
おつかれさまです!資格ワン運営の司法書士「よしと」です。

無事司法書士試験に合格した!
官報に名前が載るらしいけど、官報はどこで手に入るの?
合格者は官報にどんな感じで載るの?
そんな疑問はありませんか?
この記事では、司法書士試験合格発表後の合格者の官報掲載について説明していきます。官報の入手法や中身のチェック方法について説明しますよ。
司法書士試験の合格発表後は官報に合格者氏名が載る
司法書士試験の合格者は官報に以下の情報が掲載されます。
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国家資格試験の合格者の氏名情報は公益性が高いと判断されるのか、官報に載ります。
もっとも試験合格者であって、まだ司法書士になったわけではないのですけれども。
司法書士試験以外だと、「司法試験」「公認会計士試験」「弁理士試験」「税理士試験」などでも官報に氏名が掲載されます。
国家資格であれば氏名が載るというわけでもないようなので、何かしらの基準があるのでしょうね。
官報に氏名が載るというのはなかなかあることではないので、記念に官報を購入したり、購入しないまでも官報を見ておきたいという方も結構いるでしょう。
そもそも官報とは
官報とは、独立行政法人 国立印刷局が発行している政府情報の公的な伝達手段です。
「政府の広報誌」という捉え方で良いと思います。
法令の公布、公告も官報で行われています。
官報は行政機関の休日を除いて毎日発行されていますが、国立印刷局の判断で勝手に内容を削ったりできませんので掲載量が多い場合には本紙以外に号外を発行する場合があります。
司法書士試験の合格者の情報が載るときも号外で載っています。
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紙媒体の官報の発行は終了

そもそも官報ってどこで手に入るの?
司法書士試験受験者には公告方法でおなじみの官報ですが、実物を手にしたことがある人はあまりいないのではないでしょうか。
官報は「官報販売所」で購入することができましたが、紙媒体の官報は令和7年3月31日で終了し、電子データが正本となりました。
電子データの官報はネットで見られる

電子データの官報はどこで見られるの?
官報発行から原則90日間は以下の官報発行サイトでPDFファイルの官報を見ることが可能です。
2025年度(令和7年度)の司法書士試験合格者の情報は11月28日の官報に掲載される予定です。
インターネット版官報:令和6年度司法書士試験合格者(公開終了)
2022年度(令和4年度)の司法試験合格者の受験番号・氏名は9月28日の官報に載りました。
インターネット版官報での公開は終了しています。
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平成15年以降の過去の官報をネットで見たい場合
過去の官報については
- 法律・政令等については平成15年7月15日以降のもの
- 政府調達は平成28年4月1日以降のもの
は官報発行サイトの以下のページから閲覧できます。
ただし、司法試験や
もっと過去の官報や過去の合格発表をネットで見たい場合
独立行政法人 国立印刷局の「官報情報検索サービス」(有料)を使うことで、官報発行サイトで閲覧できない過去の官報も見ることができます。
官報情報検索サービスの2025年4月現在の利用料金は月額2,200円(税込)です。
申し込みは下記の「国立印刷局」のサイトから可能です。
書面で官報が欲しい場合

電子データのダウンロードだけではなく、合格記念に紙媒体の官報が欲しい!
書面で官報が欲しい場合は官報サービスセンターで「官報掲載事項記載書面」の交付を受けましょう。
官報サービスセンターは各都道府県に1~2箇所あり、官報の発行から90日間であれば有料で交付が受けられます。
司法書士試験の合格者氏名が載る官報の入手法まとめ
司法書士試験の合格発表後、合格者の「受験地」「受験番号」「氏名」は官報に載ります。
「司法試験」「公認会計士試験」「弁理士試験」「税理士試験」などの国家資格試験でも官報に氏名が掲載されます。
令和7年4月1日以降の官報は電子データが正本となりました。
発行から90日以内であれば、ネット上から官報を見ることができます。
紙媒体で欲しい人は全国にある官報サービスセンターで「官報掲載事項記載書面」を入手しましょう。
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