アガルート司法書士講座のカウンセリング・質問制度はどう役立つ?

アガルート司法書士講座のカウンセリング&質問制度 司法書士試験
よしと
よしと

おつかれさまです!資格ワン運営の司法書士「よしと」です。

厳しい司法書士試験に合格するためには、単に情報を詰め込むだけの講座だけでは厳しいです。

なぜなら必要な勉強の量・時間が膨大で、ほとんどの人が途中で挫折してしまうからです。

アガルートの司法書士講座では、学習の詰まり所を解消し、一人ひとりに合わせた最適な道筋を指し示すための充実したフォロー・サポート制度が多くあります。

質問制度からホームルーム、さらには講師によるカウンセリングまで、学習支援の多角的なアプローチが受験生の合格への階段を一歩ずつ確実に登らせます。

本記事では、これらのフォロー・サポート制度の

  • 特徴や利用方法
  • 有用性
  • 実際の利用事例

に至るまでまとめて説明。

また、利用者目線の課題とそれに対する具体的な対策も探求します。

アガルートのフォロー・サポート制度をフル活用し、効果的な学習を実現するポイントについて解説していきます。

アガルート司法書士講座の評判・口コミ

アガルート司法書士講座のカウンセリング・質問制度の仕組みと利用方法

質問は随時可能、カウンセリングは毎月予約が必要

アガルート司法書士講座には、受講生のサポート・フォロー制度として、

  • 質問制度
  • ホームルーム
  • 学習カウンセリング
  • 定期カウンセリング

が用意されています。

これらのサポート制度は、2025年合格目標講座では

  • 入門総合カリキュラム<ライト>
  • 入門総合カリキュラム<フル>

で利用できます。

入門総合講義では利用できません

これらの制度について、仕組みと利用方法を解説していきます。

質問制度の仕組みと利用方法

アガルート司法書士講座の質問制度は、テキストや講義の内容に関する質問に、講師が無料でいつでも回答してくれる制度です。

質問制度の概要をまとめると以下のとおり。

質問制度 「講師」が回答
回数(2025年目標講座以降) 250回まで
質問できること テキスト・講義の内容に関すること
利用方法(2025年目標講座以降) 専用の質問フォームから送信

質問回数は受講期間中に250回までとなっていますが、何度も繰り返し質問しても使い切ることは難しいくらい十分な回数があり、内容理解のほか学習の効率化やモチベーション維持に役立ちます。

質問は、専用の質問フォームから送ることができます。

アガルートと他社の質問制度の最大の違いは講師が質問に直接回答してくれること」

アガルートと他社の質問制度の回答者をまとめると以下のとおり。

  質問制度 サポート・フォロー対応者
講師 フォロー
専任
講師
合格者 スタッフ
アガルート 質問制度      
LEC 教えてチューター  
TAC 質問メール
伊藤塾 質問メール    
辰已法律研究所 質問メール      

他の大手予備校では講師が回答してくれる場合もありますが、司法書士試験合格者やスタッフが回答する場合もあり、基本的に誰に回答してもらうかは選べません。

アガルートは必ず講師が回答してくれるため、質問の答えを示してくれるのはもちろん、試験のためにどのように勉強するべきかといったアドバイスもしてくれます。

ホームルームの仕組みと利用方法

アガルート司法書士講座のホームルームは、毎月1回の講師による動画配信で、受講生のアンケートをもとに、講師が受講生の勉強方法などの悩みを解消するコンテンツです。

配信頻度(2025年目標講座) 月1回配信(2024年4月スタート)
配信者 講師
(浅野講師・三枝講師・竹田講師)
内容 受講生からの質問への回答や合格に向けたアドバイスなど

