おつかれさまです!資格ワン運営の司法書士「よしと」です。
司法書士試験の短期一発合格を目指しているが、効率的な学習方法に悩んでいる方へ朗報です。
LECの司法書士9ヵ月合格速修コースは、その答えを提供しています。
豊富な実績と確かなカリキュラムで、多くの合格者を輩出してきたこの速修コースは、速修専門の秋元講師が担当。
短期間での合格を現実にするため、週3回9時間ペースの緊密なスケジュールで、コマ数90に渡る特別プログラムが用意されています。
ただし、その密度の濃い学習カリキュラムが、全ての受講生に合うわけではありません。
- 学習の進行スケジュールの厳しさ
- 講義以外に必要な自習時間の多さ
- 料金の高さ
などが挙げられるデメリット。
しかし、これらの課題を乗り越えれば、合格に大きく近づくことができるでしょう。
この記事では、
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まで、詳細を紹介していきます。
あなたがこの試験の合格を真剣に目指しているなら、この速修コースがあなたにとって最適な選択肢となるかもしれません。
続きを読んで、LECの司法書士9ヵ月合格速修コースがあなたの目標達成にどのように貢献できるのか、確かめてみてください。
LECの司法書士9ヵ月合格速修コースの全体像
まずLEC司法書士9ヵ月合格速修コースの特徴的な部分をまとめると以下のとおり。
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それぞれの特徴と講座の費用について、1つずつ順番に解説していきます。
速修専門の秋元講師が担当
LECの司法書士初学者向けコースには以下の3種類があります。
新全日制本科コース | 講義量が多く、専業受験生向けのコース |
新15ヵ月合格コース | 最もスタンダードなコース |
9ヵ月合格速修コース | 短期間で勉強する速修コース |
LECの司法書士9ヵ月合格速修コースを担当する「秋元 優里講師」は、
- 2003~2012年までは15ヵ月コース
- 2012年以降は9ヵ月合格速修コースだけ
を担当しています。
その豊富な短期学習指導経験から、限られた時間でどこに注力すべきかをアドバイスしてくれる短期速修のスペシャリストです。
週3回9時間ペース、90コマの短期学習カリキュラム
9ヵ月合格速修コースの基本インプット講座は全90コマ(1コマ=約3時間)と、講義量がかなり圧縮されています。
LECの他のコースとインプット講座のコマ数を比較すると以下のとおり。
基本インプット講座の総コマ数 | |
新全日制本科コース | 185コマ |
新15ヵ月合格コース | 130コマ |
9ヵ月合格速修コース | 90コマ |
他のコースに比べると31~51%ほど講義量が少ないですが、短期間で合格するために必要な学習量を計算してカリキュラムが作られており、必要なことは十分に学べます。
また、9ヵ月合格速修コースの講義は、毎週3コマ(9時間)というやや早めのペースで進んでいきます。
LECの他のコースと進行ペースも比較してみると以下のとおり。
講義の進行ペース | |
新全日制本科コース | 週6コマ(専業受験生向け) |
新15ヵ月合格コース | 週2コマ(社会人向け) |
9ヵ月合格速修コース | 週3コマ(社会人向け) |
9ヵ月コースの進行ペースは、スタンダードな15ヵ月コースに比べると早いですが、働きながら勉強する社会人や、家事・育児に時間を取られてしまう社会人でも、頑張ればついていけるレベルです。
模範的なカリキュラムでは8~9月から勉強をスタートし、3月までのおよそ半年でインプット講座、アウトプット講座、記述式講座などの基本講義は全て終了。
7年連続で一発合格者を出した実績
さすがにLECの司法書士講座でも9ヵ月で本当に合格できるものなの?
