
おつかれさまです!資格ワン運営の司法書士「よしと」です。

行政書士になるとどんな仕事ができるの?
行政書士試験ってどんな試験?難易度は高い?合格率は?
行政書士試験は独学で合格できる?
行政書士の予備校・通信講座ってどこが良いの?
そんな風に思っていませんか?
行政書士になるには「行政書士試験」に合格する必要があります。
独学も可能な試験ですが、予備校や通信講座を使ったほうが時間・お金・合格率の面でお得になる人がほとんど。
しかし、行政書士試験の予備校・通信講座は非常に多く、特徴や評判・口コミを調べるだけでもかなりの時間が。
通信講座探しに多く時間をかけるより、勉強に時間をかけたほうが合格しやすいのは言うまでもありません。
そのためこの記事では、行政書士や試験について
|
といったことをまとめて解説しています。
この記事を読むことで、行政書士と試験の概要のほか、短時間で予備校や通信講座の特徴や口コミ・評判が分かり、あなたに合う講座を選びやすくなります。
あなたが行政書士試験に合格したいと考えるなら、あなたに合った講座を選ぶことが最短ルート。
行政書士試験の合格に必要な勉強期間は4ヶ月~1年と言われ、人によってかかる時間が違います。
あなたがより効率良く勉強できる講座を選んで行政書士試験の短期合格をつかみ取りましょう。
ランキングの結論を先に言うと、
|
などの点からアガルートアカデミーがおすすめ通信講座1位です。
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行政書士とは
行政書士は「身近な法律家」「法律系資格のベース」と言われることがあります。
行政書士は国家資格であり、「○○行政書士事務所」などの名前で独立開業することができるのが大きな特徴です。
独立開業すれば、会社等を辞めて、あなたの頑張り次第で大きく稼いだり、ワーク・ライフ・バランスを考えた働き方をすることも可能になります。
行政書士はおおまかに説明すると
|
といった書類の作成をします。
また行政書士は
|
といった代理行為をすることもできます。
行政書士の具体的な仕事
もう少し具体的に行政書士の仕事・業務を挙げると以下のような感じ。
|
行政書士の業務範囲はとても広く、範囲内であれば弁護士法や司法書士法、社会保険労務士法など他の法律で制限されている業務以外は行えます。
このように行政書士の業務範囲はとても広いため、全ての業務範囲をカバーするというよりも、自分の専門分野を絞ったスペシャリストとして業務をする行政書士が多いのが特徴です。
行政書士の仕事・業務の解説についてはTAC行政書士講座さんがアップロードしている動画が分かりやすかったので載せておきます。
行政書士試験の概要
行政書士試験の概要をまとめると以下のとおり。
受験資格 | なし |
試験日 | 毎年11月 第2日曜日(年1回のみ) |
試験科目 |
|
合格点 | 300点満点中180点(6割) |
足切り点 | 「行政書士の業務に関し必要な法令等」244点中122点(5割) 「行政書士の業務に関連する一般知識等」56点中24点(約43%) |
受験料 | 10,400円(令和4年度から改定) |
合格率 | (平成23年度から令和3年度の11年間) 8.05~15.7% |
筆記試験のみですが、40字程度で解答する記述式の出題が「行政法」1問「民法」2問あります。
行政書士試験の
日程・願書・申し込み方法まとめ
行政書士試験は身近な法律家としての基礎能力を試す試験となっており、具体的な行政書士実務については出題されません。
そのため、合格後にどうやって実務を学んでいくのかも課題の1つです。
実務講座のある予備校については「行政書士の予備校・通信講座13社おすすめランキング」で後述します。
行政書士試験の独学難易度
行政書士試験の合格率は10%前後ですが、これは独学・予備校・通信講座の全てを含めた数字。
一般的に独学のほうが合格率は下がるため、独学はかなり頑張る必要あり。
