【合格者が体験・分析】スタディング司法書士講座の無料体験チェック!

スタディングの無料体験を合格者がやってみた 司法書士試験
よしと
よしと

おつかれさまです!資格ワン運営の司法書士「よしと」です。

スタディング司法書士講座が気になっている。

講義時間が他予備校より短めだけど、合格できる内容なのかな?

そんな風に思っていないでしょうか。

私は4年間予備校を使って勉強して司法書士試験に合格し、現在は司法書士として独立しています。

司法書士試験は試験範囲がとても広い上に、択一では8割以上の高い正答率が求められる試験。

つまり、必要な勉強範囲をカバーできていない予備校を選んでしまうと合格が難しくなってしまいます。

そのため、この記事ではスタディングで司法書士試験の合格に必要な勉強ができるのか検証するために、実際の合格者が無料体験講義を受け、

  • スタディングの学習の流れ
  • 無料体験でできること
  • 無料体験までの手順
  • 合格するのに十分な内容か
  • (他と比較して)良いところ
  • (他と比較して)悪いところ

についてまとめました。

この記事を読むことで、スタディングではどのような勉強で司法書士試験合格を目指していくのかというイメージが掴めます。

実際の勉強方法が分かれば、「スタディングと他の予備校」どちらがあなたに合っているのかを判断するヒントになりますよ。

司法書士試験に合格したい!というあなたの希望を叶えるためにも、あなたが一番勉強を続けやすい講座を選びましょう。

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【結論】スタディングに向いている人の特徴

スタディングを実際に体験してみると良い点も悪い点もありました。

それらを総合して、最初に結論をまとめるとスタディングは以下のような人におすすめできる講座です。

スタディング司法書士講座が向いている人
初心者
  • なるべく安く司法書士の勉強をしたい人
  • アウトプット中心学習で効率良く短期間で合格したい人
  • 家や電車の中など隙間時間にスマホで勉強をしたい
  • 長時間勉強していると眠くなってしまう
中上級者
  • 要点をコンパクトにまとめた講義で全範囲を復習したい人

ここから先は、実際に私がスタディングを無料体験してみて分かったことについて1つずつまとめていきます。

スタディングの学習の流れ

アウトプット中心で効率良く点を取る!

スタディング司法書士講座の講義は、

  • 基本講座 約150時間
  • 記述式対策講座 約25時間

で、講義時間は合計で約175時間

他の予備校は400~500時間くらい講義があるので、スタディングの講義時間はかなり短め。

そんなに講義が短くて本当に大丈夫なの?

と心配になるのも当然。

しかし、スタディングは講義以外に問題演習のようなアウトプットがカリキュラムに組み込まれているので実際の勉強時間は175時間よりも大幅に多いです。

スタディングでの学習の流れは以下のとおり。

スタディングの学習の流れ
  1. 基本講座 (インプット)
  2. 要点暗記ツール (アウトプット)
  3. スマート問題集 (アウトプット)
  4. セレクト問題集 (アウトプット)
  5. ①に戻り次の講座へ

問題集は解いたらそれでおしまいではなく、AIが理解度に応じて最適な時期に復習問題を出題してくれます。

このように、講義で学んだことをすぐに様々なアウトプットで繰り返し解くことで効率よく合格に必要な知識を身につける学習法になっています。

記述式の勉強は「記述式雛形暗記ツール → 記述式対策講座」という順番。

まず雛形を身につけ、実際の問題で雛形を使ってどう解答を書けば良いのかを学んでいくという流れです。

無料体験でできること

2023年3月時点のスタディング無料体験でできることを簡単にまとめると以下のとおり。

無料体験内容 補足説明

無料登録特典冊子

(1)

  • 学習スタートガイド
試験の特徴や攻略ポイント、科目別の攻略ポイントなどを解説

短期合格セミナー

(3)

  • 失敗例から学ぶ 着実に合格する勉強法5つのルール
  • 記述式が苦手な方のための記述式攻略法
  • 司法書士試験リベンジ合格法~合格レベルに到達するためには~
 

法改正情報

(4)

  • 令和5年度対策 押さえておきたい法改正の概要
  • 【民法改正】成人年齢引き下げによる試験への影響
  • 令和の会社法改正の概要
  • 100分で解説!改正民法ポイント講座
中上級者向けの法改正の解説

基本講座

(6)

  • 民法(3回分)
  • 不動産登記法(3回分)
 

要点暗記ツール

(3)

  • 不動産登記法(3回分)
各講義の重要ポイントを穴埋め形式でチェックできる復習ツール

スマート問題集

(6)