と不安を感じる人も多いと思います。
その点、9ヵ月コースは、2023年度の試験までに7年連続で一発合格者を出しているという実績あり。
しかし「9ヵ月で合格するのは簡単なことではなく、相当な努力が必要」と秋元講師自身が言っています。
9ヵ月で合格するためには、単に講義を受けるだけでなく、講義時間の何倍も自分で勉強する時間が必要です。
通学講座のほか、通信講座、同時配信講座も選べる
9ヵ月合格速修コースの受講形態は以下の3種類。
生講義 | 池袋本校にて講義を実施 |
通信講座 | Webで視聴(スマホ・パソコン) DVDで視聴 |
同時配信講座 | 神戸本校、京都駅前本校、佐世保駅前校[提携校]、長崎駅前校[提携校]にて、池袋本校の生講義をリアルタイム中継視聴 |
生講義で勉強のペースメイクをしたい人は、池袋本校で生講義を受けられます。
また、神戸・京都・佐世保・長崎といった遠方の人も、校舎に通ってリアルタイムで講義を視聴できます。
通信講座は、生講義よりは少し配信が遅れてしまうものの、WebやDVDで講義を倍速視聴したり、分かりにく箇所をその場ですぐ聴き直せるメリットもあります。
初学者でもOKな講義レベル
基本的に初学者向けのコースとして作られていますが、合格に十分な内容がコンパクトにまとまっているため、以下のような人が受講できます。
- 法律を勉強したことがない人
- 法学部や他資格で法律を勉強したことがある人
- 独学で手応えがなかった人
- 以前司法書士講座を受講したが挫折してしまった人
宅建や行政書士に合格した人が、司法書士へのステップアップとして9ヵ月合格速修コースを受講するパターンも多いです。
徹底的に時間の効率化を図った「同時進行講義」
司法書士試験では民法、不動産登記法の順番で1科目ずつ学習するのが定番。
しかし、LECの9ヵ月合格速修コースでは、
- 民法と不動産登記法
- 会社法・商法と商業登記法
は勉強時間の効率化のために、同時並行で学習を進めていきます。
9ヵ月コースの学習順は以下のとおり。
8~9月 | 全体構造編 |
10月 | 憲法 |
10~12月 | 民法&不動産登記法 |
12~1月 | 会社法・商法&商業登記法 |
1~2月 | 民事訴訟法→民事執行法→民事保全法 |
2月 | 刑法 |
2~3月 | 供託法→司法書士法 |
同時並行で学習する理由は、科目の関連性が高いから。
通常学習と同時並行学習のイメージを比較すると以下のとおり。
通常の学習方法 | 同時並行で学習 |
不動産登記法の学習中に民法の知識が必要になる。 ↓ 時間が経っているので民法を忘れている ↓ 民法に戻って復習しながら、不動産登記法を勉強 |
不動産登記法の学習中に民法の知識が必要になる。 ↓ 民法の知識を勉強してすぐ不動産登記法を勉強しているので、知識を忘れていない ↓ 民法に戻って復習する時間ロスがない! |
関連する知識を科目横断的に勉強できるので、
- 復習時間を減らすことができる
- 知識を関連付けて暗記しやすくなる
といったメリットがあります。
関連科目の「横断整理講座」付き
9ヵ月コースには、90コマのインプット講義とは別に以下の科目横断整理講座があります。
民法・不動産登記法の横断整理 | 2回 |
会社法・商法・商業登記法の横断整理 | 2回 |
民法・不動産登記法、会社法・商法・商業登記法は関連性が高いため、知識がこんがらがりやすいです。
そのため各科目を学習した後に、科目をまたがる関連性の高い知識を多くの図表を使って整理する講義が用意されています。
各科目で十分に理解できていなかった部分の理解や、要点の総復習に役立ちます。
講師と一緒に解く「記述式の実況中継解説」
LEC9ヵ月合格速修コースでは、記述式の答案構成用紙を使わない解き方を学ぶことができます。
答案構成用紙とは、記述式が出題される午後試験で配布される、問題内容の検討・整理用に使える白紙のことです。
秋元講師は、答案構成用紙を使わず、問題文中に資料として提供される「登記事項証明書」という登記記録に色々と書き込んで整理していくスタイルです。
9ヵ月コースの記述式は、解くポイントを解説するのではなく、実際にどのような順番で問題を読み、何を書きこんでいくのかといった手順を一緒に確認していく実況中継型です。
記述式講座のスケジュールは以下のとおり。
記述解法ベースアップ講座 | 不動産登記法10回 商業登記法10回 |
実況中継記述解き方講座 | 不動産登記法2回 商業登記法2回 |
初心者向けの「記述解法ベースアップ講座」、本試験レベルの「実況中継記述解き方講座」の両方とも実況中継型で解説していくので、講師と一緒に手順を進めることで記述式問題が解けるようになります。
9ヵ月速修専用のオリジナルテキスト
LECでは新15ヵ月合格コースなどの他のコースでは「ブレークスルーテキスト」を使いますが、9ヵ月合格コースでは、秋元講師作成の専用オリジナルテキストを使用。