行政書士講座を提供しているアガルートの記事によれば行政書士試験の合格に必要な勉強時間は以下のとおり。
必要な勉強時間 | |
法律初学者 (予備校利用) | 600時間
|
法律初学者 (独学) | 800~1000時間 |
独学での合格に800時間必要だとすると、
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で合格レベルまで勉強できます。
独学であってもしっかり勉強を続けられる人なら、努力次第でなんとかなりそうな感じ。
一方、予備校を利用して600時間勉強なら
|
で合格できることに。土日の勉強時間を少し増やすことができれば半年くらいでの合格も十分に狙えます。
このように、法律未学習から行政書士試験合格を目指すなら、予備校を使ったほうが勉強効率&継続性が高くなることから、難易度はかなり下がります。
法律学習経験者でもしっかり勉強しなければ行政書士試験は普通に落ちます。
実際に、私が合格率およそ4%の司法書士試験に合格したときの同期合格者の多くが7月~9月に勉強を始めて11月の行政書士試験を受けましたが、合格率はおよそ50%くらいでした。
法律学習経験者でも行政書士試験合格を目指すなら、
|
くらいの勉強は必要になるでしょう。
法律未学習者も経験者も、短期間で行政書士試験に確実に合格したいと考えるなら自分に合った予備校・通信講座を選ぶのがポイント。
続いては行政書士試験の予備校・通信講座について比較をしていきます。
行政書士の予備校・通信講座13社おすすめランキング
行政書士試験の講座を提供する予備校・通信講座はとても多いです。
私自身もどれかを受講しようと考えたため、どの予備校・通信講座が良いのか1ヶ月近くかけて徹底的にリサーチし、以下の8項目につき各10点満点で点数をつけました。
比較8項目 | 比較内容 |
1.費用・コスパ | 講座費用の安さ(定価で比較) 講義時間あたりの費用の安さ(=コスパ) |
2.講座内容・講義時間 | 答練・模試などのアウトプットを除いた、インプット講義時間の多さ |
3.Web通信・スマホ | Web通信での講義視聴機能の充実度 スマホで勉強しやすいか |
4.サポート制度 | 質問やスケジュールなどのサポート制度の充実度 |
5.合格実績 | 合格者数の多さや合格率の高さ |
6.行政書士実務 | 合格後に役立つ行政書士の実務が学べるか |
7.ステップアップ | 合格後に他の資格が学べるか 他資格を学ぶのに割引があるか |
8.特典制度 | 受講することでどのような特典を受けられるか (受講料返金やお祝い金など) |
これら8項目で点数をつけた行政書士の予備校・通信講座13社ランキングの結果が以下のとおり。
順位 | 予備校・通信講座 | 総合得点(80点満点) |
1位 | アガルートアカデミー | 69点 |
同率2位 | スタディング | 58点 |
同率2位 | 伊藤塾 | 58点 |
同率2位 | LEC東京リーガルマインド![]() | 58点 |
5位 | 資格の学校TAC | 57点 |
6位 | 辰已法律研究所 | 47点 |
7位 | クレアール | 46点 |
8位 | フォーサイト | 45点 |
9位 | 資格の大原 | 42点 |
10位 | 東京法経学院 | 41点 |
11位 | 資格スクール大栄 | 31点 |
12位 | 22点 | |
ランク外 | 資格スクエア | - |
みんな(通信講座利用者)のおすすめは?(twitter)
ツイッター上で「どこの通信講座が良いのか?」という質問に対するみんなの回答には以下のようなものがありました。
|・ω・`)コッショリ
フォーサイトはおすすめできません。
フォーサイトにお金使うならアガルートに使った方がいいです。受講した経験の上であくまで個人的な感想ですので悪しからず、、、ペコリ((・ω・)_ _))オジャマシマシタ
— Stephanie (@Luv_609) November 16, 2020
おはようございます!
