おつかれさまです!資格ワン運営の司法書士「よしと」です。
人に教える勉強法というのがあるけどどんな効果があるの?
デメリットは?
人に教える勉強法ってどうやればいいの?
いつも聴いてくれる人がいるわけじゃないけど、それでもできるの?
そんな風に思っていませんか?
この記事では人に教える勉強法について以下の内容を説明します。
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私は公務員試験では第一志望に合格、その後司法書士に興味を持って4年かけて合格しました。
試験範囲が広く正確に記憶することが求められる司法書士試験で勉強した経験から、記憶の定着に役立つ「人に教える勉強法」の効果、デメリット、やり方まで全て説明していきます。
「人に教える勉強法」の効果・覚える理由
資格試験の勉強は、
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この2つをバランス良くこなすことが重要です。
今回の「人に教える勉強法」は良いアウトプットになります。
この「人に教える勉強法」の効果・覚える理由をまとめると以下のとおり。
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それぞれの効果について少し詳しく説明していきます。
理解があやふやな部分に気づける
自分で問題集を解くときには、解き方や結論をしっていれば答えを出すことができます。
しかし、人に教えようとすると「どうしてその解き方になるのか」「どうやってその結論が出てくるのか」も理解していなければ、教科書を読み上げるだけになってしまいます。
そういう公式だから。そういう条文だから。では人に教えることにはなりませんよね。
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といった結論が出てくるまでの「過程」(ストーリーとも言える)の全体を理解していないと教えられません。
そういった全体像を自分で説明できるように考えてみると、上手く自分の言葉で説明できない部分=自分がよく理解できていなかった部分がどこなのかが明確になります。
このように「人に教える勉強法」をすることで、あなたがどこを理解していて、どこを理解していないのかに気づくことができます。
思い出す力が高まる
「人に教える勉強法」は弱点に気づけるだけではなく、今理解していることを定着させて試験中に思い出せるようになるのにも役立ちます。
「人に教える勉強法」をすると、
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といった勉強法以外に「人に教える」という側面から考えることが加わることで、1つの知識を様々な視点から見ることができます。
色々な側面を知っていればいるほど人間の記憶は強固になります。
「昨日初めて会ったAさん」よりも
「昨日初めて会った同い年で一番好きな映画が私と同じAさん」の方がAさんのことを覚えられるはずです。
一番好きな映画の話題を聞いたときに、Aさんを思い出すなんていうように、思い出すきっかけも増えるでしょう。
勉強も同じで、関連した情報が増えれば増えるほど記憶に定着しますし、思い出しやすくもなります。
また、人に直接教えると、
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といった人間の五感を複数使いながら教えることになるため、全身を使って記憶に定着しやすくなります。
あなたは東野圭吾さんの小説「ガリレオ」を知っていますか?
福山雅治さん主演で月9で連続テレビドラマになったり映画化されたりもしました。
主人公の湯川先生は何かをひらめくと、突然黒板などに大量の数式を書き出し始めますが、あれも頭の中で情報を整理するために実際に手を動かして数式を書き出し、目で見える状態にしていているわけです。
関連記事:「勉強中の「独り言」で「覚えた知識」を「使える知識」に変える方法」 |
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「ひっかけ」に強くなる
「人に教える勉強法」には、人に講義するだけではなく、問題を出すことも含まれます。
単に知っているか知らないかの問題だけではなく、似ているけど結論が違う「ひっかけ問題」も出そうとすると、
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といった出題者側の考えることが分かるようになるので自分が問題を解くときに「ひっかけ」られにくくなります。
例えば、条文で「みなす」と「推定する」の違いなど、解く側からすると
そんなつまらない問題を作りやがって!
と思いますが、出題者側は出すのが簡単です。
しかもそれでひっかかるのは「過程」を理解していない人ですからある意味適切に受験生をふるいにかけられる問題になります。
「みなす」と「推定する」の違いはちゃんと理解できていますか?
ある条文がどうして「みなす」なのか、どうして「推定する」なのか理屈を並べて説明できますか?