ホームルームの利用方法をまとめると以下のとおり。

事前アンケート 対象講座の人に、メールとマイページのお知らせで案内
視聴方法 マイページから視聴可能

特に質問したいことが無くアンケートに回答していない人もホームルームを視聴することはできます。

他の受講生がした質問があなたの勉強に役立つこともよくありますので、モチベーションアップや勉強のペースメーカーとして視聴すると良いでしょう。

カウンセリングの仕組みと利用方法

アガルート司法書士講座のカウンセリングは、電話で講師らと学習計画の作成や学習の進捗状況の確認、アドバイスなどの具体的な相談ができる制度です。

カウンセリングには以下の2種類があります。

学習カウンセリングチューター 月1回15分ほど
定期カウンセリング(有料オプション) 月1回30分ほど

カウンセリングの利用方法は以下のとおり。

  1. マイページの「お知らせ」から予約の案内がある
  2. お知らせから「予約フォーム」に進み、希望日時など必要事項を入力して申し込み
  3. カウンセリングの実施日時に電話がかかってくる

カウンセリングの日時予約は先着順

急な用事が入り予約日時に電話に出られない場合には、予約の取り直しも可能です。

学習カウンセリングチューターと定期カウンセリングの違い

学習カウンセリングチューターと定期カウンセリングは、どちらも受験生に有益な制度ですが、違いをまとめると以下のとおり。

  学習カウンセリングチューター 定期カウンセリング
担当者 講師or司法書士試験合格者 講師
実施頻度 月1回 月1回
1回あたりの時間 15分ほど 30分ほど
費用 追加費用なし 110,000円

カウンセリングではあなたが聞きたいことについて最初に説明する必要がありますが、具体的なアドバイスをもらうためには、

  • 不安に感じていること、悩んでいること
  • 自分の勉強方法
  • 現在までの進捗状況

など、あなた自身のことを詳しく説明する必要があります。

よしと
よしと

状況の説明と質問するだけでも5分近くはかかるでしょう。

そうなると、実際にアドバイスを受けられる時間はそれぞれ「10分」「25分」と2倍以上の差が出ます。

カウンセリング中に新たな疑問・質問も出てきますので、学習カウンセリングチューターだけでは全ての疑問が解決できないケースもあるでしょう。

学習カウンセリングチューターと定期カウンセリングで質問できる内容は違いませんが、時間に余裕がある分、定期カウンセリングのほうがより細かく具体的な部分までアドバイスがもらえます。

アガルートの竹田講師にインタビューした際には、定期カウンセリングを利用するべきかの基準について以下のように言っていました。

定期カウンセリングがおすすめな人 勉強について細かいところまでアドバイスが欲しい、毎回次回までの学習の目安を教えて欲しい、独力で通信講座を進めていくことに不安を感じる人
学習カウンセリングチューターだけで良い人 講義と教材だけあれば、後は自分で勉強を進められる人

アガルート司法書士講座 竹田講師インタビューはこちら

自分で学習計画を立てられる人であれば、計画の微調整などカウンセリングで聞きたい内容を絞れますので、学習カウンセリングチューターだけでも足りるでしょう。

カウンセリング・ホームルーム・質問制度の有用性は?

