【経験者が解説!】公務員から司法書士を目指す方法・注意点

公務員から司法書士試験とその後司法書士試験
よしと
よしと

おつかれさまです!資格ワン運営の司法書士「よしと」です。

公務員から司法書士って合格できる?

どのくらい勉強すれば司法書士に合格できるのかな?

司法書士の仕事って公務員とはどんな風に違う?

公務員が司法書士試験を受けても副業禁止の問題は起きないだろうか?

そんな疑問はありませんか?

 

私自身も地方公務員から司法書士に転職をした経験者です。

しかし、司法書士試験の合格率はおよそ4%

過去に公務員試験に合格した人であっても簡単に合格できる試験ではありません。

私も自分が思っている以上に勉強に苦戦しました。

 

そのためこの記事では、公務員から司法書士を目指す場合に知っておきたい以下の点について説明します。

  • 公務員から司法書士試験に合格できるか
  • 必要な勉強時間と勉強方法
  • 公務員と司法書士の働き方の違い
  • 公務員試験がどのくらい役立つか
  • 司法書士試験と副業禁止規定の兼ね合い
  • 合格後の研修を受けるべき時期

 

この記事を読むことで、公務員から司法書士になるためにどうやって勉強していけば良いのか、合格までどのくらい勉強時間が必要なのか、公務員と司法書士の働き方の違いが分かりますよ。

公務員から司法書士試験合格は可能

「公務員として勤めているものの、司法書士に興味を持ち始めた」という昔の私のような方のために役立つ情報をまとめていきます。

まず、大前提となる最初の疑問。

 

公務員から司法書士試験に合格することはできるか?

答えはYesです。

 

司法書士試験の受験生のほとんどは社会人であり、公務員であってももちろん合格することができます。

あなたが今勤めている部署があまり残業が無い部署であれば勉強もしやすいでしょう。

 

公務員から司法書士、勉強の鍵は予備校

司法書士試験は合格率が4%前後しかない難関試験で、午前択一、午後択一のおよそ8割にあたる基準点を超えなければそれだけで不合格となります。

そのため、一般的な公務員試験よりももっと勉強しなければなりません。

 

独学で合格する人もいますが、私が実際に知っている範囲では独学で合格しているのはとても優秀な人だけで、ほとんどの合格者は予備校を使って勉強しています。

私が合った合格者の統計と、試験データから計算すると独学で合格するのは受験生の0.063%~0.3%ほど。

独学合格者・一発合格者の割合の計算

私自身も4年間予備校を使って公務員から司法書士に合格しました。

 

予備校を選ぶポイントは、まず講師との相性。

次に受講スタイルです。

なぜなら、司法書士試験合格のためには毎日コツコツと勉強を続けていくのが一番大事だからです。

あなたが勉強を続けやすい講師、続けやすい講座を選ぶようにしましょう。

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公務員として勤務を続けながら司法書士を目指すのであれば、働きながらでも勉強を続けやすい、大手に比べて費用が格安といった特徴があるスタディングやアガルートがおすすめです。

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必要勉強時間はおよそ3,000時間

司法書士試験の合格にはおよそ3,000時間の勉強時間が必要と言われます。

そのため、毎日勉強を続けるのが最大の合格法となります。

 

日をあけて勉強するとその分知識を忘れやすくなるので勉強時間も、勉強期間も余計にかかる可能性が高くなります。

  • 平日2時間
  • 休日(週2日)5時間

これだけ毎日勉強できるとすると週に20時間勉強することができます。

 

これを続けていければおよそ3年で3,000時間勉強することができますので、上記の勉強時間を確保できるかどうかを司法書士を目指すかどうかの目安にすると良いでしょう。

必要勉強時間と勉強計画の立て方の解説

公務員→司法書士を目指す場合に知っておきたいこと

あなたに合う予備校に通い、平日2時間、休日5時間の勉強を続ければおよそ3年くらいで司法書士試験に合格する能力が身につく可能性が高くなります。

 

公務員から司法書士を目指すにあたり、事前に以下のことを知っておきましょう。

  • 公務員と司法書士の働き方の違い
  • 公務員からの司法書士試験の有利点
  • 副業禁止規定との兼ね合い
  • 合格後の研修の受け方

それぞれについて解説をしていきます。

公務員よりも働き方の自由度が高い

公務員から見ると司法書士の仕事の特徴には以下のようなものがあります。

  • 仕事の自由度が高い(独立すれば特に自由)
  • 事務所勤めでも基本異動はない
  • 職場の雰囲気は事務所により様々
  • 仕事内容も事務所によってなんでもやるところもあれば特化しているところもある

独立すれば事務所の方針はあなたが自由に決めることができるので、あなたがやりたい仕事に注力することができるようになります。

 

どのような仕事でも「やりがい」ということが言われますが、司法書士として独立すると自分のしたことが全て自分に返ってくるのでとてもやりがいがあります。

物事の決定のために延々と稟議を回覧したりする必要なく、必要だと思った仕事をすることができるようになりますよ。

公務員試験の知識はあまり役立たない

教養科目だけの市役所を除けば、多くの方は教養科目+専門科目を勉強して公務員となっているはずです。

専門科目の中で民法、憲法などは一通り勉強しているでしょう。

しかし、

公務員試験で民法は勉強したことあるから司法書士試験も有利!