  • 民法(3回分)
  • 不動産登記法(3回分)
各講義に対応した一問一答形式の問題演習ツール

セレクト過去問題集

(2)

  • 民法
  • 不動産登記法
民法、不動産登記法の1~3回の講義に対応する五肢択一形式の過去問演習ツール

記述式雛形暗記ツール

(2)

  • 不動産登記法(2回分)
記述式の雛形の穴埋め形式暗記ツール
記述式対策講座(2)
  • 不動産登記法 基礎編
  • 不動産登記法 過去問編
覚えた雛形をどうやって使っていくのかを解説する講義

これら全部を無料体験することができます。

講義1回は約50分ほど。

さらに各回が内容別の区切りが良いところで細分化されているので、少しの隙間時間でも講義を受けたり問題演習をすることが可能です。

そのほか、スタディングで用意されている以下のシステムも利用できます。

システム 補足説明
学習レポート

各講義、問題演習、要点暗記ツールに使った時間や進捗状況の記録が見れる。

学習履歴も記録されるので、コツコツ記録が増えると嬉しい人のモチベーションになる。

勉強仲間SNS

スタディング司法書士講座利用者が、学習レポートの内容や勉強時間を投稿しているSNS。

他の受験生の勉強の様子が見れて刺激になる。公開範囲の設定もできるので友達だけが見れるようにすることも可能。

学習フロー スタディングの講座・問題演習などを進める順番がまとめられたフロー図。

マイノート

メモ

講義中にメモをしたり、クラウド上にまとめノートを作れる。

AI問題復習

AIが個人の学習状況に応じて復習すべき問題を選んで出題してくれる。
AI検索 講義・問題・テキスト・メモ・マイノートなどを横断的に検索し、質問内容と関連が深い答えをAIが選んで表示してくれる。

スタディングの「マイノート」機能でまとめノートを作れば、スマホでいつでもノートを編集・確認できるので効率的に学習できます。

自分の弱点を理解・暗記するための「まとめノート」は司法書士試験ではとても役立ちます。実際に私もWordで463ページに及ぶまとめノートを作って勉強して合格しました。

マイノート機能の有用性や、スタディングの講座・機能詳細については以下の記事で詳しく解説しています。

関連記事:「【合格者が解説】スタディング司法書士講座の評判・口コミとデメリット対策」

無料体験に必要なもの

スタディングは無料登録をすればマイページから無料体験ができます。

無料登録は以下のページの「無料でお試し」から可能。

スタディング:無料登録

無料登録には「メールアドレス」と「パスワード」の入力が必要です。

無料登録するとマイページにログインできますので、そこから体験可能です。

では実際に私がスタディングを無料体験してみて感じたことについて、良い点も悪い点もまとめていきます。

合格者がスタディングを無料体験したらどうだった?

実際にスタディングの講義、学習ツールなどを体験してみると以下のような点を感じました。

良い
  • 5~15分の短時間講義なので、眠くならずに集中して勉強できる
  • 講義の最後に総まとめしてくれるので、覚える要点を確認できる
  • 暗記ツールや問題集はクイズのように勉強できるので、隙間時間でも暇つぶし感覚で勉強できる
  • 講義の総まとめ、暗記ツール、問題演習と復習手段が多いので、繰り返し学習でき覚えやすい
  • AIが必要な復習問題を最適なタイミングで出題してくれるので、毎日問題を解くだけで弱点をつぶせる
  • 説明がコンパクトで要点中心なので、2年目以降の総復習講座としても使える
  • 講義だけでなく問題演習で覚える知識も多くあるので、問題を解きまくって勉強するのが得意な人には勉強しやすい
  • 講義と問題演習を合わせれば、合格に十分な範囲の知識が身につくのはコスパが良い
悪い
  • 短時間講義で説明もコンパクトなので、初心者は1回聴いてもよく分からず繰り返し講義を聴く必要がある部分もありそう
  • 出題される過去問も厳選されているので、スタディング以外の過去問題集も解いておいたほうが万全だと感じる
  • 要点中心の内容なので、一から十まで詳しく教えてほしい人には不向き
  • 勉強が進むほど繰り返し問題演習する量が増えるため、問題を解くより講義やテキストで勉強するほうが得意な人には不向き
  • 気になった点をすぐ講師に質問できないので、質問チケットを購入したり自分で調べることも必要

これらの点についてもう少し詳しく説明していきます。

合格するのに十分な内容?