モチベーションアップ、具体的な学習計画で合格まで走り抜けるアガルートのフォロー・サポート制度を利用すると、以下のようなメリットがあります。

  • 知識の吸収・理解
  • 効率的な勉強方法
  • モチベーションの維持・向上
  • 適切な自己評価
  • 具体的な学習計画の作成

質問制度・ホームルーム・カウンセリングがそれぞれどのメリットに対応するかをまとめると以下のとおり。

  質問制度 ホームルーム カウンセリング
知識の吸収・理解  
効率的な勉強方法  
モチベーションの維持・向上
適切な自己評価  
具体的な学習計画の作成    

各メリットについてもう少し詳しく説明していきます。

知識の吸収・理解

質問制度やホームルームで、理解できなかった点や疑問点を質問したり、多くの受講生がつまづくポイントについての回答を聞くことで、

  • 講義で理解できなかった点が理解できる
  • 疑問点の解消や、周辺知識との関連付けで理解が深まる
  • 苦手分野の克服につながる

といったメリットがあります。

司法書士試験は試験範囲が広いだけでなく、知識を正確に身につけることが重要な試験のため、テキストや講義の理解を100%に近づけることが重要です。

効率的な勉強方法

ホームルームでは多くの受験生に共通する効率的な勉強方法、カウンセリングではあなたの状況に合わせた効率的な勉強方法についてアドバイスがもらえます。

司法書士試験は試験範囲が広く、覚える量も膨大。

限られた時間で効率よく勉強して、

新しく覚えた知識量 > 時間経過で忘れる知識量

という状態にしないと知識が増えず、何年頑張っても合格できません。

そのため、ホームルームやカウンセリングを通じて講師から

  • 適切な学習計画
  • 復習のやり方
  • 過去問の解き方
  • 苦手分野を覚えるためのポイント

など、合格に必要な知識を効率的に身につける勉強方法を教えてもらいましょう。

モチベーションの維持・向上

質問制度やホームルーム、カウンセリングは、受験生の学習モチベーションの維持・向上に効果的な手段です。

具体的には以下のようにモチベーションアップにつながります。

質問制度
  • 分からなかった部分が分かる → 達成感が得られる
  • 自分の理解が正しいか確認 → 自信につながる
  • 質問のやり取りでのコミュニケーション →孤独感を打ち消せる
ホームルーム
  • 学習の進捗状況を確認 → 達成感が得られる
  • 勉強の悩みや不安を解消 → 安心感が得られる
  • 他の受講生の悩みや頑張りを知る → 対抗心が刺激される
  • モチベーションアップ方法のアドバイス
カウンセリング
  • 講師に自分の勉強成果を知ってもらえる → 努力の評価
  • 具体的な勉強計画の提示 → 先行きの明瞭化
  • 講師との双方向のやり取り → 講師とのチーム感
  • 客観的な視点で学習進捗状況を評価 → 達成感や焦燥感

世の中の通信講座全般の最大のデメリットは「サボってしまい勉強が続かない」ことです。

アガルートはフォロー制度を通じて通学講座のようなこまめなサポートを提供し、受講生を孤独にさせないことを重視しています。

ときに励まされ、ときに厳しく指摘してもらい、最後まで勉強をやり切れるようあなたのやる気を刺激し続けてもらうと良いでしょう。

適切な自己評価

ホームルームやカウンセリングは、受講生が適切な自己評価を行うために有効です。

ホームルームやカウンセリングは

  • 他の受講生の進捗状況を知ることができる
  • 多くの合格者を見てきた講師に、自分の状況を判断してもらえる

といったことで、自分の位置を客観的に判断することができます。

他の受験生とどのくらいの差があるのか、講師から見て自分の勉強量は十分なものなのか、といったアドバイスが得られることで、

  • 苦手分野の把握
  • 今後どこに注力すべきか
  • 学習計画の改善

などに役立ちます。

具体的な学習計画の作成

カウンセリングでは今のあなたの進捗状況や環境に併せて、具体的な学習計画の提案や計画作成のアドバイスをしてもらうことができます。

カウンセリングで相談することで、

  • 自分の現時点での成績や今後の目標を正しく認識できる
  • 学習の方向性やペースを決められる
  • スケジュールを具体的に設定する
  • 計画の進捗状況から計画を調整する
  • 合格から逆算して今やるべきことを教えてもらえる

といったことから、あなた専用の学習計画を立てることができます。

勉強を始めると、あなたがどれだけ頑張って勉強したかは自分でも分かりますが、あなたが合格するためにどこまでやるべきかは分かりません。

そのため、あなたが自分で学習計画を立てても

  • 合格するには足りない努力
  • 逆に必要以上に時間をかけすぎる
  • 合格とは関係のない、方向性が違う努力

といった内容が含まれる計画になってしまいます。

そこで、カウンセリングであなたの勉強成果を共有し、「合格に必要なこと」を知っている講師に学習計画作成をサポートしてもらうことで、過不足ない学習計画を立てることができます。