僕はユーキャンを利用していましたが、可もなく不可もなく…といった感じです。
ユーキャンだけだと勉強量や範囲が足りないため、自分で過去問や模試などを別途利用購入して補完する必要があるかなと思います。
(ユーキャンはあくまでも基礎の土台の部分といった感じです。)— なおと (@sIhyezw8LgiywqD) November 16, 2020
私も実際に受講した立場から、フォーサイトはおすすめしません。とにかく全額返金の学力テストがひどい。講義でほとんどフォローしていない一般知識からの出題が多く、悪質に感じました。その学力テストで法令は十分クリアしていたのに、自信を失いました。
— ごう@行政書士試験勉強中 (@silentj53983521) November 17, 2020
2回で合格したものです。時間がある程度とれるならアガルート推しです。初年度はF社、2年目はアガルートでした。F社は…。
— パッシブ@岩手の行政書士 (@passive19455) November 17, 2020
4年フォーサイトを利用しましたが
手応えなしでした。
今年はどうするか悩み中です
アガルート資料請求してみました。
価格が高めですがちょっと良さそう— h-ken (@htkt1122) November 17, 2020
自分は法律初学者でフォーサイトを選び初受験をしてきました。
はっきり申し上げてフォーサイトはオススメはしません。
ここではあまり伝えれない事もありますが、もし最初にわかっていたなら絶対に選ばなかったです。
自分自身が感じたことなので参考になるかどうかは分かりませんがあしからず…!— タカ@行政書士受験生 (@cRyt3gKMUNPOxjA) November 18, 2020
私は法律初学者でフォーサイトを利用しましたが、勉強に困ることはそこまでなかったです。一般知識に関しては、範囲が広すぎて追えない部分があるのは確かですが、それは何処の通信も同じかと💦
確実に出る情報通信はしっかり学べて点数も取れました。
ただ全額返金保証の条件は厳しくて草でしたww— おとうふ。 @行政書士就職決まりました🙇♂️ (@otouhu_nano) November 18, 2020
ブログを運営しながら受験勉強をしていたので良くわかりますが、ネット上の講座・予備校の比較サイトやランキングサイトは、アフィリエイトの成果報酬額に大きく影響を受けていると感じました。個人ブログであっても、本当に良い講座よりも自分にとって利益率の高い講座を勧めている場合があります。
— 行政書士受験生3年目CY (@cny08098185) November 18, 2020
この最後のツイートのように、ネット上のランキングサイトは純粋な中身の比較になっていない場合があるので注意。
ちなみに私自身が実際に受講した講座と受講理由については後述の「私が実際に受講した行政書士予備校・通信講座とその理由」で解説しています。
ここからは予備校・通信講座ごとの8項目の得点や、講座の特徴などについて個別に解説していきます。
1位:アガルートアカデミー
アガルートアカデミーの得点・特徴については以下のとおり。
1位 | ![]() アガルートアカデミー | ||
費用・コスパ | 8 | 講座内容・講義時間 | 10 |
Web通信・スマホ | 5 | サポート制度 | 6 |
合格実績 | 10 | 行政書士実務 | 10 |
ステップアップ | 10 | 特典制度 | 10 |
![]() | |||
良い点 |
| ||
悪い点 |
| ||
口コミ・評判 |
|
アガルートアカデミー(以下アガルート)はWeb通信専門でありながら、大手以上の講義量がある予備校です。
費用は大手と同じ~少し安いくらいなのでコスパ良し。
アガルートの行政書士合格率は初受験者が37.9%、複数回受験者が46.15%と高いです。
講義は1動画あたり5分~15分など短めで、少しずつ学習を進めやすく、復習時にも分からない部分だけを視聴でき無駄な時間をかけずに復習をしやすいのも嬉しいポイント。
Youtubeでは効率の良い勉強の進め方やポイント講義など、講義以外の動画も数多く見られるのでモチベーションも高めやすいです。
アガルートは合格者の全額返金制度があるのが大きな特徴。
しかし、全額返金は以下の3つの条件を満たす必要あり。
|
アガルートは大手予備校以外では珍しい行政書士の実務講座もやっています。
また、行政書士試験合格後に他資格とのダブルライセンスを狙う場合には、他校利用での行政書士合格者は5%割引なのに対し、アガルートでの行政書士合格者は10%に割引率がアップしてお得。
アガルートは司法試験予備試験をはじめ、司法書士、弁理士、社会保険労務士…など取り扱い資格の種類も豊富なのは良い感じ。
総じて講義に限らず大手予備校並に内容が充実しているのに、大手予備校よりも安め(割引率高め)という印象。
合格すれば全額返金やお祝い金5万円など、戻ってくる金額が多いため確実に1回で合格したい人にとっては最安の選択肢にもなります。
