
おつかれさまです!資格ワン運営の司法書士「よしと」です。

勉強すればするほど民法は難しくて苦手。
民法はそこそこはできるけど満点近くはなかなか取れない。
民法を得意科目にしたい。
そんな風に思っていませんか?
私は司法書士試験を4回受けて合格しました。
民法は択一式問題では一番出題数が多く、民法に苦手意識があるうちは択一式で点数を伸ばすことが難しく、試験合格はかなり難しいです。
そのためこの記事では、司法書士試験で民法を極めることの重要性と民法を極めるための勉強方法について説明していきます。
この記事を読むことで、民法を極めていくまでのイメージを掴み、民法をマスターするためにどのように勉強していくかを決めていけるようになりますよ。
司法書士試験の合格に民法は最重要
司法書士試験には11の試験科目がありますが、最重要科目は民法です。
その理由は以下のとおり。
司法書士試験で民法が最重要な理由 |
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このように民法は直接的に得点になるだけでなく、間接的に他の科目の得点にも影響します。
そのため、全科目勉強しなければならないのはもちろんですが、特に民法をしっかり理解しておくことは司法書士試験の合格にはとても重要。
民法を完璧にマスターすることで司法書士試験は有利になります。
民法ができる人は | 民法で択一の点数が安定する。 他の科目の理解も助けるので択一・記述の点数が伸びやすくなる。 その結果、司法書士試験にも合格しやすい。 |
民法ができない人は | 民法の点数が不安定で基準点突破が難しくなる。 他の科目の理解があやふやになり、覚えたことが定着しにくくなる。 その結果、できる時とできない時の点数の浮き沈みが激しくなり司法書士試験に合格しにくい。 |
しかし、民法は過去問の量も多く時代とともに判例が変更されたり、法改正が行われたりしているため、しっかり勉強しようと思うほど難易度が高い科目です。
そのため、あなたの現在の理解度に合った勉強法で民法の理解を深めていく必要があります。
あなたの民法の理解度に合わせた3段階勉強
民法を勉強することはとても大事ですが、ひたすらテキストを繰り返し読むだけでは民法で満点を目指すことは難しいです。
民法はあなたの理解度に応じて次のように勉強していくと良いでしょう。
理解度別の民法の勉強法 | |
理解度 | 勉強法 |
まだよく分からない部分がある人 | 講義とテキストを中心に理解することを重視する |
一通り理解はできた人 | テキストと過去問をセットで繰り返して全体の理解を定着させる |
テキストと過去問をかなり覚えた人 | 総まとめノートや総まとめ講義を利用して、全範囲をコンパクトに復習できるようにする |
他の試験であれば満点を狙うほど民法を勉強する必要はありませんが、司法書士試験は基準点が高く1問でも多く正解することが大切なので、何が出題されても即答できるくらいのつもりで勉強しておいたほうが良いと思います。
過去問を使った勉強方法、総まとめノートを使った勉強法については以下の記事に詳しくまとめています。
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といった状態であれば予備校の直前期講座を受けて総まとめをするのも手です。
まとめ講座を受講するのは、あなたがまとめノートを作る時間、まとめ方を考える時間、重要な過去問を勉強する時間などをお金で買っているイメージです。
そのため、あなたが自分でまとめノートを作り、それを繰り返して勉強できるのであればまとめ講座は必須ではありません。
最重要科目の民法を極める勉強法まとめ
民法は司法書士試験では最重要科目です。
その理由は以下のとおり。
司法書士試験で民法が最重要な理由 |
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民法の内容を一通り理解し、過去問も十分に解いたら全体の知識を整理して、あやふやな弱点部分を無くしていきましょう。
弱点を無くすには、
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といった方法があります。
まとめノートの作成方法については以下の記事で詳しく解説しています。
関連記事:「司法書士試験に合格するノートの作り方【勉強時間短縮】」 |
まとめ講座は必須ではありませんが、
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は勉強効率アップ、勉強時間短縮のために役立ちます。
あなたに合った方法で、試験直前まで勉強を続けることが合格には不可欠ですよ。