カウンセリング・ホームルーム・質問制度の利用事例

アガルート司法書士講座の以下の4つのフォロー・サポート制度について、実際の利用事例を紹介します。

  • 質問制度
  • ホームルーム
  • 学習カウンセリングチューター
  • 定期カウンセリング

質問制度

質問制度では講義やテキストの中身に関する内容を質問できます。

テキストで復習する範囲についての事例

民法の講義では、学説についてあまり触れずに進んでいますが、復習の際に学説を読んでもよく分かりません。

学説についても民法の講義を全て終えたら理解できるようになるものなのでしょうか。

また、学説について試験で問われることはあるのでしょうか。

講義で飛ばしている箇所(主に学説)は、目を通さなくても大丈夫です。

過去においては学説からの推論問題が出題されることもありましたが、近年の試験では出題されていません。
今後も出題の可能性は低いと思われます。

以上です。
引き続きがんばってください。

具体的な過去問・テキストの記述内容についての事例

民法肢別過去問集の問題15では、「事理弁識能力を欠く常況にある者について、保佐開始の審判をすることはできない」とありますが、民法テキストP16の左上に、「保佐開始の審判申立てに関する審理の結果、後見開始の要件を満たすと認定された場合、申立人は、申立ての趣旨を変更することができる」とあります。

変更することが「できる」ということは、変更せずに保佐開始の申立てを続行することもできる、という意味だと把握したのですが、結局保佐開始の申立てのまま続行しても、後見開始の要件を満たす場合には、保佐開始の審判がされることは無く、その申立ては無意味になってしまう、ということでしょうか。

司法書士試験としては過去問に出題がありますように「精神上の障害により事理を弁識する能力を欠く常況にある者について、保佐開始の審判をすることはできない。」という点を抑えていただければ十分です。

ご質問のテキストの記載は実務的な内容になりますから深追いする必要はありません。
参考に留めてください。

保佐開始の申し立てをしたが、実際には後見開始が相当であると判断されることは実務においては良くあります。
その場合、裁判所は申立人に申立の変更を促すのが一般的です。
これがテキストに記載されている内容です。
申立人がそれに応じないのであれば、その申立ては却下されます。

以上です。
引き続きがんばってください。

ホームルーム

ホームルームでは受講生のアンケートでの質問に対して講師が動画上で回答してくれます。

勉強のモチベーションに関する事例

勉強のモチベーションの維持が難しいです。

(回答:三枝講師)

択一式と記述式の学習バランスについての事例

択一と記述はどのくらいのバランスで学習するべきか。

(回答:竹田講師)

ホームルームを勉強のきっかけにしたいという事例

動画の視聴について、進捗が悪く申し訳ありません。一つ一つ進めます。

ホームルームを机に向かうきっかけの一つとして活用できればと思います。
授業以外の面でもサポートいただきありがとうございます。

進捗が悪くても大丈夫です。
少しでも動画を視聴すること、講義を消化することができれば十分です。
一番やってはいけないことは進みを止めることです。

なので、少しでもいいので講義を聞いたり過去問を解いたりして学習を継続してください。
きっとその方がメンタル的にも安心できるでしょう。

勉強時間についての事例

休日に勉強時間をたくさん取りたいと思っています。
合格者は10時間程度勉強していると聞いて、それくらい取りたいと思ってはいるのですが、頑張っても6、7時間程度でなかなか目標には届きません。

午前と午後に分けてそれぞれ3,4時間ずつ勉強していますが、そうすると夜になると頭が回らな
くなって、体力的にもきつくなり勉強に手が付かなくなります…

集中力回復のために、午前と午後の間で家事をしたりして気分転換をしているのですが、なかな
集中力の回復が難しいです。
直前期は謎の集中力でもう少し頑張れますが、この時期から勉強時間を多くとるコツはあります
でしょうか?