9ヵ月コースは時間がないため、試験にあまり出ないものはバッサリとカットして分量を減らしています。
しかし、それでも90コマの講義では残り全てを説明しきれないため、テキストで自主学習する部分があるので注意。
自主学習部分は、秋元講師が講義で本来説明する内容を口語体で書いた解説となっているため、秋元講師の講義を聴いているのと同じように読めるように作られているのが特徴です。
自主学習部分は以下のように「電球マーク」が付いています。
また、講義で説明する部分もところどころ穴埋め形式となっているので、講義を受けながら手を動かすことで、眠気を防止したり、その場で暗記しやすくなるように工夫されています。
穴埋め形式の例は以下のとおり。
そのほか、図、事例、語呂合わせなどもたくさん盛り込まれているなど、読みやすさと分かりやすさにこだわり、自主学習や復習がしやすくなっているのが特徴です。
不動産登記の申請書作りを実体験できる
不動産登記法や商業登記法といった「登記」は馴染みがない人が多いため、イメージがわきやすいよう、説明の中に実務のこぼれ話が入っています。
さらに登記に親しみ、イメージを持てるよう、講義の中で実際の「不動産登記の申請書作り」をやります。
この申請書作りは中々に本格的で、講義で登記に使う資料を提供して、
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といったところまで体験することができます。
申請書作りを体験をすることで、実務が身近になり、試験問題の理解も進みます。
こうした実務的な申請書作りを講義でやっているのは秋元講師だけですので、実務的なイメージと試験勉強を結びつけたい人にも9ヵ月合格速修コースはおすすめです。
受講料金と支払方法
LEC司法書士9ヵ月コース(2024年度合格目標)の価格をまとめると以下のとおり。
受講形態 | 入学金※ | 定価 |
Web通信講座 | 10,000円 | 457,600円 |
DVD通信講座 | 549,450円 | |
生講義講座(Webフォロー) | 492,800円 | |
生講義講座(DVDフォロー) | 591,800円 | |
提携校通学(Webフォロー) | 492,800円 | |
提携校通学(DVDフォロー) | 591,800円 |
- クレジットカード(分割可)
- 銀行振込
- コンビニ支払い
- PayPay
- ペイジー(インターネットバンキングかATM払い)
- 教育クレジット分割払い
- LECオンラインショップポイント
生講義、通信講座、提携校通学、いずれの受講形態でもLECオンラインショップからの申込みが可能です。
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秋元講師は速修専業で指導している
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週3回講義なので、社会人でも頑張ればついていける
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一発合格者も継続的に出ている
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池袋への通学のほか、同時中継を視聴する講座や通信も利用できる
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関連性の高い科目は同時進行で講義し、時間ロスを防いでいる
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関連科目を横断的に図表などを使って整理する講義がある
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講師と一緒に記述式を解く手順を体験できる
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速修専用テキストは、講義を文章化、穴埋め形式、図表、語呂合わせなどの工夫がされている
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具体的な申請書作りを体験して、実務に親しみ理解を深められる
LEC司法書士9ヵ月コースのデメリット
LECの司法書士9ヵ月合格速修コースには、以下のようなデメリットもあります。
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これらのデメリットについてもチェックしていきましょう。
講義の進行スケジュールがタイト
専業受験生であれば余裕をもって講義についていけますが、あなたが社会人受験生の場合は、講義についていくだけでも大変になる可能性があります。
なぜなら、一般的な社会人向け講座は週2回講義なのに対し、9ヵ月コースは週3回講義だからです。
講義が週3回くらいであれば、十分についていけるのでは?