アガルートは以下のような人におすすめ。
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2位:スタディング
スタディングの得点・特徴については以下のとおり。
5位 | ![]() スタディング | ||
費用・コスパ | 10 | 講座内容・講義時間 | 6 |
Web通信・スマホ | 10 | サポート制度 | 4 |
合格実績 | 6 | 行政書士実務 | 5 |
ステップアップ | 10 | 特典制度 | 7 |
| |||
良い点 |
| ||
悪い点 |
| ||
口コミ・評判 |
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スタディングはWeb通信専門の通信講座として最近急速に成長している講座です。
スタディングは隙間時間でもスマホで勉強できるのがウリで、スマホで講義を視聴できるのはもちろん、スマホでテキストを読んだり過去問を解くことができます。
冊子の過去問と違い、間違えた問題を記録して繰り返し解いたり、気になるキーワードを簡単に検索できたりとスマホならではの機能が充実。
大手に比べて小規模な講座ながら、令和2年度の合格者の声には57名、令和3年度は90名が新規掲載されるなどスタディング利用者の行政書士試験合格者が確実に増加中。
スタディングは行政書士以外の講座も多く、通信講座ながら司法書士をはじめ司法試験予備試験も取り扱っています。
スタディング行政書士講座の受講生は、他資格の講座を割引受講できるため、スタディングでさらにステップアップしたいと考えている人にも良いでしょう。
スタディングは以下のような人におすすめ。
|
2位:伊藤塾
伊藤塾の得点・特徴については以下のとおり。
2位 | ![]() 伊藤塾 | ||
費用・コスパ | 6 | 講座内容・講義時間 | 8 |
Web通信・スマホ | 4 | サポート制度 | 10 |
合格実績 | 9 | 行政書士実務 | 10 |
ステップアップ | 6 | 特典制度 | 5 |
![]() | |||
良い点 |
| ||
悪い点 |
| ||
口コミ・評判 |
|
伊藤塾はマイページから24時間365日質問ができたり、講義担当講師とは別にパーソナルトレーナーが付くなど、受講生のサポート制度がとにかく手厚いのが最大の特徴です。
難関法律資格の大手予備校として、毎年多くの合格者を出しています。
伊藤塾は行政書士試験の他に
|
の講座を開講しています。
講座の種類は多くありませんが、司法試験や司法書士試験でも大手予備校として実績を出していますので、行政書士合格後にそれらの資格を目指したい人には良い予備校です。
伊藤塾は以下のような人におすすめ。
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2位:LEC東京リーガルマインド
LEC東京リーガルマインドの得点・特徴については以下のとおり。
2位 | ![]() LEC東京リーガルマインド ![]() | ||
費用・コスパ | 5 | 講座内容・講義時間 | 8 |
Web通信・スマホ | 5 | サポート制度 | 8 |
合格実績 | 9 | 行政書士実務 | 10 |
ステップアップ | 8 | 特典制度 | 5 |
![]() | |||
良い点 |
| ||
悪い点 |
| ||
口コミ・評判 |
|
LECは定番のパーフェクトコースや短期集中のスタンダードコースのほか、低価格でコンパクトに収めた「スマホで行政書士 S式合格講座」(45,000円)も選べるなど行政書士講座の種類が豊富です。
2021年度の合格率は53.8%と高く実績も十分。
しかし、この合格率は「パーフェクトコースの模試3回を全て受講した人のうち、いずれか1回でも180点以上取れた人」という方法で出されています。つまり、LEC受講生全体の行政書士試験合格率ではありません。
集計対象外の模試を3回受けなかった人やスタンダードコース、S式合格講座の受講生なども含めると実際の合格率はもっと下がる可能性があります。
LECも伊藤塾ほどではありませんがサポート制度は充実しており、制限つきながら講義動画のダウンロード視聴もできます。
行政書士以外の講座も豊富なので、合格後のステップアップもしやすいです。
ただし、資格によって「行政書士試験の合格者」「LEC講座での行政書士試験合格者」など割引条件が異なるため興味のある資格の割引条件は事前に確認しておくことを推奨。
LECは以下のような人におすすめ。
|
LEC東京リーガルマインド 行政書士講座
公式サイトはこちら
5位:資格の学校TAC
資格の学校TACの得点・特徴については以下のとおり。
4位 | 資格の学校TAC | ||
費用・コスパ | 5 | 講座内容・講義時間 | 8 |
Web通信・スマホ | 5 | サポート制度 | 9 |
合格実績 | 9 | 行政書士実務 | 10 |
ステップアップ | 7 | 特典制度 | 5 |
