おつかれさまです!資格ワン運営の司法書士「よしと」です。
初めての司法書士試験だけど準備しておいた方が良い持ち物って何かある?
そんな疑問はないですか?
この記事では、司法書士試験の当日に持っていく持ち物について説明します。
持ち物を事前に準備しておけば当日になって慌てることもなく、万全の態勢で試験に挑めますよ。
試験の持ち物のルールは最近また変わってきていますので、何度か受験されている方も今一度持ち物を確認しておきましょう。
司法書士試験の持ち物チェックリスト
わざわざ調べなくても試験当日に持っていく持ち物なんて分かっているよ、という人も今一度確認をしましょう。
必須の持ち物 | 受験票 |
鉛筆(BかHB) | |
ボールペン(黒インク) | |
消しゴム | |
あると良い持ち物 | 検討用のペン |
腕時計 | |
ペットボトル飲料 | |
昼食 | |
マスク | |
必要に応じて用意する持ち物 | ハンカチ |
ポケットティッシュ | |
タオル |
必須の持ち物は限られますが、あると良い持ち物は結構あります。
令和5年度の司法書士試験ではマスクの着用は個人の判断となりました。
着用必須ではありませんのでご注意ください。
持ち物それぞれに注意するポイントがありますので注意しましょう。
持ち物1:受験票は事前に用意
受験票は試験当日にかばんに入れず、前日までにかばんに入れておくようにしましょう。
最悪、当日家を出てから「受験票を忘れた!」とか「受験票持ってきたはずなのに見つからない!」ということもあるかもしれません。
その場合も試験会場内で再発行できる場所がありますので、焦らず落ち着いて行動しましょう。
再発行はしたことが無いのですが、おそらく身分証明書などを提示して本人であることが確認できれば受験票の再発行をしてもらえるでしょう。
持ち物2:鉛筆は削りすぎない、本数を準備する
普段は筆記具としてシャープペンシルを使っている人がほとんどだと思います。
鉛筆を普段から使い慣れていないと「まぁ1本あればマークできるし大丈夫でしょ」と考えるかもしれませんが、鉛筆は3本くらいは用意しておきましょう。
なぜなら、試験は普段の机とは違うため、天板が思ったよりも狭かったり、隣の人がスペースを使いすぎて狭かったりなどして、試験中に鉛筆を落としてしまうトラブルに見舞われてしまう可能性があるからです。
もちろん鉛筆を落としてしまっても申告すれば拾ってもらえますが時間をロスしてしまいます。
試験官を呼ぶ間にも残った別の鉛筆でマークを進めていくぐらいでなければなりません。
また、鉛筆を細く削りすぎてしまうと、試験会場でペンケースを開いたら圧迫されていたペンケースの中で芯が全て折れていたなんて状況になることも。
マークするときにも先が細い鉛筆よりもある程度先が丸まっている方が塗りやすいという利点もあるので少し太めに削っておいた方が良いのですよ。
普段鉛筆を使用しないので持っていない人は、マークシート用鉛筆を買っておくと良いです。
全てセットになっているものが安価に手に入るのでそのまま試験に持っていけます。
モノ マークシート用鉛筆セットの詳細 | |
内容物 | 特徴 |
マークシート用鉛筆(HB) 3本 (鉛筆先削り済み) |
紙への定着性が高く濃くはっきりとマークでき、消しゴムできれいに消しやすい超微粒子芯を使用 |
鉛筆キャップ 3個 | 通常のキャップと違い、キャップに出っ張りがあることで机上で転がりません |
モノ 消しゴム 1個 | スタンダードなモノ消しゴム |
ミニ削り器 1個 | コンパクトな鉛筆削り |
透明ペンポーチ | 鉛筆セットが収まり、かさ張らないミニサイズのポーチ |
関連記事:「択一式マークシートを1分でも早く塗る方法・コツ【司法書士試験】」 |
持ち物3:ボールペンは書きやすく負担の軽いものを
記述式の問題の解答はボールペンで書きますのでボールペンも必須の持ち物です。
普段の記述式の勉強のときから同じボールペンを使い、書き味に慣れておきましょう。
記述の解答していると手が痛くなってくるくらいの量を書きますので、書きやすく疲れにくいボールペンを選びましょう。
また、書いた文字が汚くならないようインクの乾きが早く、手が触れてもインクが伸びにくいものを使うのがベストです。
私自身のおすすめは三菱鉛筆の「JETSTREAM」です。
0.5mmのものが細かい字も書きやすくて良いと思います。
グリップ付きのボールペンも(始めから備え付けである場合には)使うことができます。
こちらは0.7mmなので少し字が太め。
私はその後の司法書士業務で「JETSTREAM」を使い続けています。
0.5mmのものは本体のカラーも複数色あるので他人のペンとも混ざりにくいのもちょっと嬉しいところですよ。
ボールペンについては以下の記事で詳細な解説をしています。
関連記事:「【司法書士試験】ボールペンのおすすめはこれ!【合格者の経験】」 |
持ち物4:検討用のペンは赤ペンがあれば十分
記述の問題の情報を整理するために赤ペンを用意しておくのも有効です。
しかし、多くの色を用意する必要はありません。
なぜなら、試験中に何度もペンを持ち替えて色分けするのは時間の無駄になるからです。
使うにしても通常の黒のほかに赤があれば十分。