と感じる人も多いでしょう。
単に講義を受けるだけなら週3回講義でも余裕ですが、講義以外に復習と過去問演習をする時間も必要です。
一般的な社会人受験生と比較して、1週間の講義時間が1.5倍になるだけでなく、復習・過去問演習の時間・量も1.5倍。
そのため、社会人受験生が講義についていくには毎週大変な努力が必要です。
もっとも、標準よりも短期間な9ヵ月コースを検討している時点で、努力する覚悟はできていると思いますのでこの点はあまり大きなデメリットにはならないかもしれません。
講義以外に大量の勉強時間が必要
9ヵ月コースでは通常の復習・過去問演習に加えて「自主学習」も必要なため、他のコースよりも講義以外に必要な勉強時間が多くなります。
さらに、学習が進むと、
- 受けた講義の復習
- 記述式の復習・演習
- 試験範囲の最初からおっかけ復習
のように、必要な復習と問題演習の量が雪だるま式に増えていきます。
勉強を始めた当初は週3回9時間の講義に対して、9時間の復習・問題演習で足りますが、勉強が進んでくると毎週20時間、30時間…と講義以外の必要勉強時間が増えていくでしょう。
あなたが頑張ることで勉強時間を増やすことはできますが、限度はあります。
物理的に勉強に使える時間が足りなかった場合は、合格できない可能性が上がりますので、後述する「勉強方法・学習計画」などを参考にして、合理的な学習計画を立てましょう。
他の予備校の短期講座よりも高額
LECの9ヵ月コースは、他の大手予備校の短期講座よりも高めになることが多いです。
大手予備校の学習期間1年未満の通信講座の、定価と割引額(過去1年のデータ)を比較すると以下のとおり。
予備校・コース | 定価 | 割引額 |
LEC 9ヵ月合格速修コース |
457,600円 | 60,000~20,000円 (7月~11月) |
TAC・Wセミナー 山本オートマチック速修本科生 |
451,000円 |
55,000~44,000円 (8月~12月) |
伊藤塾 1年未満のコースなし |
ー |
ー |
辰已法律研究所 1年未満のコースなし |
ー |
ー |
最大割引が適用される7月は他と同じくらい安くなりますが、それ以降は割引額が下がるため、9ヵ月合格速修コースのほうが高くなる傾向があります。
しかし、大手予備校同士の数万円の差、格安通信講座との十数万円の差であれば、司法書士試験に1年早く合格することで挽回できます。
講座料金はいくつかの分割払いにも対応していますので、あなたが本当に良い講座だと思えたのであれば、ある程度の価格差は考慮せずに良い講座を選んだほうがトータルではお得です。
LECオンラインショップ
司法書士9ヵ月合格速修コース
公式サイト
LEC司法書士9ヵ月コースの勉強方法・学習計画
LECの司法書士9ヵ月合格速修コースを受講するのであれば、以下のようなポイントを押さえておきましょう。
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これらの点について解説していきます。
合格から逆算して学習計画を立てる
あなたが9ヵ月の勉強で司法書士試験に合格したいと考えているなら、合格に必要な勉強時間から1ヵ月の勉強時間、1週間の勉強時間と逆算して、合理的な学習計画を立てましょう。
一般的に司法書士試験の合格には3~4年で3,000時間の勉強が必要と言われます。
しかし、複数の合格体験記を見てみると、1年未満で合格する人は3,000時間も勉強しておらず、およそ1,800~2,000時間ほどで合格している人が多くいます。
9ヵ月で1,800時間勉強する学習計画を立てるとすると、1ヵ月、1週間、1日の勉強時間は以下のとおり。
期間 | 期間あたりの勉強時間 |
9ヵ月 | 1,800時間 |
↓逆算(÷9) |
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1ヵ月 | 200時間 |
↓逆算(×7/30) |
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1週間 | 46.6時間 |
↓逆算(÷7) | |
1日 | 6.6時間 |
専業受験生であれば、1日6.6時間以上を目標にすれば良いですが、社会人は毎日6.6時間勉強するのは厳しいでしょう。
そのため、社会人は1週間の学習計画を立てるほうが現実的。
週休2日の社会人の場合、例えば以下のような学習計画が立てられます。
平日(5日) | 休日(2日) | |
休日は勉強専念型 | 1日3時間 | 1日15時間 |
バランス型 | 1日4時間 | 1日13時間 |
平日に頑張る型 | 1日5時間 | 1日10時間 |
「9ヵ月で合格するためには大変な努力が必要」と言ってきましたが、具体的な1日の勉強時間が出てくると、本当に大変なのが伝わったのではないでしょうか。