![]() | |||
良い点 |
| ||
悪い点 |
| ||
口コミ・評判 |
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TACはWeb通信での受講であっても教室講座に参加したり、通学への切り替えをすることができます。
2020年度の合格者数は146名ですが「本科生などのパッケージ講座受講生のみ集計」で計算されていることから、模試だけ受けた人やオプション講座だけ受けた人は146名に含まれていません。
つまり、TACだけ(もしくはTACメイン)で勉強していた人で146名合格しているということです。さすが大手と言えるだけの実績があると言えます。
TACはWeb通信受講でも自習室が使えるほか、スクーリング制度により教室講義に参加することもできます。教室講義のほうが良いなと感じたらWeb通信から通学に切り替えることも可能です。
行政書士以外の講座も非常に豊富で、合格後のステップアップもしやすいです。
LECと違いほとんどが「行政書士試験の合格者」という条件で割引を受けることができるため、行政書士講座をTACで受けていないと割引が受けられないということはありません。
TACは以下のような人におすすめ。
|
6位:辰已法律研究所
辰已法律研究所の得点・特徴については以下のとおり。
6位 | 辰已法律研究所 | ||
費用・コスパ | 5 | 講座内容・講義時間 | 7 |
Web通信・スマホ | 4 | サポート制度 | 4 |
合格実績 | 8 | 行政書士実務 | 10 |
ステップアップ | 4 | 特典制度 | 5 |
![]() | |||
良い点 |
| ||
悪い点 |
| ||
口コミ・評判 |
講座内容に関して言及している近年のツイートは見当たりませんでした。 |
辰已法律研究所は難関法律資格中心の予備校です。
辰已法律研究所のサイトは資格毎に構成が違うため必要な情報が探しにくく、行政書士試験講座のページ内にサポート制度と合格実績に関する記述が見当たりません。
しかし、大手(またはそれに準ずる)予備校ですので基本的な質問制度やそれなりの合格実績はあると推測はできます。
他の大手予備校との違いは講義がUnit単位で分けられており、1Unitが30分と短めになっていること。
講義で長時間拘束されないので、忙しい人でも勉強を進めやすくなっています。
サイト上に講座説明会動画がアップロードされているため、他の大手予備校よりも山田講師の講義や指導が合いそうだと感じた人は辰已法律研究所を選ぶと良いでしょう。
山田講師はTwitterでの情報発信も積極的に行っています。
辰已法律研究所は以下のような人におすすめ。
・大手予備校で万全の勉強がしたい人 ・山田講師と相性が良いと感じた人 |
7位:クレアール
クレアールの得点・特徴については以下のとおり。
7位 | ![]() クレアール | ||
費用・コスパ | 9 | 講座内容・講義時間 | 7 |
Web通信・スマホ | 4 | サポート制度 | 5 |
合格実績 | 6 | 行政書士実務 | 5 |
ステップアップ | 3 | 特典制度 | 7 |
![]() | |||
良い点 |
| ||
悪い点 |
| ||
口コミ・評判 |
|
クレアールは通信講座の老舗予備校です。
行政書士試験では、同じく通信講座老舗のフォーサイトに比べて知名度が今ひとつですが、合格者の声の掲載数は多く、確かな実績あり。
クレアールの「満点ではなく合格点を目指す非常識合格法」のノウハウが書かれた書籍「行政書士試験 最短最速非常識合格法」(定価1,760円)を、期間限定&先着100名限定で無料でもらえるキャンペーン実施中です。
独学で勉強している人、他の予備校・通信講座を使っている人がもらうこともできるので、勉強方針の参考にするのも良いです。
クレアールは講義時間は多いものの、要点に注力した内容となるため
|
といった他予備校と比べるとやや中途半端な印象。
クレアールは毎月のように大幅割引をしているため、ほとんどの場合定価よりもかなり安く受講することができるのは良いポイント。
クレアールは以下のような人におすすめ。
|
8位:フォーサイト
フォーサイトの得点・特徴については以下のとおり。
8位 | フォーサイト | ||
費用・コスパ | 5 | 講座内容・講義時間 | 4 |
Web通信・スマホ | 8 | サポート制度 | 5 |
合格実績 | 7 | 行政書士実務 | 5 |
ステップアップ | 3 | 特典制度 | 8 |
![]() | |||
良い点 |
| ||
悪い点 |
| ||
口コミ・評判 |
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フォーサイトも通信講座の老舗です。
2021年度の合格率は38.0%で高め。
ただし、この合格率はフォーサイトが集計した「受講生アンケート」によるデータであるため、フォーサイト全受講生の合格率ではありません。