講義+アウトプットで合格に届く内容になる

実際に無料体験をしてみるとスタディングの講義は、

「短時間の講義に、問題として出される部分を意識してコンパクトにまとめている」

という特徴があると感じました。

講義の後には要点暗記ツールやスマート問題集で、講義で扱わなかった合格に必要な知識や具体的事例も+αされるので、

講義はさらっと流しながら、過去問などの問題演習を繰り返して実力を身についていくアウトプット中心のスタイルになっていました。

「インプットで覚えて、アウトプットで覚えているか確認する」

という従来の勉強法ではなく、アウトプットがインプットの復習+新しい知識を覚えるツールにもなっています。

無料体験で視聴できる短期合格セミナーで山田講師も触れているように、司法書士試験は過去問がとても重要です。

私の経験上も合格するためには過去問はとても重要。

スタディングは要点暗記ツール、スマート問題集、セレクト過去問題集と様々なアウトプットがあり合格に必要となる知識は一通り学べますが、

私自身はスタディングの問題演習+市販の過去問題集も解いてアウトプットをさらに手厚くした方が合格しやすいと思いました。

合格するのに十分な内容か?

スタディングはアウトプットで学ぶ部分も多く、アウトプットを含めれば必要な知識を一通り学ぶことができる。

司法書士試験は過去問が重要であるため、スタディング+市販の過去問題集を解いた方がより良いと考える。

市販の過去問題集を加える場合は、

  • 網羅的なLECの「合格ゾーン」
  • 重要な問題を抽出したWセミナーの「オートマ過去問」

のどちらかがおすすめ。

過去問にたっぷり時間をかけられるなら「合格ゾーン」、時間があまり無いなら「オートマ過去問」という選び方でも良いでしょう。

司法書士テキスト「オートマ」シリーズ最新版まとめ

続いて、スタディングのシステムや講義の良かった点と悪かった点についてまとめていきます。

良いところ

自然と復習できて覚えられる

スタディングが他の予備校と比べて良いと感じた点をまとめると以下のとおり。

スタディングの「良い点」
  • 1講義が50分ほどで更に5分~15分に細分化されているので眠くなりにくく、集中しやすい。
  • 講義の最後に確認テストがあり、ポイントの再確認と復習ができる。
  • 要点暗記ツールなら1つ10分、スマート問題集なら1つ20分ほどで解けるので、隙間時間でも復習しやすい。
  • 「学習フロー」通りに進めれば、自然と何回も講義の復習ができるので、覚えやすい。
  • 「AI問題復習」が自分に足りない知識を選んで出題してくれるので、苦手分野を克服しやすい。
  • 要点がコンパクトにまとまった講義なので、2年目以降の中上級者の復習用講座にも使える。

勉強が苦手な人は「勉強のやり方が分からない」からなかなか理解できないことが多いです。

勉強が苦手な人にとっては

復習ってどう勉強すれば良いのか分からない

ということが多いでしょう。

スタディングは、

  • 要点暗記ツール
  • スマート問題集
  • セレクト問題集

の3つで最低3回は講義の復習ができるようになっています。

スマート問題集・セレクト問題集は理解度に応じて

【練習モード】 問題と解説を交互に表示
1回目の学習、講義の復習・確認に便利。
【本番モード】 問題を全部回答してからまとめて採点。
時間制限付きで実力チェックに便利。
【復習モード】 前回間違えた問題のみ出題
間違えた部分だけ効率的に復習するのに便利。

の3モードがあるので、勉強が苦手な人でも段階的に復習を繰り返すことで、段々と覚えていくことができるのがスタディングの特に良いところだと思います。

さらに問題を解きっぱなしにせず、AIが時間を空けて復習問題を出してくれるので安定して正解できるようになるまで繰り返し復習できます。

そのため、スタディングは「勉強の正しいやり方が分からない」という人には良いなと感じました。

多くの予備校では講義をしても復習は各自任せなことがほとんど。

復習のためにテキストを自分で読み直したり、自分で過去問を解く必要があります。

そのため、勉強の得意な人は成績を伸ばしやすいですが、勉強が苦手な人はどんどん遅れてしまいがちです。

スタディングの良いところを挙げましたが、スタディングも決して全ての人におすすめはできません。

続いて、スタディングの悪いところについてまとめていきます。

悪いところ

講義を1回聴いただけだと完全理解は難しいかも

スタディングのいまいちなところをまとめると以下のとおり。

スタディングの「悪い点」
  • 講義は「詳細な説明」よりも「要点まとめ」の特色があり、少し暗記要素がある
  • 「問題に出る要点=初心者には用語が少し難しい」ので、1回視聴して全部理解するのは難しい

