おつかれさまです!資格ワン運営の司法書士「よしと」です。
無事司法書士試験に合格した!
官報に名前が載るらしいけど、官報はどこで手に入るの?
合格者は官報にどんな感じで載るの?
そんな疑問はありませんか?
この記事では、司法書士試験合格発表後の合格者の官報掲載について説明していきます。官報の入手法や中身のチェック方法について説明しますよ。
司法書士試験の合格発表後は官報に合格者氏名が載る
司法書士試験の合格者は官報に以下の情報が掲載されます。
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国家資格試験の合格者の氏名情報は公益性が高いと判断されるのか、官報に載ります。
もっとも試験合格者であって、まだ司法書士になったわけではないのですけれども。
司法書士試験以外だと、「司法試験」「公認会計士試験」「弁理士試験」「税理士試験」などでも官報に氏名が掲載されます。
国家資格であれば氏名が載るというわけでもないようなので、何かしらの基準があるのでしょうね。
官報に氏名が載るというのはなかなかあることではないので、記念に官報を購入したり、購入しないまでも官報を見ておきたいという方も結構いるでしょう。
そもそも官報とは
官報とは、独立行政法人 国立印刷局が発行している政府情報の公的な伝達手段です。
「政府の広報誌」という捉え方で良いと思います。
法令の公布、公告も官報で行われています。
官報は行政機関の休日を除いて毎日発行されていますが、国立印刷局の判断で勝手に内容を削ったりできませんので掲載量が多い場合には本紙以外に号外を発行する場合があります。
司法書士試験の合格者の情報が載るときも号外で載っています。
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官報の入手法
そもそも官報ってどこで売ってるの?
司法書士試験受験者には公告方法でおなじみの官報ですが、実物を手にしたことがある人はあまりいないのではないでしょうか。
官報は「官報販売所」で購入することができます。
官報販売所と言われると少し身構えてしまいますが、実際には普通の書店が官報販売所となっています。
官報の現物が欲しい人は予約がおすすめ
官報は定期購読することができます。
そして、流通する官報のほとんどがこの定期購読によるものです。
官報販売所に並ぶ官報は予備部数しかないため、ほとんどありません。
書店に足を運んでも売り切れで入手できなかった、なんてことになりかねません。
その日の官報が欲しい!
という方は、事前に官報販売所に問い合わせて予約しておけば確実に入手できます。
来店しての購入のほか、郵送対応などもしてくれるので詳しくは官報販売所に問い合わせるようにしましょう。
事前予約は官報掲載日の4営業日前に締切となりますのでご注意ください。
直近の官報はネットでも見られる
官報の現物は見なくてもいいけど、どんな風に載っているのかは見たい
という要望にも官報は応えています。
官報発行から30日は無料でPDFファイルの官報を見ることが可能です。
2023年度(令和5年度)の司法書士試験合格者の情報は11月29日の官報に掲載される予定です。
インターネット版官報:令和4年度司法書士試験合格者(公開終了)
2022年度(令和4年度)の司法試験合格者の受験番号・氏名は9月28日の官報に載りました。
インターネット版官報での公開は終了しています。
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過去の官報をネットで見たい場合
独立行政法人 国立印刷局の「官報情報検索サービス」(有料)を使うことでいつでも過去の官報を見ることができます。
日付からの検索のほか、記事検索も可能ですが、記事検索機能付きの方が料金は高くなります。(官報の内容はどちらも見ることができます)
また、紙の官報を定期購読しているかどうかでも料金は変わります。
以下は官報情報検索サービスの機能の違いによる2023年11月現在の料金です。
官報(紙)定期購読者 | それ以外の方 | |
日付検索のみ | 無料(要申込み) | 1,672円(月額・税込み) |
日付検索+記事検索 | 528円(月額・税込み) | 2,200円(月額・税込み) |
申し込みは下記の「国立印刷局」のサイトから可能です。
司法書士試験の合格者氏名が載る官報の入手法まとめ
司法書士試験の合格発表後、合格者の「受験地」「受験番号」「氏名」は官報に載ります。
「司法試験」「公認会計士試験」「弁理士試験」「税理士試験」などの国家資格試験でも官報に氏名が掲載されます。
官報は「官報販売所」で購入することができますが、官報は定期購読が主であるため書店には予備部数くらいしか置いてありません。
官報が欲しい場合には官報販売所に事前予約をしておきましょう。
事前予約は官報掲載日の4営業日前まで可能です。
また、直接書店まで足を運ばなくても郵送で対応してもらうこともできますので、官報販売所に問い合わせるようにしましょう。
直近30日であれば、ネット上からも官報を見ることができます。
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