おつかれさまです!資格ワン運営の司法書士「よしと」です。
司法書士の勉強を始めたけど、難しくて勉強が辛い。もう止めようかな。
司法書士試験の勉強を数年続けているけど点数が伸びない…。挫折しそう。もう勉強止めた方がいいのかな?
伸び悩んでいる状態から脱出して点数を伸ばすにはどうしたら良いの?
そんな風に思ってませんか?
この記事では、
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といった内容を説明します。
あなたが挫折しそうなのはなぜなのか、しっかり自己分析ができれば解決法はありますよ。
私も2年目、3年目のときは勉強を続けていくのが苦しく、もうダメかもと挫折しそうな時期がありました。
それでも4年目には司法書士試験に合格できています。
その経験を踏まえて挫折しそうなときにどうすれば良いのかを解説していきます。
司法書士試験で挫折するポイント
数年に渡って司法書士試験の勉強をしていると、合格者であってもほとんどの人が勉強に挫折しそうになった経験があります。
人によって当てはまるポイントは違いますが、挫折する、挫折しそうになるポイントは例えば以下のようなものがあります。
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初学者は特に勉強に挫折しやすいです。
不動産登記法や会社法・商業登記法で勉強についていけなくなったり、年明けから短期間でマイナー科目7科目の講義があってペースについていけなくなりがちです。
また、一年目は筆記の勉強だけで手一杯で記述が全く書けるようになれず、
こんなに難しい試験なんて合格できる気がしない
と挫折しがち。
実に初学者向け講座を全部消化できる人は1割ほどしかいないとも言われます。
勉強を続けて7月の本試験を受けても、試験が終わると一度勉強から解放されるため、もう辛い勉強は止めようという気持ちが生まれやすく挫折しやすいです。
翌年以降も勉強を続けている中上級者の人も、本試験で点数が伸びなかったり去年よりも点数が減ってしまったりすると
1年頑張ったのに何の意味もなかった、無駄な1年を過ごしてしまった
という気持ちになりやすく、勉強に挫折してしまいます。
このように司法書士試験の勉強を続けている限り、心が折れて挫折しそうになるポイントがあります。
合格者のほとんどもこのような挫折ポイントを経験しながら勉強を続けて合格をしています。
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挫折して司法書士試験を諦めるかの判断
勉強に挫折すると司法書士試験から撤退しようかと思うことがあります。
予備校などであれば
勉強を頑張って続ければあなたも合格できるよ!
と励ます(そしてあわよくば講座を買ってもらう)ところですが、私は予備校関係者ではないので「司法書士試験よりもっと幸せになる方法があるならそっちを選んで良いんですよ」と言います。
挫折しそうなときには、あなたがなんで司法書士試験の勉強を始めたのかを思い出してみましょう。
司法書士は今の仕事よりもっと稼げそう!
と思ったのであれば、他の仕事でもお金を稼ぐことはできます。
勉強を続ける労力を他のことに向けた方が稼げるようになるかもしれません。
サラリーマンじゃなくて、独立して仕事がしたい!
と思ったのなら、行政書士など他の資格でも良いですし資格を取らなくても自分で起業することも可能です。
起業というととても難しく聞こえますが、今はネットなども使えますので自分でいくらでも仕事を作ることができます。
このように、他の方法でもあなたの目標が達成できるなら、司法書士試験の勉強は挫折・撤退して他の方法に挑戦しても良いでしょう。
難しくて辛い勉強を続ける必要はありません。
しかし、
司法書士になってこういう仕事がしたい
と思ったのなら、苦しくても勉強を続ける価値あり。
なぜなら、勉強を続ける以外に目標を達成する方法はないからです。やるしかない背水の陣状態です。
あなたにとって司法書士とは勉強という苦行をしても取りたい資格なのかどうか、勉強を始めるときに思ったこと、今思っていることを考えて勉強を続けるのか、勉強を止めるのかを決めてください。
挫折せずに勉強を続けようという気持ちになれた人は挫折を乗り越えるための対策をチェックして勉強を続けていきましょう。
挫折しそうな状態への2つの対策
司法書士試験の勉強を続けよう!と思えたのであれば、再び挫折しないように対策を立てていきましょう。
挫折しない対策はおおまかに以下の2つ。
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この2つについて説明していきます。
2つの対策としてはいますが、ほとんどの人は2つを組み合わせて考える必要があるでしょう。