と思うのは止めておきましょう。

 

私自身も少し楽ができると思っていましたが、司法書士試験で問われる民法は内容が非常に細かく0から学び直すつもりで勉強しないと合格ラインには達しません。

特に物権、担保物権の分野は根抵当権などが非常に細かいところまで必要になります。

 

しかし、民法に比べ憲法はそこまで難易度が高くないので公務員試験で憲法が得意科目だった人は復習する感覚で勉強することができるでしょう。

 

つまり、公務員試験で得た知識で役立つのは憲法だけです。

民法も分かると侮っていると民法でドツボにはまりますので注意してください。

元公務員のダメダメ合格体験記

司法書士試験だけなら副業禁止に該当しない

司法書士試験に合格しても公務員の副業禁止規定の問題にはならないか

という不安は無いでしょうか?

司法書士試験に合格しても副業禁止規定に抵触することはありません。

 

司法書士試験に合格すると

いつでも司法書士会に登録をして司法書士になることができる状態

となります。

 

合格したら司法書士登録をしなければいけないわけではないので、合格しただけで副業の問題になることはありません。

 

しかし、司法書士登録をすれば副業の問題となります。

 

司法書士登録をするためには「事務所の所在地」を届け出る必要があり、司法書士として登録すると「依頼を受ける義務」も発生します。

そのため、

登録はしたけど実際にまだ仕事をするつもりはないから副業ではない

という主張は通らないでしょう。

合格後の研修はすぐに受けるのが良い

司法書士試験に合格すると12月から3月くらいにかけて断続的に新人研修(全国・ブロック・司法書士会)や特別研修などが行われます。

各司法書士会の新人研修の開催時期は司法書士会によってかなり異なるため12月から3月以外の時期に行われるところもあります。

 

この新人研修等は合格した年度に受けなければいけないものではないため、翌年以降に受けることも可能。

しかし、同じ年に合格した人たちと一緒に研修を受けた方が同期合格者の知り合いも作りやすいので、すぐに受けるのがおすすめ。

 

1月後半くらいの時期から平日に連続で研修が行われるので有給休暇を取ることができるのであれば勤めながら研修に出ることも不可能ではありません。

ですが、今後は司法書士の仕事をしようと思っているのであれば公務員を退職して研修と転職活動に専念するのも手です。

なお、司法書士事務所に勤務すると新人研修等に参加させてもらえるところが多いため、筆記試験合格が分かった時点で司法書士事務所に転職をし、事務所勤務をしながら新人研修に出るようにすると収入を途切れさせずに済みますよ。

早めに実務に触れておくと独立の時期を早めることもできるのでおすすめ。

 

早めの独立を考えているのであれば、司法書士試験の勉強をしながら司法書士事務所で働き経験を積んでおくという選択肢もあります。

あなたのタイプにもよりますが、「勉強+実務」をリンクさせた方が勉強がしやすい人もいます。

 

司法書士事務所は未経験でも比較的転職しやすい業界です。

そのため、公務員から転職するのも難しくありません。

特に、司法書士試験の勉強を一通りしている人であれば採用されやすいですよ。

関連記事:「【未経験者】司法書士の転職エージェントで就職成功させるポイント」

公務員から司法書士を目指す方法・注意点まとめ

司法書士試験は社会人が主役の試験であり、公務員ももちろん司法書士試験に合格することができます。

司法書士試験は難関試験であるため、公務員として勤務を続けながら合格を目指すのであれば通信講座を使ってコツコツ勉強した方が良いです。

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アガルートの詳細・評判の解説

合格に必要な3,000時間の勉強をするためには、平日2時間、休日5時間週に20時間勉強を続けてもおよそ3年かかります。

それだけの勉強を続けられるかどうかが、司法書士試験を目指すかどうかの目安となるでしょう。

 

司法書士試験に合格するだけであれば公務員の副業禁止規定の問題になることはありません。

その後司法書士として仕事をしようと思うのであれば研修を受けた方が良いですが、研修は平日にも行われます。

 

司法書士事務所勤務であれば研修時に休ませてくれるところが多いので、筆記試験合格が分かった時点から司法書士事務所への転職活動を始めるのがおすすめです。

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だから、あなたが短期合格したいなら自分に合った優良講座を選ぶことがとても重要です。

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記事の執筆者
司法書士
よしと

埼玉県で独立開業している現役司法書士。
30代で某政令市公務員を辞め、苦節4年でついに司法書士試験合格。
行政書士試験は勉強ブランク5年から4ヶ月で合格。
埼玉県産。ダサイタマ言われると喜ぶ。
ゲーム好き。積みゲー多し。
2児の父。

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