【司法書士試験】受験地ごとの合格者数の推移【平成28年度以降】

受験地ごとの合格者数の推移 司法書士試験
よしと
よしと

おつかれさまです!資格ワン運営の司法書士「よしと」です。

司法書士試験の受験地ってどこの合格者が多いんだろう?
筆記試験の受験者数が多い会場はどこ?

といった疑問はありませんか?

司法書士試験は受験地を選ぶことができますが、各受験地は全部同じ規模ではなく合格者数もバラバラです。

この記事では

  • 現在選べる15受験地の合格者数の推移
  • 受験地による違い

について解説しています。

受験地の規模、受験地の違いを知ることで、後で「こんなことなら他のところで受ければよかった」と思うことを防ぐことができます。

4年間司法書士試験を受けて合格し、合格後も司法書士試験の情報をチェックし続けている私が詳しく説明していきます。

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司法書士の15受験地の合格者数の推移【平成28年度以降】

法務省の司法書士試験ではおよそ過去5年分の試験データを見ることができます。

しかし、5年を過ぎると古いデータから順に削除されてしまいます。

そこで私が保存していた平成28年度以降の試験結果から、現在選べる15受験地の合格者数データの推移、合格者数の割合をまとめると以下のとおり。

司法書士試験 受験地ごとの合格者数の推移
  令和5年度 令和4年度 令和3年度 令和2年度 平成31年度 平成30年度 平成29年度 平成28年度
東京 159
(22.8%)
174
(26.4%)
178
(29.0%)
163
(27.4%)
151 133 154 151
横浜 86
(12.4%)
55
(8.3%)
45
(7.3%)
58
(9.7%)
41 47 44 44
さいたま 45
(6.5%)
47
(7.1%)
36
(5.9%)
34
(5.7%)
20 39 29 43
千葉 24
(3.4%)
29
(4.4%)
33
(5.4%)
21
(3.5%)
25 23 27 19
静岡 17
(2.4%)
12
(1.8%)
9
(1.5%)
12
(2.0%)
19 14 12 13
大阪 72
(10.4%)
55
(8.3%)
57
(9.3%)
57
(9.6%)
50 55 52 66
京都 28
(4.0%)
17
(2.6%)
22
(3.6%)
27
(4.5%)
17 22 21 18
神戸 44
(6.3%)
41
(6.2%)
39
(6.4%)
26
(4.4%)
22 30 30 33
名古屋 62
(8.9%)
68
(10.3%)
43
(7.0%)
44
(7.4%)
26 27 29 32
広島 22
(3.2%)
18
(2.7%)
23
(3.8%)
27
(4.5%)
17 14 15 9
福岡 50
(7.2%)
50
(7.6%)
58
(9.5%)
56
(9.4%)
37 19 24 25
那覇 11
(1.6%)
6
(0.9%)
3
(0.5%)
6
(1.0%)
5 6 1 6
仙台 31
(4.5%)
40
(6.1%)
33
(5.4%)
17
(2.9%)
14 8 7 8
札幌 22
(3.2%)
21
(3.2%)
17
(2.8%)
23
(3.9%)
19 17 19 15
高松 22
(3.2%)
27
(4.1%)
17
(2.8%)
24
(4.0%)
6 0 2 5

全体の合格者数の推移

令和2年度から司法書士試験は全国15受験地となりましたが、平成31年度以前は全国50受験地だったので、同じ受験地でも単純比較できない地域もあります。

 

令和5年度の受験地別合格者割合グラフで合格者割合を比較してみると「東京」が圧倒的に多いことが分かります。次いで「横浜」「大阪」「名古屋」「福岡」などの大都市の合格者が多いです。

各受験地の受験者数というデータはありませんが、合格者数からおおよその規模は想像可能です。

合格者数が多い受験地ほど、試験会場の規模も大きいと考えておけばOKです。

受験地による違い

司法書士試験は住所地によらず、自由に受験地を選ぶことができます。

試験会場が県内にあるが、家からだとアクセスが悪いから東京の会場の方が近い。

昨年、地元で受けたときは試験会場の机が狭くて良くなかったから、近くの他の受験地にしよう。

という感じに住所地以外の受験地を選ぶ受験生も少なくありません。

受験地による違いには以下のようなものがあります。

  • 受験地によって自動的に口述試験の会場が決まる
  • 受験地によって合格証書授与式の会場が決まる

主に筆記試験合格後の手続きなどに影響があるため、

ついでに試験時に旅行して、旅行先で受験しよう!

みたいなことは可能ですがおすすめしません。

受験地ごとの筆記試験会場・受験地の決め方

記事の執筆者
司法書士
よしと

元公務員の司法書士。
司法書士は4年、行政書士は4ヵ月で合格。
現在は埼玉県で司法書士として開業中。
司法書士試験に合格して人生が変わり結婚、2児の父に。
昔はRPG→SLG→格ゲー→オンゲーと色々ゲームしてたり、動画作ったりしてました。

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