アンケートでは「合格」が270名、「不合格」が383名と回答しています。
費用の割に講義時間は多くないため、コスパで見るとあまりお得感はありません。
最大の特徴である「不合格時 全額返金保証」はバリューセット3のみが対象で、
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を全てクリアするという、かなり厳しい条件になっています。
フォーサイトは以下のような人におすすめ。
|
9位:資格の大原
資格の大原の得点・特徴については以下のとおり。
9位 | ![]() 資格の大原 | ||
費用・コスパ | 6 | 講座内容・講義時間 | 6 |
Web通信・スマホ | 6 | サポート制度 | 8 |
合格実績 | 5 | 行政書士実務 | 2 |
ステップアップ | 4 | 特典制度 | 5 |
![]() | |||
良い点 |
| ||
悪い点 |
| ||
口コミ・評判 |
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資格の大原は「大原簿記学校」など簿記・会計系に強い予備校です。
どちらかと通学講座のほうがメインの印象があり、資格の大原のサイトには個別の担当講師の情報掲載がありませんでした。
資格の大原での令和2年度の合格者数は76人で、この合格者数は入門合格コース等の総合的なコースの受講生のみを対象として算出されており、単科・模試などだけの受講生は含まれていません。
入門合格コース等の定番コースのほかにも、インプット講義30時間だけに絞った「行政書士30」59,800円もあり忙しい人の隙間時間勉強用に人気があります。
行政書士合格後のステップアップとしては、社会保険労務士、宅建、中小企業診断士などはあるものの、他は会計系の資格が多く、行政書士との相乗効果は弱め。
資格の大原は以下のような人におすすめ。
|
10位:東京法経学院
東京法経学院の得点・特徴については以下のとおり。
10位 | ![]() 東京法経学院 | ||
費用・コスパ | 6 | 講座内容・講義時間 | 5 |
Web通信・スマホ | 6 | サポート制度 | 5 |
合格実績 | 3 | 行政書士実務 | 4 |
ステップアップ | 3 | 特典制度 | 9 |
![]() | |||
良い点 |
| ||
悪い点 |
| ||
口コミ・評判 |
東京法経学院の口コミ・評判はかなり数が少ないですが、模試の評判はなかなか良さそうです。 |
東京法経学院は司法書士や行政書士、公務員の講座もありますが、特に土地家屋調査士に強いと言われている予備校です。
通信コースは毎月価格と内容に多少の変化があります。
東京法経学院は割引キャンペーンをよく行っているため、公式サイトを要確認。
東京法経学院の最大の特徴は講義がストリーミング再生ではなく、映像ダウンロード式であるということ。
DVDが送られてくるタイプもありますが割高になるため、ダウンロード式のほうがおすすめです。
映像はWMV形式であるためWindowsPCであればそのまま再生ができますが、MacPCやAndroidスマホ、iPhoneなどでは再生するためのアプリなどを準備する必要があります。
東京法経学院のサイトでは行政書士試験合格者の合格体験記が掲載されていますが、年度が飛んだり最新の「令和元年度の合格体験記が4名」であり他と比較するとあまり多くはありません。
行政書士合格後も他資格の講座の割引が受けられるということがないため、将来的に土地家屋調査士を目指す場合でも行政書士講座を東京法経学院で受講するメリットはあまりないのは残念。
しかし、東京法経学院はアガルートと同様に合格者の全額返金制度があります。
アガルートと比べると初期費用も安く済むため、元々独学で行政書士試験に合格するつもりだった人であれば東京法経学院で全額返金目指して勉強するのはアリ。
東京法経学院は以下のような人におすすめ。
|
11位:資格スクール大栄
資格スクール大栄の得点・特徴については以下のとおり。
11位 | 資格スクール大栄 | ||
費用・コスパ | 5 | 講座内容・講義時間 | 6 |
Web通信・スマホ | 4 | サポート制度 | 4 |
合格実績 | 2 | 行政書士実務 | 2 |
ステップアップ | 3 | 特典制度 | 5 |
![]() | |||
良い点 |
| ||
悪い点 |
| ||
口コミ・評判 |
資格スクール大栄の講座内容についての口コミ・評判は最近のツイートからは見当たりませんでした。 |
資格スクール大栄は「アビバ」なども運営する株式会社リンクアカデミーが運営する予備校です。
アビバなどと同様に教室が身近で全国100ヶ所以上の直営校があるのが特徴。
資格スクール大栄は通信よりも通学がメインであるためか、サイトには行政書士講座の講師情報が掲載されていません。
校舎ごとの講師による講座内容の違いを生じさせないためか、資格スクエアと提携して資格スクエアの講義をインターネットや教室で視聴できるという制度があります。