さらに言えば、問題の検討用には「3色ボールペン」を使ったほうがペンを持ちかえる必要がなくなるので少しだけ時間を短縮できます。
3色ボールペンは軸が太く、書きにくいから好きじゃないという人も結構いるかと思います。
私自身もそうです。
しかし、問題の検討ではそこまでたくさん書くわけではないので、普段の問題演習のときから3色ボールペンを使っていると慣れます。
択一が終わってから3色ボールペンに持ちかえると「今から記述を解くぞ!」というスイッチが入るようにもなりますよ。
持ち物5:腕時計は用意するのがおすすめ
スマホで時間を見るから腕時計は持っていないという人も最近は多くなりました。
しかし、司法書士試験ではスマホを机上に置いておくことはできないので、腕時計は用意した方が良いでしょう。
試験室内にも掛け時計はあるはずですが、席の位置や周りの人の状況によって見づらかったり、顔を上げて確認するのも試験に集中するという点から見るとあまり良くありません。
そのため、筆記具などと一緒に机上に腕時計を置いておくのが良いです。
腕時計に慣れていない場合は特にアラームなどが鳴らないよう事前に設定を確認しておきましょう。
持ち物6:500mlペットボトルはほぼ必須
現在は試験中でも水分補給のためのペットボトルが持ち物として認められています。
試験時間は長いのでペットボトルは500mlサイズのものを用意するのがおすすめです。
持ち込むペットボトルはキャップで口が閉じられるものという指定があります。
机上におけるのは500mlサイズのペットボトル1本のみ。
許可されているのはペットボトルのみで、カン・ビン・水筒は認められていませんので注意しましょう。
昼食時に飲むためにカン等の飲料を用意するのはOKですよ!
私も試験当日は栄養ドリンクを持ち込んで試験前と昼食のときに飲んでいました!
試験中は水分補給をしなくても我慢できるかもしれませんが、人間は水分を少し失うだけでパフォーマンスが大きく落ちます。
そのため、意識的に水分を補給する方が集中して問題を解くことができます。
特に午後は3時間と試験時間も長く、記述など注意力が必要な試験もありますので、適宜水分を補給するようにしましょう。
持ち物7:当日の昼食は会場入り前に準備
近隣に飲食店が多い会場であれば外食することもできます。
しかし、移動時間や待ち時間なども考えると事前に昼食は用意していた方が休憩時間を有効に使えます。
午後の試験で眠くならない程度に消化しやすい昼食を用意しておく方が良いでしょう。
試験直後と試験直前はトイレも混みやすいですから、昼食を早く済ませると空いているうちにトイレを済ませておきやすくなりますよ。
関連記事:「司法書士試験当日の戦略的な「トイレ」と「昼休みの過ごし方」」 |
持ち物8:ハンカチ、ティッシュ、タオルなどは必要に応じて
新型コロナウイルスの影響により、司法書士試験の受験にはマスクが必要とされていましたが、現在は任意になっています。
ハンカチ等の持ち物も2019年度から机上に置くことができるようになりました。
7月という暑い時期なので、室内にクーラーが効いていても場所によってはあまり空調が届かなかったり、窓際で暑かったりすることがあります。
そのため、汗を拭くハンカチやタオルは用意しておいた方がベターです。
逆にクーラーの風が直撃する位置での受験となり寒いケースもあります。
試験当時は半袖で構いませんが、一枚上に羽織れるものを用意しておきましょう。
ティッシュやマスクも使う方は準備しておきましょう。
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司法書士試験で使えない持ち物に注意
ほぼ誰もがもっている携帯電話・スマホは試験前に確実に電源を切っておきましょう。
試験中に電源が入っていることが確認された場合、答案が無効になると注意事項にも明記されています。
携帯電話・スマホは電源を切った後はかばんの中に入れておきます。
ポケットに入れておくことはできません。
試験中にポケットにスマホが入っていることを指摘されたら余計な時間を取られ、疑いもかけられて散々ですよ。
また、普段勉強に集中するために耳栓を使っている人もいるかもしれませんが、試験中に耳栓を使うことはできません。
周りの環境音があっても集中できるよう直前期に慣れておくとベターです。
司法書士試験当日の持ち物まとめ
司法書士試験に持っていく持ち物は事前にしっかり確認しましょう。
持ち物それぞれに注意するポイントがありますので、用意したのに役立たなかったということがないように注意です。
持ち物を事前の準備をしておけば当日に余計なことに気を使わずに試験に集中することができます。
持ち物は試験当日までに9割以上の準備が終わっている状態を目指してください。
最後にもう一度持ち物リストを表示しておきます。
事前に持ち物が揃っているか確認してから試験に向かってくださいね。
必須の持ち物 | 受験票 |
鉛筆(BかHB) | |
ボールペン(黒インク) | |
消しゴム | |
あると良い持ち物 | 検討用のペン |
腕時計 | |
ペットボトル飲料 | |
昼食 | |
マスク | |
必要に応じて用意する持ち物 | ハンカチ |
ポケットティッシュ | |
タオル | |
マスク |