学習時間がどの程度とれるのかは個人差があります。
多く取れれば取れるだけ良いですが毎日絶対10時間とるのかと言えばそうではないです。
時間をたくさんとるよりは集中して学習できる時間を増やすことに意識してもらえればと思います。

学習時間を多くとるコツはやはりスキマ時間を活用することです。会社の休み時間を利用して講義を見たり、子供と出かけた際も公園のベンチで過去問を解いたり、ちょっとした時間を積み重ねて勉強に充てていくとトータルの時間が増えていくと思います。

ただし先ほど申し上げたようにただ増やすのではなく質の良い学習時間が増えるように気を付けてください。

学習カウンセリングチューター

学習カウンセリングチューターでは電話で1回15分程度、勉強方法などについて相談することができます。

必要な勉強時間についての事例

合格者の方は1日何時間ほど学習していますか?

一般的に独学で司法書士試験の合格に必要な勉強時間を3000時間と言われているので、合格を目指す期間から1日あたりの勉強時間を算出すると、1年で約8.2時間、2年で約4.1時間、3年で約2.7時間です。

ただし、予備校を活用すると出るところに絞った対策ができるので、1年から半年で合格した方は1日6時間、2年の方は3時間、3年の方は1~2時間のイメージです。

あくまでも目安になるので、習得スピードによって前後しますし、これ以上の学習時間が取れるの
であればその分に越したことはないです。

合格後の就職先についての事例

40代で就職先はありますでしょうか?

あります
司法書士は、他の士業と比べても合格者数が少なく、合格者の平均年齢は40.65歳(※)です。
なので、「有資格者」というだけで価値があり、事務所から重宝されます。

60代で司法書士に合格して司法書士になった方もいますので、合格した後に職がないってことは
考えにくいです。

司法書士の就職事情ですが、試験に合格した後のキャリアプランは大きく分けると、就職するか
独立開業するかです。

就職の場合の就職先も色々とあり、司法書士として就職する場合と司法書士資格のある一社員として就職する場合があります。
代表的な就職先をいくつかあげると司法書士事務所・司法書士法人、法律事務所、合同事務所、一般企業の法務部、不動産関連企業です。

※令和5年度試験の前の相談事例のため、平均年齢データは令和4年度のものです。

定期カウンセリング

定期カウンセリングでは電話で1回30分程度、勉強方法などについて相談することができます。

記述対策を始める時期についての事例

記述式対策はいつ頃から始めれば良いでしょうか?

まず目標とするのは択一式試験の基準点を突破する実力を身に着けることなので、過去問の正
答率が7~8割を超えたら着手してください。

記述式試験で求められるものは何よりもスピードです。
記述式試験は、問題文を読み、即判断する能力が求められます。

これには前提として正確な知識が必要とされますから、択一式の学習が記述式においても不可欠であることは言うまでもありません。
つまり、択一式の学習があっての記述式です。

記述式試験を突破するために、最初に求められることはひな形が書けることなので、択一式の過
去問がある程度解けるようになってきたらひな形集に目を通して次のステップのイメージを掴ん
おきましょう。

学習イメージが湧かない、気を付けておくべきポイントについての事例

司法書士試験について試験概要は把握してるもののいまいち学習のイメージが湧きません
学習する上で気を付けておくべきポイントはありますか?