その説明ができるようになれば、あなたはきっとその「ひっかけ問題」が出されても間違えることはないでしょう。
「人に教える勉強法」のデメリット
「人に教える勉強法」のデメリットは以下の2つです。
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直接人に教えるのはちょっと気恥ずかしいです。
自宅で1人模擬授業をするのであっても、実際に声を出して授業をするのであれば恥ずかしさを覚えるでしょう。
対策としては、
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などが考えられます。
慣れる、は対策ではないような気もしますが。
1人模擬授業するときは声を出さなくても口は動かした方が良いです。
頭の中だけで黙読する方法もありますが、口を動かした方が脳が刺激されて記憶しやすいですよ。
周囲に人の目がある状況であれば、黙読でOKです。
不審者になってまでやる必要はありませんので。
「人に教える勉強法」の一番のデメリットは時間がかかることです。
教えようと思っている内容の全体像を思い出して整理するのでとても時間がかかります。
そのため、試験の直前期など忙しいときには「人に教える勉強法」は効率が良くない可能性があります。
しかし直前期であっても、何度勉強してもどうしても覚えられない部分だけ「人に教える勉強法」をして理解を深める、なんて使い方であればアリでしょう。
「人に教える勉強法」の4つのやり方
じゃあ「人に教える勉強法」をやってみよう!
と思っても、あなたの普段の勉強スタイルによってできる方法は違います。
そのため、「人に教える勉強法」の以下の4つのやり方を紹介します。
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それぞれの具体的なやり方について詳しく説明していきますね。
1人模擬授業
教える相手がいなくてもできるのが「1人模擬授業」です。
外でやるときは声を出さず、自宅でやるときには声を出してすることができます。
ポイントは以下のとおり。
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人に教えることに慣れていない人ほど、模擬授業をすることで精一杯になってしまい説明の内容がまとまっていないことがあります。
そのため、録音して後で聴き直すと説明が足りなかったところがどこか気づくことができ、もっと勉強効果を高めることができます。
録音した模擬授業を通勤電車の中で聴けば隙間時間の有効活用にもなりますよ。
プレゼン原稿を作る
1人模擬授業をするのはハードルが高い…
という人には勉強内容のプレゼン資料を作るという方法もおすすめです。
上手く伝わるプレゼンをするためには、背景を分かりやすく説明し、ポイントを押さえ、結論を伝える必要があります。
この流れはまさに模擬授業と同じです。
普段から仕事でプレゼンをすることが多い人は、勉強内容のプレゼン資料を作る方法のほうがやりやすいでしょう。
問題を作る
まだ一通り教えられるほど理解はできていない!
という人は、今あなたが理解している範囲で問題を作ってみるのも良い方法です。
既存の問題集の問題をベースに内容を一部変更すれば誰でも簡単に問題を作ることができます。
その際に、
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など、どの部分を作り変えたら違う問題になるかを考えることが良い勉強になります。
家族や友人に教える
「人に教える勉強法」としてまっさきに思いつくのが実際に家族や友人に教える方法です。
相手からの反応が帰ってくるため、勉強効果は一番高いのですが、実は一番やるのが難しい方法でもあります。
何の準備もせずにいきなり家族や友人に教えてみるのはとても難しいです。
そのため、他の3つの方法を先に行っておき、それを元にして家族や友人に教えるようにするとやりやすいです。
家族や友人に教える方法は、相手に分からないところがあれば質問してもらえるようにすると効果が上がります。
なぜなら、自分では説明が足りていないことに気づいていなかったことを気づかせてくれるため、自分が理解できていなかったところが新しく分かるからです。
このように説明不足を補っていくことで全体の理解が完璧となり、知識を忘れなくなります。
実際に家族や友人に教えるのは「人に教える勉強法」の集大成と言えるでしょう。
人に教える勉強法まとめ
この「人に教える勉強法」をすることで以下のような効果・メリットがあります。
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テキストを読んだり問題集を解いたりするのと比べて、時間が多くかかるのがデメリットですがそれらでは得られない効果があることが大きなメリットです。
「人に教える勉強法」の以下の4つのやり方があります。
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自宅や外の自習室、相手がいるかいないかなどに合わせて様々な方法で「人に教える勉強法」をすることができます。
実際に家族や友人に教える方法は一番難しく準備に時間もかかりますが、一番効果も大きくなります。
自分1人で模擬授業をするだけでもいつもと違った側面から理解を深められるので、なかなか知識が定着しないと悩んでいる人はできる方法から試してみるのがおすすめですよ。