第1に、スタディングの講義は全てを詳しく解説するというより、解説な必要な要点については理解できるよう説明していくという特色があります。

そのため、講義だけでは説明が不十分と感じる部分もぶっちゃけあります。

しかし、スタディングは講義はさらっと流して、要点暗記ツールや問題集を繰り返すことで理解を深めていく学習法。

実際に問題を解き、解説を読むことを繰り返す方が効率が良い要点は、講義で多くの時間を使わないようにしているようです。

よしと
よしと

「講義の説明より問題を繰り返し解いた方が点につながる要点」よりも

「講義で詳しく理解してからの方が点を取りやすい要点」の解説に力を入れているのがスタディングの講義だと感じました。

実際、どれだけ詳しい講義をする予備校でも試験に出る要点全てを詳細に解説するのは不可能。

全て詳細に解説しようと思ったら講義時間が1000時間あっても足りません。

スタディングの講義は聴いてすぐに全部理解できなくても、まずはその後の要点暗記ツールや問題演習をしっかりと繰り返すうちに理解も深まっていきます。

第2に、スタディングの講義は問題に出る要点がまとまっているため、初心者が初めて目にする用語が少し難しいと感じます。

そのため、初心者が講義を聴いてすぐに全部理解するのはかなり難しいでしょう。

しかし、その代わりに実践的な問題演習がカリキュラムに多く組み込まれているため、理解を深めるよりも先に、試験本番で点を取る力が早くから身につきやすいです。

「分かりやすい詳細な説明」で一から十までしっかり勉強したい人は、他の予備校・通信講座を選んでたっぷり講義を受ける方がおすすめです。

大手予備校・格安通信講座の講義時間の比較

スタディングの講義の理解を最初から深めたい場合は、独学の定番テキストである「オートマ」のような、分かりやすい噛み砕いた説明のテキストを併用するのもおすすめ。

司法書士テキスト「オートマ」シリーズ最新版まとめ

【スタディング】合格者の体験・分析まとめ

スタディングは講義時間は短めですが、その分アウトプットの種類と量が豊富で自然と講義の復習をすることができます。

スタディングの良い点・悪い点をまとめると以下のとおり。

良い
  • 5~15分の短時間講義なので、眠くならずに集中して勉強できる
  • 講義の最後に総まとめしてくれるので、覚える要点を確認できる
  • 暗記ツールや問題集はクイズのように勉強できるので、隙間時間でも暇つぶし感覚で勉強できる
  • 講義の総まとめ、暗記ツール、問題演習と復習手段が多いので、繰り返し学習でき覚えやすい
  • AIが必要な復習問題を最適なタイミングで出題してくれるので、毎日問題を解くだけで弱点をつぶせる
  • 説明がコンパクトで要点中心なので、2年目以降の総復習講座としても使える
  • 講義だけでなく問題演習で覚える知識も多くあるので、問題を解きまくって勉強するのが得意な人には勉強しやすい
  • 講義と問題演習を合わせれば、合格に十分な範囲の知識が身につくのはコスパが良い
悪い
  • 短時間講義で説明もコンパクトなので、初心者は1回聴いてもよく分からず繰り返し講義を聴く必要がある部分もありそう
  • 出題される過去問も厳選されているので、スタディング以外の過去問題集も解いておいたほうが万全だと感じる
  • 要点中心の内容なので、一から十まで詳しく教えてほしい人には不向き
  • 勉強が進むほど繰り返し問題演習する量が増えるため、問題を解くより講義やテキストで勉強するほうが得意な人には不向き
  • 気になった点をすぐ講師に質問できないので、質問チケットを購入したり自分で調べることも必要

良い点、悪い点を総合的に判断すると、スタディング司法書士講座は以下のような人におすすめできます。

スタディング司法書士講座が向いている人
初心者
  • なるべく安く司法書士の勉強をしたい人
  • アウトプット中心学習で効率良く短期間で合格したい人
  • 家や電車の中などで、スマホで勉強をしたい
  • 長時間勉強していると眠くなってしまう
中上級者
  • 要点をコンパクトにまとめた講義で全範囲を復習したい人

スタディングの無料体験を合格者が実際に体験・分析してみた結果は以上です。

しかし、どんな人にも合う完璧な講座はありません。

スタディングが良いかもしれない。

そう思った人は、自分でも無料で試してみてから決めるようにしましょう。

無料登録することで10%割引クーポンももらえます。

関連記事:「【合格者が解説】スタディング司法書士講座の評判・口コミとデメリット対策」
記事の執筆者
司法書士
よしと

元公務員の司法書士。
司法書士は4年、行政書士は4ヵ月で合格。
現在は埼玉県で司法書士として開業中。
司法書士試験に合格して人生が変わり結婚、2児の父に。
昔はRPG→SLG→格ゲー→オンゲーと色々ゲームしてたり、動画作ったりしてました。

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