予備校 (250時間勉強) |
1日6時間 |
~8月 |
週30時間 |
~8月 |
||
週20時間 |
~7月 |
||
週15時間 |
~6月 |
||
独学 (400時間勉強) |
1日6時間 |
~7月 |
|
週30時間 |
~7月 |
||
週20時間 |
~5月 |
||
週15時間 |
~3月 |
||
宅建士試験 |
予備校 (400時間勉強) |
1日6時間 |
~7月 |
週30時間 |
~7月 |
||
週20時間 |
~5月 |
||
週15時間 |
~3月 |
||
独学 (600時間勉強) |
1日6時間 |
~6月 |
|
週30時間 |
~5月 |
||
週20時間 |
~3月 |
||
週15時間 |
~1月 |
例えば開始時期が「~6月」というのは、6月までに勉強を始めれば試験までに必要勉強時間を達成できるという意味です。
より早い時期から勉強を始められれば、途中で勉強をサボってしまっても挽回する余裕があります。
前述のとおり、行政書士試験の必要勉強時間には個人差が大きいため、上記の時期までに勉強を始めないと合格できないということではありません。
一般的・平均的に、このぐらいの時期に勉強を始めれば十分合格を目指せるという目安です。
無理な計画を立てるともう1年追加になる
行政書士試験は年1回、10月に実施されます。
さきほど挙げた勉強開始時期を過ぎて勉強をスタートしても、1ヶ月遅れくらいならあなたの頑張りで取り戻すことは十分可能です。
しかし、2ヶ月、3ヶ月と遅れているなら今回の行政書士試験は諦めて、最初から翌年の行政書士試験を目標にした講座を受講するほうが無難。
なぜなら、無理して短期間講座を受講してもあなたが勉強時間を確保できなければ合格できる可能性はかなり低く、翌年に向けて新たに講座を購入する必要があり、費用が2倍近くかかってしまうからです。
行政書士試験は180点以上取れれば全員合格するという絶対評価の試験なので、
まだ勉強は不十分だけど、受験したらワンチャン受かるかも
ということがあまり起こりません。
逆に、しっかりと勉強して準備すれば周りの成績に関係なく合格できる試験ですので、翌年に向けて時間をかけてじっくりと勉強するほうがベター。
あなたがすぐに行政書士にならなければならない理由があるのであれば、1日の勉強時間を増やす工夫をしましょう。
そのような理由がなければ、翌年の行政書士試験に向けてしっかりと勉強しましょう。
- 10ヶ月~1年の勉強期間があると余裕をもって勉強できる
- 勉強期間が半年くらいあれば、まだ合格を目指せる
- 半年未満しかない場合は、かなり頑張る必要があるので翌年合格を目指すのも手
科目別の勉強時間の配分
行政書士試験は科目ごとに出題数・配点が違うため、各科目を均等に勉強しても合格できません。
行政書士試験の科目の目安難易度と目安勉強時間を5段階でまとめると以下のとおり。
科目 |
難易度 (5段階) |
勉強時間 (5段階) |
基礎法学 |
3 |
1 |
憲法 |
4 |
4 |
行政法 |
3 |
5 |
民法 |
5 |
5 |
商法 |
4 |
2 |
政治・経済・社会 |
5 |
3 |
情報通信・個人情報保護 |
2 |
3 |
文章理解 |
1 |
2 |
憲法、行政法、民法といった配点が多い科目はしっかり時間をかけて勉強しましょう。
文章理解は短時間でコツを掴んで稼ぐ、商法は頻出分野だけ勉強して効率良く勉強するなど、科目に合わせた勉強法・時間配分が有効です。
短時間勉強でも行政書士試験に合格するコツ
行政書士試験に合格するためには、ただ勉強時間を増やすだけでなく、効率良く勉強することも重要。
勉強効率が悪いと合格までの勉強時間はもっと増えてしまいます。
実際に行政書士合格までに2500時間かかった人などは、効率良く勉強できなかった例と言えます。
一般的な必要勉強時間、あるいはそれより短時間勉強でも合格するための勉強のコツをまとめると以下のとおり。
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これらのコツの効果や理由についてもう少し詳しく解説していきます。
コツ1:短時間でも毎日勉強を続ける
忙しい日、疲れて勉強したくない日は15分だけでも勉強するなど、毎日短時間でも良いので勉強を続けるようにしましょう。
なぜなら、勉強は毎日続けたほうが覚えがよく、忘れにくくもなり効率が良いからです。
学生時代も、テスト前の一夜漬けで覚えた内容より毎日地道に勉強した内容を覚えている人のほうが多いはず。
資格試験の勉強でもそれは同じ。
しかし、行政書士試験は半年から1年かけて勉強するため、どうしても勉強をやる気がでない日があります。
