おつかれさまです!資格ワン運営の司法書士「よしと」です。
とりあえず独学から司法書士の勉強を始めようと思っているんだけどテキストはどれを買えばいいのかな?
来年の受験に向けて良いテキストがあれば使ってみたいんだけど何が良い?
そんなことを思っていないでしょうか。
この記事では、司法書士試験に合格するためにどのテキスト・過去問を使うのが良いかおすすめをご紹介します。
独学の方はもちろん、別の角度から勉強し直して知識を固めたい人にもおすすめです。
理系出身で法律の勉強をほとんどしたことが無かった状態から、4年目で合格した私の経験からおすすめテキストや過去問などを紹介します。
司法書士試験の新しいテキスト・過去問を探す前に
こちらを読んでいる方は何か良い司法書士試験のテキスト・過去問のおすすめは無いかな?と思ってお探しだと思います。
しかし、ちょっと待ってください。
本当に今新しいテキストは必要ですか?
もし、あなたが現在予備校の初学者向け講座や中上級者向け講座を受けてるなら、その講座で使うテキストが手元にあるはずです。
手元に既にテキストがあるのなら、まずはそのテキストを使い込むのが一番です!
現在のテキストは「自分に合わない」「分かりにくい」と感じることもあるかもしれませんが、どのようなテキストであっても結局理解する内容は同じです。
授業と合わせてテキストの内容をしっかり理解できるように努めていきましょう。
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この記事では上記のような方に向けておすすめのテキスト・過去問をご紹介しています。
独学・初学者の司法書士試験おすすめテキスト・過去問
まずは最初に買うテキスト・過去問について解説します。
おすすめテキスト→オートマ
独学で1から司法書士試験を目指そうと思うのであれば、オートマこと「山本浩司のautoma system」シリーズがおすすめのテキストです。
オートマ独学の鉄板テキストです。
テキストのタイトルにも入っている著者の山本浩司先生は東京大学出身で、司法書士試験にたった6ヶ月という超短期一発合格をされた方。
現在はTAC/Wセミナーで司法書士講座の講師もされています。
そんなに優秀な人が書いたテキストだと初心者には理解しにくい難しいものなんじゃ…
と思うかもしれませんが、オートマはその真逆のテキストです。
法律を全く知らない状態からでも理解がしやすい説明、考え方がされているのでテキストを読み進めていくだけで法律がだんだんと分かってくる構成になっています。
オートマは全てを網羅するテキストではありませんが、司法書士試験の合格に必要十分な内容が載っています。
そのため、司法書士試験の短期合格を考えるならオートマの内容を100%仕上げるのが一番の近道です。
私自身も1年目は山本浩司先生の講座を受け、オートマをテキストに使って勉強していました。
私の1年目は頑張って勉強してなかったので合格できませんでしたけど、合格後に見ると改めて良いテキストだと分かります。
大学で法律を勉強していた方には少し違和感があるテキストかもしれませんが、どこが司法書士試験に必要なのかが分かるテキストなのでオートマおすすめですよ。
おすすめ過去問→オートマ過去問、合格ゾーン
独学しようという方は、テキストとは別に過去問題集が必須です。
試験合格するためには過去問題集の内容が再度出題されたら100%解けるくらいの精度は身につけましょう。
過去問集は同じようなものが複数の出版社から発売されていますが、基本的にはどちらの過去問を使っても大丈夫です。
「オートマ」をテキストとして使うのであれば、同じく「オートマ過去問」を使うと間違いがなくおすすめです。
「オートマ過去問」が登場したのは比較的最近であるため、司法書士試験では「合格ゾーン」も人気の過去問になっています。
「オートマ過去問」と「合格ゾーン」の特徴の比較や、過去問の使い方については以下の記事で詳しく解説しています。
関連記事:「【過去問マスター】司法書士試験の過去問の使い方・おすすめ比較」 |
中上級者向けの司法書士試験おすすめテキスト・過去問
中上級者はテキストを買い直さなくても、今まで使っていたテキストをマスターすれば司法書士試験に合格できるのが大前提です。
しかし、
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という状況であれば新しいテキストに変えるのもアリ。
おすすめテキスト→オートマプレミア