挫折対策1:環境の見直し
不動産登記法や商業登記法、マイナー科目などの講義についていけなかった人が挫折を感じた原因は単純です。
それは勉強時間が足りなかったからです。
純粋に勉強時間が足りなかったのであれば、時間を増やすしか解決策はありません。
隙間時間に少しずつ勉強できるような工夫をしたり、講座(スタディングなど)や過去問アプリを活用して地道に勉強時間を増やしていきましょう。
時間を増やす極端な例としては、仕事場近くに引っ越す、仕事を変えるというものもあります。
あなたの中の優先順位に従って取る方法を取捨選択してください。
司法書士として働く優先度が高ければ、自宅から近い司法書士事務所で補助者として働きながら勉強する、という方法もありでしょう。
司法書士と補助者の転職&求人情報を探す8つの方法【未経験でも】
挫折対策2:勉強法の見直し
主に点数が伸び悩んでいる人が挫折を感じた原因は、勉強時間不足か勉強法が合っていなかったことです。
勉強時間不足についてはさきほど説明したとおり。
ここでの問題は勉強法です。
司法書士試験の合格に必要な知識を覚えるため、合格するためにはある程度決まった勉強方法があります。
この勉強方法ができていなければいくら勉強を続けていても合格することはできません。
独学で勉強を続けていて伸び悩んでいる人は予備校の利用を検討すべき。
12年独学して合格できず、伊藤塾の入門講座を受けて3年で合格したという人も実在します。
このように、独学で伸び悩んでいる人には一度初学者向け講座で全ての知識を整理することをおすすめします。
初学者よりも知識量は多いはずなので、上手く整理できればすんなり合格する可能性もあります。
現在予備校を使って勉強している人は、他の講師や他の予備校の利用も検討の余地があります。
なぜなら、講師によって知識のまとめ方に違いがあり、知識のまとめ方を変えたらどんどん覚えられるようになることもあるからです。
実のところ、私自身が講師を変えて成功したパターンです。
どちらの講師も悪いことはなかったのですが、変更後の方が講師との相性が良く知識の吸収スピードが上がり合格しました。
しかし、短期間で予備校や講師をコロコロ変えることはおすすめしません。
なぜなら、予備校や講師が悪いのではなく、あなたの勉強への取り組みが伸び悩んでいる原因の可能性もあるからです。
最低1年は講師のやり方に従って勉強を続けていくことをおすすめします。
1年続けて手応えが感じられなければ変更してみると良いでしょう。
1年未満の期間では、講師の良いところ悪いところは掴みきれません。
短期間で講師を変えた結果、どの勉強法も身につかずあなたの合格が遠のく可能性もあります。
伸び悩んだ数年の勉強の効果
あなたが今点数があまり伸びない勉強をしていても、その勉強は決して無駄ではありません。
私自身も2年目から3年目は得点が伸びず、2年目に基準点を超えていたのに、3年目で基準点が取れずに挫折しそうになりました。
しかし、得点はできなくても繰り返し勉強することで知識の量は増えていました。
得点が伸びないと辛いですが、繰り返し勉強したことで確実にあなたは成長しています。
合格したければ地道に勉強を繰り返すしかありません。
そのため、毎日短時間でも良いので勉強して、少しずつ勉強時間を長くしていってください。
勉強しない日はなんだか落ち着かない
となってくれば合格はかなり近いでしょう。
私は合格した年の1月からようやくその境地に達しました。
司法書士試験に挫折しそうな時の2つの対策まとめ
司法書士試験では初学者は特に挫折しやすいですが、中上級者も挫折しそうになるタイミングがあります。
挫折して司法書士試験の勉強を止めたくなったら、あなたがどうして司法書士を目指したのかを思い出しましょう。
勉強をしなくても目標を達成する方法が他にあるのなら、勉強はやめて他に挑戦するのも良いです。
司法書士でなければならない理由があるのであれば、もう一度覚悟を決めて勉強しましょう。
勉強に挫折しないためには、
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といった対策が有効。
現在の予備校や講師を変える場合は、最低でも1年は使ってからにしましょう。
1年未満の期間では本当に予備校や講師があなたにあっていないのか、あなたが活用しきれていないだけなのかが判断できないからです。
司法書士試験に合格している私も受験生時代は何度も挫折しそうになりました。
挫折を乗り越え、地道に勉強を積み重ねた人が合格できるのが司法書士試験。
あなたの現状に合わせた挫折対策をして、あなたの目標を達成しましょう。
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