司法書士試験受験者数の推移と減少の3つ理由【意外と問題ない?】

司法書士受験者数の減少理由は?司法書士試験
よしと
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おつかれさまです!司法書士の「よしと」です。

司法書士試験の受験者数が減少しているのはなぜなんだろう?

そんな疑問はありませんか?

この記事では、近年の司法書士試験の受験者数の減少の理由について考察しています。

理由が分かれば今後がどうなっていくかの見通しが立ちやすいかもしれません。

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近年の司法書士受験者数の推移(減少大)

近年は司法書士試験の受験者数は大幅な減少を続けています。

受験者数
平成26年度(2014年度)20,130人
平成27年度(2015年度)17,920人
平成28年度(2016年度)16,725人
平成29年度(2017年度)15,440人
平成30年度(2018年度)14,387人
平成31年度(2019年度)13,683人

司法書士試験の受験者数の推移

平成26年には20,000人以上いた受験者数が13,683人になり、およそ33%もの減少です。

これに伴い、2020年度司法書士試験から筆記試験の会場が全国15会場に縮小されることになっています。

関連記事:「【要注意】2020年から司法書士試験の受験会場が全国15会場に」

どうしてここまで司法書士試験の受験者数は減ってしまったのか、その理由を考察してみました。

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司法書士試験受験者数の減少の3つの理由

司法書士の受験者数が減少した理由として考えられるのは以下の3つです。

  • 少子化のため
  • 資格全体にネガティブなイメージが広がった
  • 実は元の水準に戻っているだけ

それぞれの理由についてもう少し詳しく説明していきますね。

理由1:少子化

少子高齢化が進んでいるとずっと言われ続けています。

平成2年(1990年)と平成27年(2015年)の人口ピラミッドを重ねて比較したものが以下のものです。

人口ピラミッドの比較

統計メモ帳:日本の男女別5歳年齢階級別人口 人口ピラミッド

薄いピンク色で重ねられているグラフが2015年の人口ピラミッドになります。

  • 60代以上の人口の増加
  • 20代以下の人口の減少

が顕著に見られます。

特に20代の人口が30%近く減少しています。

この数値は司法書士試験の受験者数の減少割合にも比較的近いです。

20代の人口減少が司法書士試験の新規参入者を減らしている理由の1つと考えることができるでしょう。

理由2:資格全体へネガティブなイメージ

少子化の影響はあるとしても、30代以上の人口はまだそこまで減少していません。

30代以上の方が司法書士試験を新たに受けなくなっているのは、資格全体に以下のようなネガティブなイメージが広がっているのが理由である可能性があります。

  • 資格を取ってもそれだけではやっていけない
  • AIが発達すると仕事が無くなる
  • 一部の食えない士業を全体であるかのような報道

昔の資格ブームのころに比べ、このような士業のマイナスイメージを広げるようなメディアが増えました。

士業の実情としては、

  • 資格を取るだけではダメなのは当たり前
  • まだAIだけで仕事が無くなる段階ではない
  • 一部が食えないのは以前からで変化なし

なのですが、普通の人は実情を知りようがないですから、このようなイメージで資格を取ろうと思わなくなっている可能性があります。

理由3:元の水準に戻っているだけ

ここ10年くらい司法書士試験の受験者数は減少が続いていますが、実はその前の受験者数は増加を続けていました。

司法書士試験の出願者数の推移

このグラフは受験者ではなく「出願者数」ですが、平成元年ごろから平成7年くらいまでは出願者数は18,000人前後をキープしています。

その後平成22年ごろまで上昇傾向が続き出願者数は倍近い33,000人を超えました。

平成31年度試験の出願者数が16,811人ですから、平成が始まったころの水準まで戻ってきた状態です。

近年の受験者数減少は、資格全体のブームが終わったことや、平成14年の司法書士法改正以降からの「過払いバブル」などの影響で急激に増加していた受験者数が元に戻ったと考えることもできるでしょう。

司法書士受験者数の今後

現在まで司法書士試験の受験者数は減少を続けており、2020年もどうなるかまだ分からない状況です。

理由の1で挙げた少子化の影響は今後も進むことは間違いありませんので、もう少し減少は続く可能性は高いです。

さらに減少が続くようであれば今後の司法書士業界にも影響がでてくるかもしれません。

しかし、世間の副業解禁の流れから再び資格への注目度が上がる可能性もあります。

司法書士試験受験者数の推移と減少理由の考察まとめ

司法書士試験の受験者数は減少を続け、5年前に比べておよそ33%減少しています。

その影響で2020年から司法書士試験筆記試験の会場も全国15会場に大幅縮小されることになりました。

受験者数の減少理由として

  • 少子化のため
  • 資格全体にネガティブなイメージが広がった
  • 実は元の水準に戻っているだけ

といったものが考えられます。

現段階では将来を悲観するような状態ではないと思いますが、このままのペースで減少を続けるのであれば司法書士業界にも変化があるかもしれません。

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