
おつかれさまです!資格ワン運営の司法書士「よしと」です。

司法書士を目指すのは「やめとけ」とか「やめたほうがいい」と言う人がいる。
司法書士になりたいと思ったけど合格率は低いし無謀なのかな?
やめたほうがいいのかな?
そんなふうに思っていませんか?
私も受験生時代は「司法書士を目指すのはやめとけ」と言われましたが、「で?」という感じで勉強を続けて4回目の司法書士試験で合格しています。
司法書士の勉強をしようか、あるいは司法書士の勉強をしていると周りから「やめとけ」と言われる機会は意外と多いもの。
その中にはあなたを本当に心配しての意見もあれば、あなたに対してマウントを取りたいための意見もあるのが現実です。
そのためこの記事では、
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について説明していきます。
この記事を読むことで、あなたが「司法書士を目指すのはやめとけ」という周りの意見を気にする必要がないことを確信することができます。
司法書士を目指すのかどうかは、周りの意見ではなくあなたが自分自身を分析することで決めないと後悔することになる可能性がありますよ。
司法書士を目指すかどうかは「あなたがやりたいこと」で決まる
「司法書士を目指すのはやめとけ」という周りの意見はあなたが司法書士を目指すかどうかの指針にはなりません。
あなたにとって司法書士になることが幸せにつながるのなら司法書士の勉強を始める、または続けるべきです。
私は地方公務員をやめて司法書士になりました。