実際に勉強を始めると、最初のうちはこんなに長時間の勉強は必要ないでしょう。
しかし、勉強が進むと復習量・問題演習量が増えますので、段々とこのくらいの勉強が必要になってきます。
効率的に時間を使って勉強
あなたが9ヵ月で合格を目指すなら、隙間時間を勉強時間に充てたり、勉強以外の時間を可能な限り削って、とにかく1日あたりの勉強時間を増やしましょう。
なぜなら、今までと同じように生活しながら、空き時間に勉強するくらいでは1日6.6時間や1週間で46.6時間も勉強することはできないからです。
1日の勉強時間を増やす具体的な方策例は以下のとおり。
隙間時間で勉強 |
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勉強以外の時間を削る |
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さらに効率的に勉強時間を増やしたい人は、働きながら半年で合格する勉強法まとめを参考にしてください。
テキストに情報を集約し直前期に活用
普段からテキストに必要な情報を書き込むようにして、直前期の勉強を効率化しましょう。
なぜなら、直前期になってから
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といった色々な教材を行ったり来たりして勉強していると、時間ばかりかかってしまい非効率だからです。
合格に必要な知識が一番分かりやすく詰め込まれているのはテキストですが、9ヵ月コースのテキストは重要部分に絞り込まれています。
そのため、過去問や答練などの問題を解いていると「これは知らなかった」という知識も出てきます。
知らなかった部分はテキストの余白に直接書き込むことで、テキストをあなたにとって最強の教材にカスタマイズすることができます。
直前期は、情報を集約したテキストを使えば他の教材の知識も復習することができ、時間効率が大幅にアップします。
理解度を記録して効率的に過去問演習
過去問を解くときは、問題の正誤だけでなく、選択肢をどのくらい理解できていたかの記録もつけるようにしましょう。
なぜなら、過去問題集は繰り返し解く必要がありますが、完全に理解できている問題を繰り返し解くのは時間の無駄だからです。
例えば、選択肢ごとに理解度を以下のような4段階で記録します。
◎ | 正誤の理由まで完璧に説明できる |
◯ | 正解はできたが、理由までは完璧ではなかった |
△ | たまたま正解できた、勘違いで間違えたなど |
✗ | 誤った理解で間違えた、知らなかった |
このような記録をつけておくことで、2回目以降に解く際に「◎の問題は飛ばしてOK」というように問題を解く量を減らすことができます。
また、「✗の問題は重点的に復習しなければいけない」といったことも分かります。
具体的には、✗の問題の説明はテキストに書き込んでおくことで、自然と復習の回数を増やせます。
このように、理解度を可視化しておくことで、限られた時間で効率的に過去問演習をするようにしましょう。
9ヵ月コースでは毎回の講義にて、次回までに解くべき過去問が指定されますが、合格ゾーン(過去問題集)を使って問題が指定されるため、9ヵ月コースを受講するのであれば、過去問題集は合格ゾーンを使用するのがおすすめです。
答練や模擬試験で弱点つぶし
答練や模擬試験は、本試験レベルの問題で実力チェックができるため、あなたの弱点を把握して対策するのに役立てましょう。
答練や模擬試験は、一通り講義が終わったあとの4月~6月の試験直前期に実施されます。
実践的な問題を解くことで、
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といったことが分かり、直前期にどの部分を特に復習すべきかを把握できます。
答練や模擬試験の中に、特に復習すべき問題がある場合もテキストの余白に書き込むことで復習の時間効率を上げることができるでしょう。
こうして講座で学んだことを習得し、弱点が無い状態にすれば本試験の合格に手が届くようになります。
LEC司法書士9ヵ月コースのサポート体制
LECは受講生サポートも以下のように充実しています。
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これ以外にも、LEC校舎の自習室などを利用できるため、自宅だと集中できない人はLEC校舎で勉強することもできます。
欠席時や復習用に繰り返し受講可能
通学講座を都合により欠席してしまった時や、復習のためもう一度講義を受けたい時に、講義を受講できるシステムが用意されています。
申込み時の受講形態ごとに利用できるシステムをまとめると以下のとおり。
通常時の受講形態 | 欠席・復習で受講できる形態 | |
Web通信講座 | Web配信 | Web配信 |