そんなときは、
今日は15分だけ勉強する。
というように勉強するハードルを下げ、勉強を始めるようにしましょう。
人間は、実際に作業をやり始めるとやる気がわいてきます。
「やる気があるから勉強する」のではなく、
「勉強をし始めたらやる気がでてくる」のです。
このおかげで15分だけと思った勉強を1時間くらいまでできることも多くあります。
こういった毎日の積み重ねが勉強時間を増やすだけでなく、より覚えられる勉強につながります。
本当に疲れているときなどは、15分勉強してもやる気が出てこない場合もあります。
その場合は勉強するよりもしっかりと休むことのほうが重要な状態なので、勉強は切り上げて休むことに専念し、また翌日に15分勉強から始めてみましょう。
コツ2:講義の後はすぐに過去問演習
予備校・通信講座の講義を受けたら、その日か翌日にはテキストでの復習&過去問をやりましょう。
なぜなら、あまり間隔を空けずに同じ内容を繰り返し復習・勉強したほうが記憶への定着率が高く勉強効率が良いからです。
人間の記憶については「エビングハウスの忘却曲線」が有名でよく挙げられています。
しかし、この実験は無意味な字句の単純暗記で行われているため、一般的な勉強にも完全に当てはまると言えるものではありません。
それでも、人間が勉強したことを時間経過で忘れていく場合にも同じ傾向はあると言えるでしょう。
実際の勉強の流れは以下のとおり。
- 講義を受ける
- 講義でやった内容部分のテキストを開き、読みながら頭の中で講義を思い出す
- 講義でやった内容部分の過去問を解いて、間違えた部分はテキストを見直す
この手順で勉強することで、1日~2日の間に
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繰り返し勉強することができます。
同じ内容を何度も繰り返すこと、完全に忘れてしまう前に復習することで勉強したことを覚えやすくなるはずです。
コツ3:できるだけ短期集中で勉強
総勉強時間をできるだけ短くするためには、試験直前期にまとめて勉強時間を確保し、短期集中で勉強できるようにしましょう。
理屈はコツ1、コツ2と同じ。
つまり、試験直前期の短期間(2~3ヶ月)に毎日長時間勉強して記憶に定着させ、忘れる前に試験本番を迎えるということです。
勉強期間が長いほど、勉強しては忘れ、また勉強して思い出すということを繰り返して記憶を定着させることになります。
そのため、忘れてしまう時間をなるべくカットして試験に臨むために短期間に全範囲を繰り返し勉強しようという作戦です。
この勉強法は、これから行政書士試験の勉強を始める人はもちろん、既に勉強を始めている人も使えます。
既に勉強をしている人であれば、直前期に勉強時間をいつもより増やして繰り返し全範囲を復習すると忘れる前に試験本番を迎えられます。
- 15分でも良いので勉強を毎日続けることは勉強の習慣化、効率化に役立つ
- 講義を受けたらすぐ復習、すぐ過去問を解くことは、理解と定着に有効
- 試験直前数ヶ月で時間が確保できるなら、短期集中学習で全範囲を3周勉強する方法もアリ
行政書士試験合格に必要な勉強時間まとめ
法律初学者が行政書士試験に合格するのに必要な勉強時間は600時間~1000時間ほど。
実際の合格者の勉強時間を調べると200時間~2500時間と非常に幅広くなっていますが、多数派は600時間~1000時間になっています。
フルタイム勤務や家事育児でなかなか勉強時間が確保できない人でも、
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くらい勉強できれば、7ヶ月~10ヶ月くらいで必要勉強時間600時間(通信講座等利用)を達成できます。
このようにコツコツと勉強を続けていける人であれば、行政書士試験合格は現実的。
行政書士資格を取って独立したい!と考えている人は挑戦してみても良いでしょう。
平日に2時間、1時間でも勉強するのはきつい…もっと短時間の勉強で合格したい!
と考える人は、以下の3つコツを心がけてください。
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5~15分の短時間講義、豊富なスマホ学習ツールで復習できるスタディングはこの3つのコツを実践するのに向いているので、労力を最小限にして効率よく行政書士試験に合格したい人にはおすすめです。
\効率学習ツールで合格者増加中!/ スタディング行政書士講座 ※講義・スマホ問題集など無料で体験可能 |
予備校・通信講座15社の特徴や口コミを比較した記事もありますので是非参考にしてください。