試験内容をおさらいしましょう。
試験は年1回、毎年7月に筆記試験が実施されます。
その後、筆記試験合格者は口述試験に進みます。
筆記試験は午前2時間、午後3時間の計5時間の長丁場の試験で、試験科目は11科目です。

総合得点の合格点は、200~210点前後となることが多く、75%程度は正解しなければなりません。
さらに相対評価なので、年度により合格点は異なります。
口述試験はほとんど合格するので筆記試験に注力しましょう。

また、午前の択一式、午後の択一式、午後の記述式のそれぞれで基準点(足切り点)があるので
注意が必要です。

司法書士試験の難易度は非常に高く、合格率は4~5%で他資格と比べると、難易度は司法試験よりは低く、土地家屋調査士よりは高いとされる難しい試験です。

難易度が高い理由は先ほどお話したように相対評価であること・特殊な法律科目が多いこと・「捨て科目」を作れないことがあげられます。
だから、いつまでに合格したいのかを明確に意識して、それに向けてその時が自分の実力のピークになるようにイメージしながら勉強することが必要です。
目標に向かって着実に知識を身に付けていきましょう。

カウンセリング制度の課題と対策

進捗・質問・悩みを事前にまとめておくべしアガルート司法書士講座のカウンセリング制度は有用な制度ですが、十分に活用できていない事例も多くみられます。

そのため、

  • カウンセリングの現状の課題
  • カウンセリングを有効活用するための対策

について説明していきます。

現状の課題

アガルート司法書士講座のカウンセリング制度は、予約した時間内で自由に相談できるため、あなたが勉強に対して受身の姿勢だと

  • 勉強の進捗状況を上手く説明できない
  • 相談したいことが思いつかない
  • ネットで調べられるような内容の質問をしてしまう

といったことが起こります。

上手く具体的な相談・質問ができなければ、講師も一般的な回答しかできないため、

講師と電話で話せたので、なんだか安心した

という効果しか得られません。

これではせっかくのカウンセリングを十分に活用できているとは言えません。

有効活用するための対策

アガルートのカウンセリング制度を有効活用するためには、主体的にカウンセリングの質問の準備をしておくことが必要です。

具体的には、

  • どの科目のどの部分まで勉強したか
    • 良く分かったと感じている部分はどこか
    • 苦手、分かりにくいと感じている部分はどこか
  • 1日どのくらい勉強できているか
    • 1日のうち、まとまった勉強時間はどのくらい取れるか
    • スキマ時間にどのくらい勉強しているか
  • 講義・テキスト復習・過去問をどのくらいのバランスで進めているか
  • 勉強をする上で悩んでいること
    • 勉強時間の確保について
    • 家族や同僚など周りの環境について
    • 合格目標とする年度について
    • 引っ越し・転勤など大幅な環境変化について
  • 自分で考えている今後の勉強計画

といったことを普段から書き出しておき、カウンセリングの際には講師と共有しておけば貴重な時間を無駄にせずにカウンセリング制度を有効活用できるでしょう。

実際に、Google Documentを使いパソコン上でメモを共有してカウンセリングを受けていたという人もおり、非常におすすめの方法です。

アガルート司法書士講座のカウンセリング・質問制度まとめ

アガルート司法書士講座のカウンセリング・ホームルーム・質問制度は、

  • 知識の理解を深める
  • 効率的な勉強方法を見つける
  • モチベーションの維持・向上
  • 自分に適した学習計画の作成

などで大いに役立ちます。

質問制度を通じて疑問を解消し、ホームルームで他の受講生と悩みを共有し、学習カウンセリングチューターや定期カウンセリングを利用することで、より具体的な目標設定と計画の修正を行うことができます。

もちろん課題もあり、カウンセリングは事前に準備をして、主体的に利用することが鍵となります。

こうしたフォロー・サポート制度を上手く活用することで、受講生のそれぞれの強みを伸ばし、弱点を補えるカスタマイズされた学習が可能となります。

アガルート司法書士講座【公式サイト】

記事の執筆者
司法書士
よしと

元公務員の司法書士。
司法書士は4年、行政書士は4ヵ月で合格。
現在は埼玉県で司法書士として開業中。
司法書士試験に合格して人生が変わり結婚、2児の父に。
昔はRPG→SLG→格ゲー→オンゲーと色々ゲームしてたり、動画作ったりしてました。

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