司法書士試験の勉強を一通りはやったことのある方には、オートマプレミアこと「山本浩司のautoma system premier」シリーズがおすすめのテキストです。
よく「プレミアム」と間違えられてますけど、私も使ってましたから間違えませんよー。
「プレミア」が正しいです。
さきほどのオートマが初学者向けのおすすめテキストであるならば、オートマプレミアは中上級者向けのおすすめテキストです。
分かりやすさと必要十分な内容はそのままに、未知の問題への応用力に磨きをかけるテキストになっています。
全ての知識を網羅するというスタイルではなく、正確な知識を科目横断的に身につけて試験合格に必要な点数を取るテキストです。
科目横断的に勉強すると、
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というメリットがあります。
中上級者の多くは勉強して覚えたはずなのに、上手く思い出して知識を使うことができないという状態です。
オートマプレミアはそんな「思い出す力」を高めてくれるおすすめテキストです。
おすすめ過去問→オートマ過去問、合格ゾーン+α
初学者の方と同様、過去問集は引き続き使いましょう。
一度学習していても時間が経つと忘れてしまうので、試験前に必ずまた過去問を完璧に解けるようにする必要があります。
そして、過去問をしっかり解いている人は過去問とは別に、要点整理として「でるトコ」も解いておくことをおすすめします。
初学者はインプットに多く時間を取られてしまいますが、中上級者は「でるトコ」でアウトプットを増やす余力があるはず。
「でるトコ」は説明が短くまとめられているので、本試験での選択肢からポイントとなるキーワードを素早く見つけられるようになるのにも役立ちます。
キーワードを素早く見つけられると試験問題を早く解くことができるので非常に有利です。
関連記事:「【司法書士】オートマでるトコ一問一答で未出問対策して事故を防ぐ」 |
アウトプットを増やしたい中上級者→オートマでるトコ
予備校の初学者向け講座や中上級者向け講座を受講しているが、過去問の他に問題集を追加してアウトプットを増やしたい!という方であれば、問題集を追加するのもおすすめです。
しかし、過去問を既に解いているのに、新しい過去問集を買っても同じ問題ですから意味がありません。
アウトプットを増やしたい方は過去問集は終えていますから、それ以外の問題を増やさなければならないのです。
そこで私がおすすめするのは「オートマシステムでるトコ」シリーズです。
市販の問題集は、過去問から重要な部分をピックアップしたものが多いですが、「でるトコ」はテキストから要点を問題化しています。
そのため、司法書士試験にとって重要な内容でありながら過去問とは違う切り口となっている問題を解くことができます。
過去問は全部解いて理解しているのに択一で合格できない!という方には特におすすめできる問題集です。
関連記事:「【司法書士】オートマでるトコ一問一答で未出問対策して事故を防ぐ」 |
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司法書士試験の記述式対策におすすめのテキスト
司法書士試験の記述式は択一式とは違う対策が必要です。
記述式の勉強でつまづく人には伊藤塾の山村拓也講師の「うかる!司法書士記述式答案構成力」シリーズ4冊がおすすめ。
独学合格者にも「オートマ記述」と併用して使っていた人が多く、記述対策の人気のテキストですよ。
関連記事:「【司法書士】オートマだけで合格可能?独学合格者ブログの使用テキスト類」 |
司法書士試験のテキスト・過去問のおすすめまとめ
現在予備校の講座を受講している人は、講座で使用しているテキストをそのまま使うのが大原則です。
紙のテキストが手元に無い場合には別のおすすめテキストを買うことも選択肢になります。
初学者の方にはオートマこと「山本浩司のautoma system」シリーズがおすすめのテキストです。
法律学習未経験者にも分かりやすく、合格に十分な内容が載っているのがおすすめなテキストです。
テキストと合わせて過去問題集も解くようにしましょう。
中上級者の方にはオートマプレミアこと「山本浩司のautoma system premier」シリーズがおすすめテキストです。
過去問題集とは別に問題集として「でるトコ」を足すのがおすすめ。
さらにアウトプットを強化することができます。
司法書士試験は勉強の進み具合によって有用なテキストが異なります。
一番大事なのはテキストの内容をマスターすることなので、しっかりと勉強する前にテキストだけをとっかえひっかえすることないようにしましょう。