しかし、提携する資格スクエアはすでに行政書士試験から撤退しています。
そのため、現在は資格スクール大栄で資格スクエアの講義が視聴できるのかは不明です。
資格スクール大栄は講義時間はそれなりにあるものの他の予備校・通信講座と比較して講座内容で特に優れている点は残念ながらあまり見当たりません。
全国の校舎数が多いため、通学講座で行政書士試験合格を目指したい人は選択肢に入るかもしれません。
資格スクール大栄は以下のような人におすすめ。
|
12位:ユーキャン
ユーキャンの得点・特徴については以下のとおり。
12位 | ![]() | ||
費用・コスパ | 3 | 講座内容・講義時間 | 1 |
Web通信・スマホ | 1 | サポート制度 | 4 |
合格実績 | 4 | 行政書士実務 | 1 |
ステップアップ | 3 | 特典制度 | 5 |
| |||
良い点 |
| ||
悪い点 |
| ||
口コミ・評判 |
講義が無く、ほぼ独学になるため途中で挫折してしまう人も多いようです。(もちろん合格者もいます) |
ユーキャンは有名な資格の通信講座です。
どちらかと言うと医療事務やFP、MOS、簿記などのほうが有名。
ユーキャンはテキストや問題集などの教材が送られてきて自分で勉強する昔ながらの通信講座スタイルがメイン。
ポイント解説動画がある部分もありますが、基本的には自分でテキストを読んで理解していく必要があります。
行政書士試験のテキストを買って自分で勉強する独学と比較すると、添削制度や質問制度が利用できるのが優位点です。
しかし、独学の教材費と比べるとサポートが付く分高額で、他通信講座であれば講義が受けられることを考えるとユーキャンを積極的に選ぶ理由はあまり見当たりません。
ユーキャンは専門的な通信講座というよりは「独学をフォローしてくれる講座」くらいの印象です。
ユーキャンは以下のような人におすすめ。
|
ランク外:資格スクエア
資格スクエアは2021年度試験向けまで行政書士試験講座を開講していました。
しかし、2021年4月30日で行政書士試験講座は販売終了しました。
詳しくは後述。
2021年度以降の資格スクエアは
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といったより高難易度の試験に注力しています。
特に司法試験予備試験は、LEC・伊藤塾で20年間指導してきたベテラン高野泰衡講師の指導は定評があり、大手予備校に引けを取らない人気講座となっています。
資格スクエア 予備試験講座 | |
講座説明会 |
行政書士は試験に関する講座はなくなってしまったものの、行政書士実務講座は残っています。
専門分野ごとに26巻に分けられているため、興味のある分野だけを購入することもできます。
そのため、行政書士試験に合格した後に資格スクエアを利用するのは一つの手です。
資格スクエア 行政書士実務講座(セットプラン・単品購入あり) |
「森Tの4ヶ月合格講座」の提供が始まりました。
タイプ別おすすめ行政書士予備校・通信講座
ここまで総合得点でランキングをつけましたが、あなたが行政書士講座で重要視する点によってもおすすめ予備校・通信講座は変わります。
そのため、いくつかタイプ別におすすめの行政書士予備校・通信講座をまとめておきます。
一発合格を最重視したい人 | |
1位 | アガルート(講義300時間) |
2位 | 伊藤塾(講義183時間) |
3位 | LEC東京リーガルマインド![]() |
確実に一発合格を目指すなら合格点の180点ギリギリではなく、180点を大きく超えていく勉強が必要になります。
そのため、講義内容も時間も充実している大手予備校が基本的にはおすすめ。
アガルートは大手予備校とは言えませんが、講義時間は大手より多く、LECでの指導歴も長い豊村慶太講師の講義ですので内容も充実しています。
一発合格時には全額返金が受けられる点からもアガルートはおすすめ。
行政書士実務を学ぶことも重視したい人 | |
1位 | 伊藤塾(実務講座115時間) |
2位 | アガルート(実務講座19時間) |
3位 | TAC |

行政書士実務講座については伊藤塾の圧勝です。
ただし、純粋な行政書士実務だけでなく、ビジネススキルなどの講義も含まれているため、実践的な内容だけをピンポイントに学びたい人は他の講座を使うのも良いでしょう。
特定の実務分野だけ学びたい人は、分野毎に別売りされている資格スクエアを使うと良いです。
初期費用を抑えて勉強したい人 | |
1位 | スタディング |
2位 | クレアール(169,000円から大幅割引) |
3位 | フォーサイト |
初期費用なら通信専門講座がやはり安いです。
スタディングはスマホで勉強するための機能が充実していますが製本テキストは別売りなので、製本テキスト購入の場合は2位3位との差はほとんどなくなります。
それぞれ動画視聴で使える機能や講師の指導方法などが違いますので、無料体験してあなたが学びやすい講座を選ぶのがポイントです。
合格までの総費用を安く抑えたい人 | |
