認定司法書士になるには【認定を受けるまでの流れ】

認定司法書士になるには司法書士試験
よしと
よしと

おつかれさまです!司法書士の「よしと」です。

将来は裁判業務もして困っている人の力になりたいのだけれど、認定司法書士になるにはどうすれば良いの?

そんな疑問はないでしょうか?

この記事では、認定司法書士になるにはどうしたら良いのか、認定司法書士になるまでの流れについて説明します。

司法書士試験に合格後、翌年6月の簡裁訴訟代理等能力認定考査で認定を受けた私が流れについて解説していきます。

スポンサーリンク

認定司法書士になるには

認定司法書士になると簡易裁判所における訴訟手続等の代理を業務とすることができるようになります。

関連記事:「認定司法書士とは。認定司法書士ができる業務」

認定司法書士になるには以下のような流れが必要になります。

  1. 司法書士試験に合格する
  2. 特別研修を修了する
  3. 簡裁訴訟代理等能力認定考査に合格する
  4. 司法書士登録をする

 

認定司法書士になるには1:司法書士試験に合格する

当たり前のことですが、認定司法書士になるにはまず司法書士になる必要があります。

司法書士になるには司法書士試験に合格しなければならず、認定司法書士になるにはここが一番の難関です。

逆に言えば、司法書士試験にさえ合格していれば認定司法書士になるのはそこまで難しいことではないとも言えます。

関連記事:「司法書士になるには【なる方法・流れ・合格後】」

認定司法書士になるには2:特別研修を修了する

例年11月に司法書士試験の最終合格発表があります。

そして合格者は新人研修と特別研修を受けることができます。

新人研修と特別研修は司法書士試験合格後すぐに受けなければならないものではありませんが、合格者のほとんどが合格後すぐに研修を受けるのであなたもすぐに受けた方が良いでしょう。

認定司法書士になるには、この特別研修の修了が必須です。

なぜなら、特別研修の修了証書が簡裁訴訟代理等能力認定考査の受験資格になっているからです。

特別研修の概要

開催時期1月下旬~3月上旬
開催場所以下の8地区で開催されます。関東はさらに細分化されています。

  • 北海道地区
  • 東北地区
  • 関東地区
    • 東京会場
      • 東京簡裁グループ
      • さいたま簡裁グループ
      • 千葉簡裁グループ
    • 神奈川会場
  • 中部地区
  • 近畿地区
  • 中国地区
  • 四国地区
  • 九州地区
内容
  • 集合研修(12時間)
  • グループ研修(36時間)
  • ゼミナール(18時間)
  • 模擬裁判(12時間)
  • 法廷傍聴(6時間)
  • 司法書士倫理等(4時間)
修了要件
  • 所定の課程を全て受講したこと
  • 訴状又は答弁書の起案等、必要とされる課題を全て提出したこと
  • 研修内容を十分に理解したと認められること
研修費用145,000円

特別研修の修了要件を満たすためには「所定の課程を全て受講」することが必要であるため、以下のいずれかに該当するとその時点で修了できないことが決定します。

  • 欠席
  • 15分以上の遅刻
  • 途中退出

正当事由のある遅刻は特例の補講措置がありますが、欠席に特例はありません。

途中でインフルエンザに罹って研修を受けられなかったらその時点で「また来年」が確定します。

研修費用の145,000円はドブですね。

そのため、特別研修を受ける人は遅刻に気をつけるのはもちろん体調管理が一番大事です!

また、新人研修は基本的に座学であり出席していればOKですが、特別研修は課題、質問、発表も多く内容はかなりハード。

課題が多く出されるので、平日に仕事をしていると期間中は特別研修だけでいっぱいいっぱいになります。

特別研修の内容の詳細は、民訴のスペシャリストで特別研修のチューターなどもされている司法書士の小山弘先生のサイトに載っています。

霞が関方丈庵:司法書士特別研修の日程・費用と内容まとめ

小山先生の立場から見たコメントも載っているのでここ以上に詳しく特別研修の内容が分かるところはありません。

認定司法書士になるには3:簡裁訴訟代理等能力認定考査に合格する

3月に特別研修が終わり、無事修了すると4月中旬までに簡裁訴訟代理等能力認定考査の申し込みを司法書士会にします。

そして、少し間が空いた6月の第一日曜日に認定考査があります。

ちょうど司法書士試験の1ヶ月前ですね。

簡裁訴訟代理等能力認定考査の概要
開催時期6月第一日曜日
開催場所
  • 東京
  • 大阪
  • 名古屋
  • 広島
  • 福岡
  • 仙台
  • 札幌
  • 高松
内容事実認定の手法に関する能力、弁論及び尋問技術に関する能力、訴訟代理人としての倫理に関する能力その他簡裁訴訟代理等関係業務を行うのに必要な能力を習得したかどうかについて、記述式により行う。
認定要件70点満点中40点以上
受験料10,900円

簡裁訴訟代理等能力認定考査は司法書士試験に比べればずっと簡単な試験です。

きちんと対策をすれば問題なく認定が受けられますので司法書士試験に合格してからしっかりと準備をしてください。

関連記事:「司法書士の簡裁訴訟代理等能力認定考査対策テキストのおすすめ」

 

スポンサーリンク

認定司法書士になるには4:司法書士登録をする

認定司法書士になるには司法書士である必要があります。

さきほどはそのために司法書士試験に合格する必要があると言いました。

しかし、司法書士試験に合格しただけでは司法書士ではありません。

試験合格後に司法書士登録をすることで初めて司法書士となります。

認定司法書士になるには司法書士登録の時期はいつでも構いません。

試験合格後にすぐ登録し、認定考査に合格すれば認定司法書士になれます。

試験合格後に認定考査に合格し、数年後に司法書士登録をしても登録をしたときから認定司法書士になれます。

認定司法書士になるにはまとめ

司法書士が簡易裁判所での訴訟手続等を代理するためには認定司法書士になる必要があります。

認定司法書士になるまでの流れは以下のとおり。

  1. 司法書士試験に合格する
  2. 特別研修を修了する
  3. 簡裁訴訟代理等能力認定考査に合格する
  4. 司法書士登録をする

このうち、司法書士登録は司法書士試験合格後であればいつでも構いません。

 

特別研修は145,000円、認定考査は10,900円かかります。

費用が足りない人には司法書士試験合格者を対象とした研修費用専用のローン制度もあります。

 

まずは司法書士試験に合格することが先決ですが、合格した人は認定考査も受けて認定司法書士として業務ができるようになりましょう!

関連記事:「司法書士の簡裁訴訟代理等能力認定考査対策テキストのおすすめ」

関連記事:「【未経験者】司法書士の転職エージェントで就職成功させるポイント」

 

2020年9月最新!司法書士予備校 割引まとめ
詳細をチェック!
2020年9月最新!司法書士予備校 割引まとめ
詳細をチェック!