地方公務員の方が安定しているし、司法書士を目指すのはやめとけ
そう言われてきましたが司法書士となった今、後悔はしていません。
世間一般では公務員の方が恵まれている憧れの職業なのかもしれませんが、私にとっては司法書士の方がなりたい職業でした。
あなたにとって何が良いのか、あなたの幸せはあなたが決めること。
もし、他にもっと楽にあなたが幸せになれる方法があるなら司法書士を目指すのはやめておくのも手です。
でも、あなたにとって司法書士を目指すことが必要あれば目指した方が良いでしょう。
司法書士試験は合格率は低いですが受験資格も無く、数年かけて勉強をきちんと積み重ねることができれば、合格という結果の再現性はかなり高い試験だと思います。
司法書士試験では「数年しっかり勉強を積み重ねる」ことが一番大切で難しいため、司法書士になりたいんだ!という強いモチベーションを維持するためにも、なるべく短期間での合格を目指しましょう。
あなたに合った予備校や通信講座を使ったほうが短期間で成績を伸ばせるのはもちろん、勉強を続けるモチベーションも保ちやすくなるのでおすすめ。
ここからは「司法書士を目指すのはやめとけ」と言う人がどうしてそんなことを言うのかを解説していきます。
理由が分かると、そんな意見は気にしなくて良いことが分かりますよ。
「司法書士はやめとけ・やめたほうがいい」という人の本音
あなたの周りの人や、ネット上では実にさまざまな人が「司法書士を目指すのはやめとけ」ということを言うでしょう。
そのようなことを言う人の「本音」を知っておけばあなたが惑わされることはありません。
そこで、以下のような人たちが「司法書士はやめとけ」と言うときの本音について個別に説明していきます。
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勉強をしていない人
司法書士の勉強もしたこともないのに「司法書士はやめとけ・やめたほうがいい」という人の本音は以下のようなものです。
本音 | 気にしない理由 |
そんな難しい試験にあなたが合格できるわけがない |
合格率4%なんて天才しか合格しない、普通のあなたが合格できるわけがないという勘違い |
今の仕事、あるいは他にもっと良い仕事があるじゃない | 現状維持、もっと楽な方に流れる人間の本能を優先した意見 |
人間には
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という本能があり、環境の大きな変化を避けようとします。
しかし、あなたはその本能があっても司法書士を目指したいと思ったわけですから、司法書士を目指す理由があるはず。
そのため、本能に逆戻りして目指すかどうかを悩む必要はありません。
その部分はあなたの中で既にゴーサインが出ているからです。
司法書士試験を諦めた人
昔司法書士試験を受けたが合格できずに諦め「司法書士はやめとけ・やめたほうがいい」という人の本音は以下のようなものです。
本音 | 気にしない理由 |
私が合格できなかったのに、あなたが合格できるわけがない | 司法書士試験は正しい努力を継続できれば(時間はかかっても)合格できるから |
「私ができなかったから、あなたもできないはずだ」という考え方の人は結構多いです。
「自分の方が能力が高い」とあなたに対してマウントを取りたいという潜在意識があるのかもしれません。
そのため、そんなマウント取りの意見をあなたが気にする必要は全くありません。
仮に能力の上下があったとしても司法書士試験の合否を分ける決定打は能力や才能ではないですからね。
諦めた人は以下のような失敗をしていると考えられます。
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あなたは同じ失敗をしないために、なぜ司法書士になりたいのか、司法書士でなければダメなのかを忘れないようにしてください。
試験合格して司法書士にならなかった人
司法書士試験に合格はしたものの司法書士にはならず「司法書士はやめとけ・やめたほうがいい」という人の本音は以下のようなものです。
本音 | 気にしない理由 |
合格したけど司法書士はそんなに私がやりたい仕事じゃなかった。だからあなたもやめとけ。 | あなたにとって司法書士がやりたい仕事じゃないかは分からない。目指す理由があるならやりたい仕事の可能性が高い。 |
合格しながら資格を活かさず司法書士にならない人は、難関資格ゲッターになっていた可能性があります。
そもそも司法書士になりたい理由が希薄なまま合格してしまえば司法書士の仕事は面白くも楽しくもないでしょう。
あなたはなんとなくではなく、司法書士になりたい!という気持ちがあるでしょうか?
司法書士になりたい気持ちがあるのであれば勉強する価値、試験に合格する価値はあるはずです。
(元)司法書士
司法書士の人、あるいは元司法書士の人が「司法書士を目指すのはやめとけ」という本音は以下のようなものです。
本音 | 気にしない理由 |
司法書士受験生が減り続けた方が今後自分が仕事をしやすい。 | 当然思い通りになってあげる必要はありません。 |
自分が司法書士として仕事、収入、人間関係などが辛いから、あなたも目指さない方が良い。 | 仕事のやり方の問題なので資格の問題ではありません。あなたが合格後にどうすれば良いかの問題なので、司法書士を目指さない理由にはなりません。 |
司法書士の業務範囲は幅広いので全てを完璧にこなしている人は少数派。
一部の(元)司法書士が「司法書士は良くない」と言っていてもほとんどの司法書士は黙々と仕事を続けています。
否定的な意見ほど声が大きいので目にする、耳に入る機会が多いですがそれらはごく一部。
実際、司法書士の業務範囲は非常に広いので、自分には司法書士は合っていなかったと思っても別業務をメインにしてみたら自分に合っていた、なんてことはよくあります。
「司法書士はやめとけ・やめたほうがいい」という人の本音まとめ
「司法書士を目指すのはやめとけ」という意見はおおまかに
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という2種類があります。
そのどちらもあなたが司法書士を目指すのをやめる理由にはなりません。
私自身は自分の意思をつらぬいて司法書士になりましたが、後悔はなく結果に満足しています。
私が司法書士を目指した理由や、勉強で苦労していたこと、どうやって合格まで成績を伸ばせたか、合格後はどうしたのかなどについては合格体験記にまとめているので参考にどうぞ。
司法書士試験は難しい試験ですが、司法書士になりたいという強い動機をもって数年着実に勉強を積み重ねれば合格することができる試験です。
合格するために重要なのは能力や才能よりも「継続的な勉強」です。
司法書士の仕事に不満を持って「やめとけ」という人も一部にいますが、ほとんどの司法書士は地道に仕事を続けています。
大事なのは合格後にあなたが司法書士としてどうやって仕事をするかです。
もしもあなたがなんとなく司法書士の勉強をしようと思っている、あるいはしているのであれば「やめとけ」という意見に従う方が良いこともあるでしょう。
しかし、「司法書士になりたい」という気持ちから勉強したい、あるいはしているのであれば勉強を続けていくことをおすすめしますよ。

私はやりたかったけど周りに言われてやめてしまった
というのは後悔の定番です。
あなたがこの先の人生を後悔なく生きるために、今できることを地道にやっていきましょう!
司法書士の勉強をするのであれば、相性の良い講座を選ぶのは大事です。
講座選びで合格までの期間が1年以上変わることも良くあるため、しっかり評判・口コミも比較して選ぶようにしましょう。