1位 | アガルート(合格時全額返金) |
2位 | 東京法経学院 |
3位 | スタディング |
合格時に全額返金が受けられる講座を選べば実質0円で行政書士試験に合格することができます。
全額返金があるのはアガルートと東京法経学院のみ。どちらかあなたに合うほうを選んで一発合格できれば最安(独学よりも安い)です。
その次に総費用を抑えられるのは単純に講座価格の安いスタディングになります。
私が実際に受講した行政書士予備校・通信講座とその理由
私が実際に受講したのは総合1位の「アガルートアカデミー」の「速習カリキュラム」です。
私がアガルートの速習カリキュラムを選んだ理由については以下のとおり。
アガルートの速習カリキュラムを選んだ理由 |
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まず、なるべく安く行政書士試験の勉強がしたいと考え、独学と通信講座が選択肢に上がりました。
行政書士試験は独学での合格も可能ですが、試験が4ヶ月先に迫っていることを考えると独学でバランス良く勉強するスケジュールを検討する時間も惜しいため通信講座を選択。
安く勉強できる通信講座として「アガルート」と「スタディング」の2つが有力候補として残ったため、以下の点で比較をしました。
比較ポイント | アガルート | スタディング |
なるべく安く | 速習カリキュラム154,000円 (30%割引期間中なら107,800円) ※合格時、全額返金 | 総合コース65,780円(当時) ※合格時、お祝い金10,000円 |
一発合格したい | 速習は時間短縮されているが、元が300時間あるので十分に講義が多い | 講義時間合計83時間 |
7月上旬から開始 | 2021年3月からスタートした講座。 速習向けに調整されている。 | 2020年10月中旬からスタートした講座。 1年勉強する人と同じ内容。 |
実務講座を受ける可能性あり | 実務講座あり | 実務講座なし |
予備試験の勉強をする可能性あり | 予備試験講座の割引率アップ。 予備試験講座はボリュームがあり高額なので恩恵大。 | 予備試験講座の割引率アップ。 講座はコンパクトでリーズナブルなので恩恵小。 |
学習スタイル | 製本テキストを中心とした勉強スタイル | Webテキスト・スマホを中心とした勉強スタイル |
無料体験講義 | テレビ通販のような抑揚のある語り口で、重要な部分を何度も繰り返し強調してくれて分かりやすい印象。講義の熱量も高めでやる気を呼び起こしてくれる。 | ポイント中心に解説を加えてくれて分かりやすいが、話し方のメリハリはやや弱いので疲れている時は眠くなりそうな印象。 |
この比較は私個人の印象によるものですが、この結果から私はアガルートを選びました。
アガルートの豊村講師による熱量のある無料体験講義は資料請求のほか、Youtubeですぐに視聴することもできます。
豊村講師の講義が「分かりやすい」「面白い」と感じたならアガルートがあなたに合っている可能性は高いです。
アガルートには、
- 司法試験・予備試験を受けた人
- 司法書士試験を受けた人
向けの重複科目を除いたより短期間・低コストの専用講座もあります。
(専用講座は例年、予備試験や司法書士試験が終わった後に発売されます)
(2021年度の司法書士試験受験者向け講座は65,780円でした。しかも合格時全額返金の対象です)
行政書士の予備校・通信講座13社比較まとめ
行政書士試験の合格率は10%前後であり、法律未学習者は600時間(予備校利用)~1000時間(独学)くらいの勉強時間が必要と言われます。
法律の勉強をしたことがある人であれば勉強時間を短縮することも可能ですが、油断していると普通に不合格になります。
行政書士試験の予備校・通信講座には様々なものがありますが、
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おおまかにはこの2種類に分けられます。
あなたの予算や時間、生活スタイルに合った講座を選びましょう。
最終的な決め手は「講師との相性」です。
相性が良ければ講義も分かりやすく知識が身につきます。復習もやりやすくなり勉強のモチベーションも保つことができますよ。
講師との相性を確認するには多くの無料体験講義を受けてみる方法がおすすめです。
私自身はアガルートの行政書士講座を選びました。
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というのが主な理由です。
行政書士試験は1年に1回しか行われません。
数ヶ月の勉強で合格する人もいれば、1年以上かけて勉強して合格する人もいます。

行政書士として独立したい

行政書士をきっかけとして色々な資格を取りたい
あなたがそのように考えているのであれば、やる気が出ている今から勉強を始めるのがベストです。
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