DVD通信講座 | DVD視聴 | DVD視聴 |
生講義講座 (Webフォロー) |
生講義 | Web配信 |
生講義講座 (DVDフォロー) |
生講義 | DVD視聴 |
提携校通学 (Webフォロー) |
同時配信視聴 | Web配信 |
提携校通学 (DVDフォロー) |
同時配信視聴 | DVD視聴 |
WebフォローはLECのMyページから視聴可能です。
DVD視聴フォローの利用は、Web配信フォローに比べ、91,850~99,000円ほど高額になりますが、講座の受講期間終了後もDVDが手元に残るため、本試験後でも繰り返し視聴できるというメリットもあります。
Webで質問できる「教えてチューター制度」
生講義講座であれば、秋元講師に直接質問するチャンスがありますが、他の受講形態であっても「教えてチューター制度」でWebから質問を送ることができます。
教えてチューター制度は、LECのMyページから利用できます。
教えてチューター制度では、講師や合格者が質問に回答します。
講義・テキストの内容はもちろん、司法書士試験に関する質問をすることができるため、勉強に行き詰まったときにも活用することができます。
LEC司法書士9ヵ月コースの合格者の声
LECの司法書士9ヵ月合格速修コースは、一発合格者を含む、毎年複数の合格者を輩出しています。
実際の合格体験記の一部を引用すると以下のとおり。
2023年度 一発合格者
講義中に触れられなかった箇所も分かりやすい説明がしっかりついているので、自学自習でも全く問題ありませんでした。
もちろん短期学習コースだからテキストの内容が薄い、ということもなく、必要十分な知識がぎっしり詰まっています。
2021年度 一発合格者
司法書士速修合格講座専用の秋元講師のテキストは非常に分かりやすくまとまっていたと感じています。
実際、私は直前期でもテキストの読み込みを継続していましたが、重要な点がまとまっており、効率よく重要な知識を再確認することができました。
2021年度 合格者
テキストの構成が独特で、最初は「順番通りにしたいなぁ」と思っていましたが、終わってみて独特な構成の理由がわかり、よ~く考えて作られていることを感じました。
また、図表の多さは感服いたします。図表をまとめたくなる混乱しがちな項目には、必ず図表が記載され、直前期に爆発的な威力を発揮しました。
無料体験であなたに合うか要チェック
同じ司法書士試験合格者でも勉強方法は人それぞれ。
どれだけ良い講座であっても、人によって「合う」「合わない」があります。
そのため、LECの司法書士9ヵ月合格速修コースを申込むかどうか決める前に、講義や教材を無料体験しておくことがおすすめです。
無料体験しておくことで、受講してから「こんなはずじゃなかった」となる確率を減らすことができます。
LEC司法書士9ヵ月合格速修コース全体構造1回目講義の動画は以下のとおり。
民法・不動産登記法1回目の講義の動画は以下のとおり。
LECのオンラインショップでは、Web配信講義を無料体験できますが、秋元講師の9ヵ月合格速修コースは含まれていません。
そのため、Myページの使い方や、Web配信講義の視聴方法など、システムの使い勝手の確認のために利用しましょう。
LEC司法書士9ヵ月コースを安く申し込むには?
9ヵ月コースの定価は45~59万円と高額なため、利用できるのであれば上手く割引制度を利用しましょう。
LECの司法書士9ヵ月合格速修コースの期間限定割引には以下のようなものがあります。
割引額 | 実施時期 | |
期間限定割引 | 60,000円割引 | 7月 |
45,000円割引 | 8~9月 | |
30,000円割引 | 10月 | |
20,000円割引 | 11月 |
また、上記の期間限定割引とは別に、LECオンラインショップのタイムセールにより、講座価格からの割引や、購入時のポイント付与率アップがある場合もあります。
最新のタイムセール情報は以下の公式サイトにてご確認ください。
セールとタイミングが合わないが、どうしても9ヵ月コースを受講したい場合は、分割払い(教育クレジットローン)やクレジットカード(分割払い)を利用することも考えられます。
LECの司法書士9ヵ月合格速修コースのまとめ
LECの司法書士9ヵ月合格速修コースは、
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など、1年未満の短期学習専用に作られています。
9ヵ月合格速修コースは、教材や講師の質も高く、安定して合格者も出し続けており、実績も十分です。
しかし、講師も言うように講座内容はかなりスパルタであり、講義に遅れずに付いていき、試験に合格するためには受講生の多大な努力が必要となります。
あなたがそれだけの時間を確保し、努力できるのかは申込み前にもう一度確認してください。